~趣味の世界~
中華製MC51っぽい何か(?)です。
形状的にはMC51との事なのですが、箱のどこにもモデル名が書いて無くメーカー名も分かりません。
値段も驚きの980円(!)
MC51という銃は有名なバトルライフルHK G3の短縮モデルでG3A4のスライドストックとMP5A5のハンドガード、そしてハンドガードの長さに合わせてガスパイプを切り詰めたものだと思っていただきたい。見た目はMP5A5の7.62mmNATO弾仕様みたいな、そんな感じ。
発泡スチロールから取り出そうと、フロントサイト辺りから持ち上げたらバキッという音・・・どっか折れたようです。
フロントサイトポストはハンドガード側にはめ込まれて左右の爪で固定されてるだけで、さっきのバキッ音は左側の爪が折れた音でした。ちょっとグラつきますがあんまり問題はなさげなのでほっときます。フラッシュハイダーは差し込まれてるだけで、引っ張ると抜けます。というか、何このスリングスイベルは・・・
付属のスリング。金具が汎用品すぎる・・・スリング自体も幅2cmと細く思いっきり民生品の流用ですが付いてるだけマシでしょうか。付属品がやっつけながらも色々入ってるのが中華製トイガンの面白いところでもあります。
MP5!ヤッターカッコイイー(棒読み
このギャグセンスは中々のもの。明らかにG3系の部分にMP5の刻印、これがこの製品の最大の特徴です。ここだけで「あああそこで売ってるアレか」と分かっていただけるかもしれません。
コッキングハンドルはG3/MP5系では本来ハンドガードの左上、ガスパイプ左にありますがこの銃は何故かエジェクションポートから生えています。AK系に慣れた人にはこっちの方がやりやすいのでしょうか?
重量もなりの大きさに対し羽のように軽く(およそ4~500gくらい)、全体的に安っぽいです。しかし表面はサンドブラストっぽくつや消しになっているし、ハンドガードやレシーバーはシボ加工されています。パーティングラインやゲート跡の処理はおざなりですがディテールの角などはカッチリ立っていて、意外に侮れません。
マガジンは構造的にはLS準拠。フォロワーを一番下に下げてロックし、リザーブスペースからBB弾をジャラジャラさせてフォロワーの通る部分へ流す、中華製エアコキに多いタイプ。リップ部分はマルイのエアコキG3と雰囲気が似ていますが、ストッパーがあるのでマルイのエアコキG3のようなBB弾垂れ流しよりは全然実用的。リザーブスペースはマガジンの下1/3ほどで、アクセスは底面のスライドするフタを開けて行います。上2/3ほどのスペースにはウェイトがはいっており、マガジンは電動ガンのマガジンくらいには重くなっています。
マガジンを銃へセット。差込みはタイトでちょっと渋め。
マガジンキャッチはマルイのエアコキG3とは逆で、レバーが無くボタンの方が機能しています。位置自体はM4系のような位置ですがグリップを握った人差し指で押すにはちょっと遠い位置。押すと左側もちゃんと可動します。マガジンの差込みが渋くボタンを押しても落ちてこないのであまり操作性の相性は良くない感じがします。
レシーバーやセレクターレバーはG3準拠ですが、MP5A4以降の印刷でされているアイコンタイプが浮き彫り刻印で表現されています。マークは上からフル・セミ・セーフですがレバーは上に上がってる位置でセーフなのでちょっと紛らわしい。MP5系後期のレシーバーが実際こういう表示なのでこのトイガンが悪いわけではないのですが。レバーは操作しやすい適度なクリックのあるマルイのエアコキMP5A3と似たタッチ。グリップの握り心地もG3よりはMP5A3に似ています。
リヤサイトは特徴的なドラム型サイトの形をしていますがピストルサイトタイプ(凹型の溝の中央にV字)で固定されています。しかし上からレイルがかぶせられており、リヤサイトの周りを覆うボックス状の前面が塞がっているというヘボい処理でそのままではフロントサイトが見えません・・・
レシーバー左前方にあるボタンや、ストック基部左右にあるボタンは何だろう?とおもったら分解用のボタンでした。このように3つに分離できます。見ての通りなのですが、ストックはスライドせず縮めた状態で固定。インナーバレルはフロントサイトポストの所まであるのですが途中で一旦分割されています。
前後を外した状態でも射撃可能です。上のレイルはちゃんと20mmレイルをなしており、ガタつくもののドットサイトを載せたりも可能。リヤサイト左にも短いレイルがありますがレシーバーとのクリアランスが狭すぎてあまり取り付く物が無いかも。
レイルは被せてあるだけで、ちょっとひと手間ありますが引っぺがす事ができます。その下にはG3/MP5系用のマウントが取り付きそうな基部がありますが、G3/MP5系用マウントを持っていないので試していません。あのマウントはマルイのエアコキでもG3に付くのにMP5A3に付かなかったりするものがあるので実際に付けてみないと分からないところでしょう。
ストックを振るとカタカタ言うので中を覗くと黄色いウェイトが見えます。マガジンの中にも入っていますがこの黄色い物体は何なのでしょう?
