~趣味の世界~
東京マルイのガスブローバックガン、M.E.U.ピストルです。
グロック、M9と定番を補完していくと絶対に外せないのがガバメント系のシングルカラムの方。基本となる5インチモデルとなると定番中の定番はミリガバですが、さすがにマルイのはエアコキの新旧と造るモデルガンシリーズも見てきていてちょっと外したい。好みに近いのはシリーズ70ですが、傷を入れるとヘコみそうな上質さよりも今度のはもう少しガシガシ使っていきたい。そこで丁度良さそうだったのがMEU。
MEUは米海兵隊の即応部隊である海兵遠征部隊のことで、.45ACP大好きなアメリカ人らしく制式のM9(9㎜×19)を使用せずに先代のM1911A1の保管品から選別したフレームに新品のガバメント系パーツを乗せて採用した拳銃がPISTOL CALIBER .45 MEU(SOC)、通称「MEUピストル」です。現在はレイル付きのフレームを持ちデザートカラーに塗られたM45A1に更新されています。
外箱はデザートカラー。一時期マルイのエアコキシリーズの外箱がこんな色だったような?
開封。発泡スチロールの緩衝材に迷彩柄の布が掛けられています。
内容は銃本体とマガジン、説明書袋詰めとその他添付品セット箱。
添付品セット箱の中にはBB弾少々、赤いマズルキャップ、空撃ち用のフォロワーストッパー、工具となる樹脂製のパーツ1点。説明書袋詰めの方にはクリーニングロッドが入っています。
説明書。
説明が無いと使い方がわからないパーツの用途もちゃんと書かれています。
銃本体左右。いわゆるカスタムガバですが、モディファイ具合はオリジナルの姿を大きく崩さない程度に留められています。
銃口付近。構成はミリガバと同じで、リコイルスプリングガイドではなくリコイルプラグのまま、バレルの位置決めもバレルブッシングによるもの。アウターバレル内前端にはライフリング表現があり、その1cmほど奥に真鍮のインナーバレル前端がきます。
スライド前半部。スライドは前方側面にもセレーションのあるスプリングフィールドアーモリー製のスライドを模しています。
フロントサイトは大型のものが装備されています。スライド側の溝に横から嵌めてあるだけなので左右の調整も可能なハズです。
トリガー付近。トリガーはセンチメーターマスターのでおなじみな3つの肉抜き穴のあるタイプ。イモネジで調整できそうですが、かなり細いレンチが必要そう。パーツ表を見ると後方から差し込まれてるだけのような・・・
グリップはパックマイヤータイプ。実物はゴム製で左右と前面が全部繋がっていますが、これは樹脂製で左右と前面は分割されており、左右グリップ内には大きなウェイトが入っているようです。
グリップ後面のスプリングハウジングはストレートタイプ。下にはランヤードリングがあります。
グリップセーフティはビーバーテイルで、握りの部分も隆起したタイプ。
ハンマーはリングタイプでハーフコックとフルコックができます。フルコックすると左右アンビタイプのマニュアルセーフティを上側に掛けてロックできます。リヤサイトは特徴的な「ノバックサイト」が装備されています。
右側。こちら側のセーフティもちゃんと機能します。
刻印。アウターバレルは樹脂製なので一体で繋がっているチャンバーも樹脂製。外から見える別パーツになっている小パーツなどは一応金属製になっているので、それほどプラップラな感じではありません。
注釈。トイガンをシンナーでは拭かないかなぁ・・・
サイトピクチャーはこんな感じ。ホワイトなどは入っていませんが、基本に忠実。
スライドをいっぱいに引いてホールドオープンしたところ。
マガジンはステンレス風にシャンパンゴールドな塗装仕上げ。ヘアラインも入っていて一見騙されます。
左右に細くガス容量的には不利で冬場はあまり動作性が良くないと聞きます。冬場はどんなガスブローバックでもろくに動かないのでそこは割り切りましょう。
マガジンバンパーが装備されていますが、プラ製なので落とすのは厳禁。下面には穴が2つあり、前側の穴の奥にガス注入口があります。
マガジンを挿したところ。
ガバメント系らしくマガジンキャッチを押すとスルリとマガジンが滑り落ちてきます。
通常分解を。まずはマガジンを抜いてスライドを引き分解位置に。
スライドストップの軸を右側から押して・・・ってコレ何か押しづらい!
