~趣味の世界~
以前ベルサタイプバイポッドの時だったかに、触った事もないハリスタイプはどうこうと想像で書いてしまったのでやはり一度は触っておきませんと、という事で買いましたハリスタイプバイポッド。昔はそこそこ高かったのですが最近は安いのがいくらでもあります。
何も書いてないそっけない外箱。
開封。ビニールの袋に収められたバイポッドと、小袋に入れられた付属パーツ。
というか油なのかビニールなのか、強めのケミカルな臭いがします。
バイポッド本体と付属品。
付属品は20mmレイルアダプター、バイポッドアダプター、大きめの六角レンチ。
バイポッドを立てたところ。足はスプリングで畳んだ位置と立てた位置で止まるようにテンションが掛けられており、操作は足を掴んで動かすだけ。ただし左右は連動しておらず1本ずつ動かす必要があります。
銃本体と接する台の部分は左右の板バネによって多少の復元力が持たされており、ある程度銃をロールさせる事が出来るようになっています。また後面にあるダイヤルネジを締めたり緩めたりする事でロールする動きを渋くしたり軽くしたりもできます。
前方下にもネジが付いており、その後方にある金具で銃のバイポッドアダプターを掴み、ネジを締める事でバイポッドアダプターを下へ引っ張りよせて固定するようになっています。
バイポッドアダプターを掴む部分。ゴムの板が挟んでありますが、これは輸送時の脱落防止のためのもので実際に使う時には外すものなのでしょうか?挟んだままだと邪魔なので取っちまいました。
足には伸縮機能があり、スプリングの付け根のちょっと下にあるスイッチを押すとロックが解除されて足が延ばせるようになります。
スイッチを押しながら手で伸ばしてやる必要がありますが、延長部分には途中に何ヵ所か溝があり、その位置でスイッチを離すとそこで固定されます。
足の先の方についているスプリングは何?というと、スプリングごと足をいっぱいに縮めて固定したところから・・・
スイッチを押すとシャッと自動的にいっぱいまで伸びます。縮めた時にスプリングを圧縮していないと自重で伸びるか手で延ばすかしかないので少し微妙な機能に感じます。
では早速取り付け準備を。まずは下にあるネジを緩めてバイポッドアダプターを掴む部分を上に出し、
掴む部分の反対側をつまんで掴む部分を拡げるのですが、拡がらない!
ググると台に開いている穴が左右に狭いやつがあるので削る、とあります。この台は樹脂製で削るのは造作も無いのですが、この個体は別に狭いわけではなく、バイポッドアダプターを掴む部分が思うように可動してくれないのです。
下側をペンチで力いっぱいつまんでも、バイポッドアダプターの幅より2mmほど開き足りません。
下側のつまむ方との間にある軸部分が狭まりすぎているようなので、そこを留めているコの字型の金具を左右に拡げ、可動範囲を拡げてみたらどうか。
何とかバイポッドアダプターの幅分まで拡げられました。ただし少しコジるようにしないとバイポッドアダプターを掴めません。もうちょっとスムーズに開閉してくれるといいのですが・・・
取り出したるはマルイL96AWS。この銃にはバイポッドアダプターが元々付いているので・・・
ベルサタイプが付いているのでこれを外し、バイポッドアダプターをハリスタイプバイポッドの前述の金具で掴み・・・
下のネジを締めて固定して出来上がり。
うぅむ・・・このいかにもな感じがたまりません。
畳んだ状態。ベルサタイプは両足を束ねて掴んでサッと畳んだり展開したりできるので利便性ではちょっと負けているかも。
足を延ばしたところ。かなり高くなりますが、腰を下ろしてサイトインするにはまだ少し低いです。
足の設置位置を変えずに左右へはこの程度振る事ができます。足を地面から離し、銃の下にバイポッドをぶら下げている状態でも、バイポッドがあまりブラブラしないのはハリスタイプの利点として挙げられるでしょう。
ハリスタイプバイポッド本体の重量は376g。
対してベルサタイプは630gあり、重量の点でも利点があります。ただしウチにあるこのベルサタイプがたまたま重いタイプなだけで、もっと軽いベルサタイプもあるようです。