レイルをはずした状態。この姿の方が見慣れた感があります。パッと見は結構イケてませんか?この状態ならリヤサイトからフロントサイトもちゃんと見えるので狙って撃つ事が出来ます。
BB弾の発射機能は結構ちゃんとしており、発射音こそスプリングの共振音の多いパッ!ェ~ンという音ですが初速はかなり出ておりパワフルです。コッキングの引きは標準的?軽くは無いですが重いという程でもありません。プラ製で途中で分割されているインナーバレルにもかかわらず結構狙ったところへちゃんと飛んでいくのにも驚きます。
発射機能が意外にマトモなだけにストックが惜しい・・・箱に書かれているバリエーションの固定ストックのタイプだったらかなり実用に耐えるのでは?
これを買った通販サイトの写真とは外箱が少し違いウチに来たものにはHOPUPと誇らしげに書かれていて、内容もゴーグルやレーザーサイトが無く代わりにスリングとバリだらけの毒毒しい蛍光黄色のBB弾が入っているなど、構成が変更された後の品なのかもしれません。このMC51風はストックが残念ですがG3風の方は固定ストックなので十分に「買い」だと思います。値段倍ですがそれでも2千円ですぜ?両方買っても3千円。恐ろしく侮れない一品です。
形状的にはMC51との事なのですが、箱のどこにもモデル名が書いて無くメーカー名も分かりません。
値段も驚きの980円(!)
MC51という銃は有名なバトルライフルHK G3の短縮モデルでG3A4のスライドストックとMP5A5のハンドガード、そしてハンドガードの長さに合わせてガスパイプを切り詰めたものだと思っていただきたい。見た目はMP5A5の7.62mmNATO弾仕様みたいな、そんな感じ。
発泡スチロールから取り出そうと、フロントサイト辺りから持ち上げたらバキッという音・・・どっか折れたようです。
フロントサイトポストはハンドガード側にはめ込まれて左右の爪で固定されてるだけで、さっきのバキッ音は左側の爪が折れた音でした。ちょっとグラつきますがあんまり問題はなさげなのでほっときます。フラッシュハイダーは差し込まれてるだけで、引っ張ると抜けます。というか、何このスリングスイベルは・・・
付属のスリング。金具が汎用品すぎる・・・スリング自体も幅2cmと細く思いっきり民生品の流用ですが付いてるだけマシでしょうか。付属品がやっつけながらも色々入ってるのが中華製トイガンの面白いところでもあります。
MP5!ヤッターカッコイイー(棒読み
このギャグセンスは中々のもの。明らかにG3系の部分にMP5の刻印、これがこの製品の最大の特徴です。ここだけで「あああそこで売ってるアレか」と分かっていただけるかもしれません。
コッキングハンドルはG3/MP5系では本来ハンドガードの左上、ガスパイプ左にありますがこの銃は何故かエジェクションポートから生えています。AK系に慣れた人にはこっちの方がやりやすいのでしょうか?