何で真っ平にするの・・・
スライドストップが抜きにくいですが何とか抜くとスライドが前に抜けます。
フレーム側。金属製のシャーシが入っています。
スライド側。こちら側はまだ分解できますが、ちょっとオイリーであまり触りたくない雰囲気なのでまた今度。
チャンバー下左側にホップ調整ダイヤルがあります。
それでは早速発射の準備を。マガジン底部からガスを注入し、BB弾を込めます。
フォロワーを下げて前面のスリットから弾を流し入れるのがスマートでしょうか。ローダーでリップからギャリギャリ一杯に入れると29発ほど入りますが、フォロワーが下がりきってしまっているのでこのまま銃に挿すとノズルを痛めます。
幸いこのマガジンは1発ずつリップから抜き出しやすいので1発抜いて最大28発に留めます。
気温は28℃、湿度は・・・雨上がり。初速は大体70m/s前後で安定しています。リコイルはM9やG18Cと同程度かな?ハイキャパみたいにバッスンバッスン強くはないので、ちょっと物足りなく感じるかも。
全弾撃ち尽くすとホールドオープン。箱出し状態でホップの効きは0.2gが15mを真っ直ぐ飛ぶくらい。
ハイキャパとスライドの互換があると聞いたので入れ替えてみます。MEUのフレームにハイキャパ5.1のスライドは取り付きますが、ハイキャパ5.1のフレームにMEUのスライドは取り付きませんでした。
MEUのフレームにハイキャパ5.1のスライドで普通に撃ててホールドオープン。全然普通に使えちゃう。ただしリコイルはMEUの強さ。
じゃあ何でハイキャパフレームにMEUのスライド乗らないのか。
そう、途中までは差し込めるんだけど、引っ掛かって止まる。
赤丸で示したところが一方通行な互換性を生んでるようす。フレーム左側のレールがハイキャパのものにくらべMEUのは薄くなっています。
スライド側ではハイキャパのスライドは太いレールでも細いレールでも通るスペースがあるのに対し、MEUのスライド側はMEUフレームの薄いレールしか通らないようになっています。
忘れちゃいけない本体重量。マガジン込みで843g。
マガジン抜きでは650g。
マガジン単体では193g。計算合いますね。
WAのデルタエリートと。
このデルタエリートは古いモデルで、最近のはもっと仕上げが美しいです。値段も長物並みですが、値段相応だと思います・・・
マルイのエアコキガバメントと。
このエアコキガバメントはHGの方で、軽くエイジング加工しています。コレも安いエアコキとしては凄まじい作りの逸品。
うん・・・やっぱガバメントも沼だな・・・
@@@
ちょっと無難に選び過ぎたかしら。ガス容量の点で他のダブルカ―ラムな銃には負けますが、それ以外は実用寄りに上々なガバメント系です。
グロック、M9と定番を補完していくと絶対に外せないのがガバメント系のシングルカラムの方。基本となる5インチモデルとなると定番中の定番はミリガバですが、さすがにマルイのはエアコキの新旧と造るモデルガンシリーズも見てきていてちょっと外したい。好みに近いのはシリーズ70ですが、傷を入れるとヘコみそうな上質さよりも今度のはもう少しガシガシ使っていきたい。そこで丁度良さそうだったのがMEU。
MEUは米海兵隊の即応部隊である海兵遠征部隊のことで、.45ACP大好きなアメリカ人らしく制式のM9(9㎜×19)を使用せずに先代のM1911A1の保管品から選別したフレームに新品のガバメント系パーツを乗せて採用した拳銃がPISTOL CALIBER .45 MEU(SOC)、通称「MEUピストル」です。現在はレイル付きのフレームを持ちデザートカラーに塗られたM45A1に更新されています。
外箱はデザートカラー。一時期マルイのエアコキシリーズの外箱がこんな色だったような?