次に、20mmレイルのアダプターを取り付けてみます。このアダプターの下面にはバイポッドアダプターが突き出ているので、銃に付いているバイポッドアダプターを掴むのと同じ手順で固定するだけです。
ただネジを締めてもなかなか固定されず、下側にすっぽ抜けそう・・・
固定できました。あとは銃の前方下面に20mmレイルの付いた銃に取り付けるだけです。
レイルの横溝に掛かる部分はネジ部の1ヵ所だけなので、ピカティニーじゃない20mmレイルでも横溝がありさえすれば取り付けられます。このエアコキM14のアンダーレイルはウィーバーレールに近い変な横溝間隔なのですが、問題無く取りつきました。
さて付属品のうちバイポッドアダプター単体のものはどう使うかというと、
ハンドガードの下穴に挟んで固定するだけでOK。画像のMOEハンドガードの下穴は丁度良くそのまま取り付きますが、M16A2やM4のハンドガードだと穴が大きいのでワッシャーが要るかも。M16A1みたいな左右分割のハンドガードだと取り付けられません。
バイポッドアダプターが付いたら後は他と同様にバイポッドを取り付けるだけです。ストックにもよりますが画像のM4だとマガジンが当たるので足を少し延ばさないと3点支持できませんでした。
@@@
バイポッドは銃をどう使うかによって要る要らないがハッキリわかれるかと思いますが、いざバイポッドを付けるとなるとハリスタイプは比較的オススメ度の高いバイポッドといえます。取り付けには多少手間があるものの、銃に付いてさえしまえばクセの無い素直な操作感のバイポッドです。ただし上画像の5つのうち人にすすめるならば安い・軽い・取り付けも操作も超単純な右上のGPS02タイプでしょうか。ただしGPS02タイプは足を畳んでもハンドガードの下に長く突き出たままだし、AKなどではマガジンの抜き差しの邪魔になるなど、完璧ではありません。そういったデメリット部分が許せない場合には、ハリスタイプがオススメです。
何も書いてないそっけない外箱。
開封。ビニールの袋に収められたバイポッドと、小袋に入れられた付属パーツ。
というか油なのかビニールなのか、強めのケミカルな臭いがします。
バイポッド本体と付属品。
付属品は20mmレイルアダプター、バイポッドアダプター、大きめの六角レンチ。
バイポッドを立てたところ。足はスプリングで畳んだ位置と立てた位置で止まるようにテンションが掛けられており、操作は足を掴んで動かすだけ。ただし左右は連動しておらず1本ずつ動かす必要があります。
銃本体と接する台の部分は左右の板バネによって多少の復元力が持たされており、ある程度銃をロールさせる事が出来るようになっています。また後面にあるダイヤルネジを締めたり緩めたりする事でロールする動きを渋くしたり軽くしたりもできます。
前方下にもネジが付いており、その後方にある金具で銃のバイポッドアダプターを掴み、ネジを締める事でバイポッドアダプターを下へ引っ張りよせて固定するようになっています。
バイポッドアダプターを掴む部分。ゴムの板が挟んでありますが、これは輸送時の脱落防止のためのもので実際に使う時には外すものなのでしょうか?挟んだままだと邪魔なので取っちまいました。
足には伸縮機能があり、スプリングの付け根のちょっと下にあるスイッチを押すとロックが解除されて足が延ばせるようになります。
スイッチを押しながら手で伸ばしてやる必要がありますが、延長部分には途中に何ヵ所か溝があり、その位置でスイッチを離すとそこで固定されます。
足の先の方についているスプリングは何?というと、スプリングごと足をいっぱいに縮めて固定したところから・・・
スイッチを押すとシャッと自動的にいっぱいまで伸びます。縮めた時にスプリングを圧縮していないと自重で伸びるか手で延ばすかしかないので少し微妙な機能に感じます。
では早速取り付け準備を。まずは下にあるネジを緩めてバイポッドアダプターを掴む部分を上に出し、
掴む部分の反対側をつまんで掴む部分を拡げるのですが、拡がらない!
ググると台に開いている穴が左右に狭いやつがあるので削る、とあります。この台は樹脂製で削るのは造作も無いのですが、この個体は別に狭いわけではなく、バイポッドアダプターを掴む部分が思うように可動してくれないのです。
下側をペンチで力いっぱいつまんでも、バイポッドアダプターの幅より2mmほど開き足りません。
下側のつまむ方との間にある軸部分が狭まりすぎているようなので、そこを留めているコの字型の金具を左右に拡げ、可動範囲を拡げてみたらどうか。
何とかバイポッドアダプターの幅分まで拡げられました。ただし少しコジるようにしないとバイポッドアダプターを掴めません。もうちょっとスムーズに開閉してくれるといいのですが・・・
取り出したるはマルイL96AWS。この銃にはバイポッドアダプターが元々付いているので・・・
ベルサタイプが付いているのでこれを外し、バイポッドアダプターをハリスタイプバイポッドの前述の金具で掴み・・・
下のネジを締めて固定して出来上がり。
うぅむ・・・このいかにもな感じがたまりません。
畳んだ状態。ベルサタイプは両足を束ねて掴んでサッと畳んだり展開したりできるので利便性ではちょっと負けているかも。
足を延ばしたところ。かなり高くなりますが、腰を下ろしてサイトインするにはまだ少し低いです。
足の設置位置を変えずに左右へはこの程度振る事ができます。足を地面から離し、銃の下にバイポッドをぶら下げている状態でも、バイポッドがあまりブラブラしないのはハリスタイプの利点として挙げられるでしょう。
ハリスタイプバイポッド本体の重量は376g。
対してベルサタイプは630gあり、重量の点でも利点があります。ただしウチにあるこのベルサタイプがたまたま重いタイプなだけで、もっと軽いベルサタイプもあるようです。
次に、20mmレイルのアダプターを取り付けてみます。このアダプターの下面にはバイポッドアダプターが突き出ているので、銃に付いているバイポッドアダプターを掴むのと同じ手順で固定するだけです。
ただネジを締めてもなかなか固定されず、下側にすっぽ抜けそう・・・
固定できました。あとは銃の前方下面に20mmレイルの付いた銃に取り付けるだけです。
レイルの横溝に掛かる部分はネジ部の1ヵ所だけなので、ピカティニーじゃない20mmレイルでも横溝がありさえすれば取り付けられます。このエアコキM14のアンダーレイルはウィーバーレールに近い変な横溝間隔なのですが、問題無く取りつきました。
さて付属品のうちバイポッドアダプター単体のものはどう使うかというと、
ハンドガードの下穴に挟んで固定するだけでOK。画像のMOEハンドガードの下穴は丁度良くそのまま取り付きますが、M16A2やM4のハンドガードだと穴が大きいのでワッシャーが要るかも。M16A1みたいな左右分割のハンドガードだと取り付けられません。
バイポッドアダプターが付いたら後は他と同様にバイポッドを取り付けるだけです。ストックにもよりますが画像のM4だとマガジンが当たるので足を少し延ばさないと3点支持できませんでした。
@@@
バイポッドは銃をどう使うかによって要る要らないがハッキリわかれるかと思いますが、いざバイポッドを付けるとなるとハリスタイプは比較的オススメ度の高いバイポッドといえます。取り付けには多少手間があるものの、銃に付いてさえしまえばクセの無い素直な操作感のバイポッドです。ただし上画像の5つのうち人にすすめるならば安い・軽い・取り付けも操作も超単純な右上のGPS02タイプでしょうか。ただしGPS02タイプは足を畳んでもハンドガードの下に長く突き出たままだし、AKなどではマガジンの抜き差しの邪魔になるなど、完璧ではありません。そういったデメリット部分が許せない場合には、ハリスタイプがオススメです。