開封。発泡スチロールの緩衝材に迷彩柄の布が掛けられています。
内容は銃本体とマガジン、説明書袋詰めとその他添付品セット箱。
添付品セット箱の中にはBB弾少々、赤いマズルキャップ、空撃ち用のフォロワーストッパー、工具となる樹脂製のパーツ1点。説明書袋詰めの方にはクリーニングロッドが入っています。
説明書。
説明が無いと使い方がわからないパーツの用途もちゃんと書かれています。
銃本体左右。いわゆるカスタムガバですが、モディファイ具合はオリジナルの姿を大きく崩さない程度に留められています。
銃口付近。構成はミリガバと同じで、リコイルスプリングガイドではなくリコイルプラグのまま、バレルの位置決めもバレルブッシングによるもの。アウターバレル内前端にはライフリング表現があり、その1cmほど奥に真鍮のインナーバレル前端がきます。
スライド前半部。スライドは前方側面にもセレーションのあるスプリングフィールドアーモリー製のスライドを模しています。
フロントサイトは大型のものが装備されています。スライド側の溝に横から嵌めてあるだけなので左右の調整も可能なハズです。
トリガー付近。トリガーはセンチメーターマスターのでおなじみな3つの肉抜き穴のあるタイプ。イモネジで調整できそうですが、かなり細いレンチが必要そう。パーツ表を見ると後方から差し込まれてるだけのような・・・
グリップはパックマイヤータイプ。実物はゴム製で左右と前面が全部繋がっていますが、これは樹脂製で左右と前面は分割されており、左右グリップ内には大きなウェイトが入っているようです。
グリップ後面のスプリングハウジングはストレートタイプ。下にはランヤードリングがあります。
グリップセーフティはビーバーテイルで、握りの部分も隆起したタイプ。
ハンマーはリングタイプでハーフコックとフルコックができます。フルコックすると左右アンビタイプのマニュアルセーフティを上側に掛けてロックできます。リヤサイトは特徴的な「ノバックサイト」が装備されています。
右側。こちら側のセーフティもちゃんと機能します。
刻印。アウターバレルは樹脂製なので一体で繋がっているチャンバーも樹脂製。外から見える別パーツになっている小パーツなどは一応金属製になっているので、それほどプラップラな感じではありません。
注釈。トイガンをシンナーでは拭かないかなぁ・・・
サイトピクチャーはこんな感じ。ホワイトなどは入っていませんが、基本に忠実。
スライドをいっぱいに引いてホールドオープンしたところ。
マガジンはステンレス風にシャンパンゴールドな塗装仕上げ。ヘアラインも入っていて一見騙されます。
左右に細くガス容量的には不利で冬場はあまり動作性が良くないと聞きます。冬場はどんなガスブローバックでもろくに動かないのでそこは割り切りましょう。
マガジンバンパーが装備されていますが、プラ製なので落とすのは厳禁。下面には穴が2つあり、前側の穴の奥にガス注入口があります。
マガジンを挿したところ。
ガバメント系らしくマガジンキャッチを押すとスルリとマガジンが滑り落ちてきます。
通常分解を。まずはマガジンを抜いてスライドを引き分解位置に。
スライドストップの軸を右側から押して・・・ってコレ何か押しづらい!
何で真っ平にするの・・・
スライドストップが抜きにくいですが何とか抜くとスライドが前に抜けます。
フレーム側。金属製のシャーシが入っています。
スライド側。こちら側はまだ分解できますが、ちょっとオイリーであまり触りたくない雰囲気なのでまた今度。
チャンバー下左側にホップ調整ダイヤルがあります。
それでは早速発射の準備を。マガジン底部からガスを注入し、BB弾を込めます。
フォロワーを下げて前面のスリットから弾を流し入れるのがスマートでしょうか。ローダーでリップからギャリギャリ一杯に入れると29発ほど入りますが、フォロワーが下がりきってしまっているのでこのまま銃に挿すとノズルを痛めます。
幸いこのマガジンは1発ずつリップから抜き出しやすいので1発抜いて最大28発に留めます。
気温は28℃、湿度は・・・雨上がり。初速は大体70m/s前後で安定しています。リコイルはM9やG18Cと同程度かな?ハイキャパみたいにバッスンバッスン強くはないので、ちょっと物足りなく感じるかも。
全弾撃ち尽くすとホールドオープン。箱出し状態でホップの効きは0.2gが15mを真っ直ぐ飛ぶくらい。
ハイキャパとスライドの互換があると聞いたので入れ替えてみます。MEUのフレームにハイキャパ5.1のスライドは取り付きますが、ハイキャパ5.1のフレームにMEUのスライドは取り付きませんでした。
MEUのフレームにハイキャパ5.1のスライドで普通に撃ててホールドオープン。全然普通に使えちゃう。ただしリコイルはMEUの強さ。
じゃあ何でハイキャパフレームにMEUのスライド乗らないのか。
そう、途中までは差し込めるんだけど、引っ掛かって止まる。
赤丸で示したところが一方通行な互換性を生んでるようす。フレーム左側のレールがハイキャパのものにくらべMEUのは薄くなっています。
スライド側ではハイキャパのスライドは太いレールでも細いレールでも通るスペースがあるのに対し、MEUのスライド側はMEUフレームの薄いレールしか通らないようになっています。
忘れちゃいけない本体重量。マガジン込みで843g。
マガジン抜きでは650g。
マガジン単体では193g。計算合いますね。
WAのデルタエリートと。
このデルタエリートは古いモデルで、最近のはもっと仕上げが美しいです。値段も長物並みですが、値段相応だと思います・・・
マルイのエアコキガバメントと。
このエアコキガバメントはHGの方で、軽くエイジング加工しています。コレも安いエアコキとしては凄まじい作りの逸品。
うん・・・やっぱガバメントも沼だな・・・
@@@
ちょっと無難に選び過ぎたかしら。ガス容量の点で他のダブルカ―ラムな銃には負けますが、それ以外は実用寄りに上々なガバメント系です。