重量もなりの大きさに対し羽のように軽く(およそ4~500gくらい)、全体的に安っぽいです。しかし表面はサンドブラストっぽくつや消しになっているし、ハンドガードやレシーバーはシボ加工されています。パーティングラインやゲート跡の処理はおざなりですがディテールの角などはカッチリ立っていて、意外に侮れません。
マガジンは構造的にはLS準拠。フォロワーを一番下に下げてロックし、リザーブスペースからBB弾をジャラジャラさせてフォロワーの通る部分へ流す、中華製エアコキに多いタイプ。リップ部分はマルイのエアコキG3と雰囲気が似ていますが、ストッパーがあるのでマルイのエアコキG3のようなBB弾垂れ流しよりは全然実用的。リザーブスペースはマガジンの下1/3ほどで、アクセスは底面のスライドするフタを開けて行います。上2/3ほどのスペースにはウェイトがはいっており、マガジンは電動ガンのマガジンくらいには重くなっています。
マガジンを銃へセット。差込みはタイトでちょっと渋め。
マガジンキャッチはマルイのエアコキG3とは逆で、レバーが無くボタンの方が機能しています。位置自体はM4系のような位置ですがグリップを握った人差し指で押すにはちょっと遠い位置。押すと左側もちゃんと可動します。マガジンの差込みが渋くボタンを押しても落ちてこないのであまり操作性の相性は良くない感じがします。
レシーバーやセレクターレバーはG3準拠ですが、MP5A4以降の印刷でされているアイコンタイプが浮き彫り刻印で表現されています。マークは上からフル・セミ・セーフですがレバーは上に上がってる位置でセーフなのでちょっと紛らわしい。MP5系後期のレシーバーが実際こういう表示なのでこのトイガンが悪いわけではないのですが。レバーは操作しやすい適度なクリックのあるマルイのエアコキMP5A3と似たタッチ。グリップの握り心地もG3よりはMP5A3に似ています。
リヤサイトは特徴的なドラム型サイトの形をしていますがピストルサイトタイプ(凹型の溝の中央にV字)で固定されています。しかし上からレイルがかぶせられており、リヤサイトの周りを覆うボックス状の前面が塞がっているというヘボい処理でそのままではフロントサイトが見えません・・・
レシーバー左前方にあるボタンや、ストック基部左右にあるボタンは何だろう?とおもったら分解用のボタンでした。このように3つに分離できます。見ての通りなのですが、ストックはスライドせず縮めた状態で固定。インナーバレルはフロントサイトポストの所まであるのですが途中で一旦分割されています。
前後を外した状態でも射撃可能です。上のレイルはちゃんと20mmレイルをなしており、ガタつくもののドットサイトを載せたりも可能。リヤサイト左にも短いレイルがありますがレシーバーとのクリアランスが狭すぎてあまり取り付く物が無いかも。
レイルは被せてあるだけで、ちょっとひと手間ありますが引っぺがす事ができます。その下にはG3/MP5系用のマウントが取り付きそうな基部がありますが、G3/MP5系用マウントを持っていないので試していません。あのマウントはマルイのエアコキでもG3に付くのにMP5A3に付かなかったりするものがあるので実際に付けてみないと分からないところでしょう。
ストックを振るとカタカタ言うので中を覗くと黄色いウェイトが見えます。マガジンの中にも入っていますがこの黄色い物体は何なのでしょう?
レイルをはずした状態。この姿の方が見慣れた感があります。パッと見は結構イケてませんか?この状態ならリヤサイトからフロントサイトもちゃんと見えるので狙って撃つ事が出来ます。
BB弾の発射機能は結構ちゃんとしており、発射音こそスプリングの共振音の多いパッ!ェ~ンという音ですが初速はかなり出ておりパワフルです。コッキングの引きは標準的?軽くは無いですが重いという程でもありません。プラ製で途中で分割されているインナーバレルにもかかわらず結構狙ったところへちゃんと飛んでいくのにも驚きます。
発射機能が意外にマトモなだけにストックが惜しい・・・箱に書かれているバリエーションの固定ストックのタイプだったらかなり実用に耐えるのでは?
これを買った通販サイトの写真とは外箱が少し違いウチに来たものにはHOPUPと誇らしげに書かれていて、内容もゴーグルやレーザーサイトが無く代わりにスリングとバリだらけの毒毒しい蛍光黄色のBB弾が入っているなど、構成が変更された後の品なのかもしれません。このMC51風はストックが残念ですがG3風の方は固定ストックなので十分に「買い」だと思います。値段倍ですがそれでも2千円ですぜ?両方買っても3千円。恐ろしく侮れない一品です。
中華製のL85A2です。
メーカー名の記載が箱のどこにも無く、中国製品は製品の特定が難しい・・・でもハンドガードの下にライト下げてるL85があったらコレだと思います。4千円ほどでした。
箱にはA2とありますがコッキングハンドルはA1のタイプ。エアーコッキング式で頻繁に触る部分なので重要な部分です。正直なところA2タイプのコッキングハンドルより引き易いです。
ポートカバーは閉じた状態のモールドで、ボルトリリースレバーもただのモールド。左側面のセレクターもモールド。
モナカの隙間がところどころ開いてて品質はあまりよくありません。まあ、値段なり。あと新品なのに全体的に薄汚れているというか・・・
右側面にネジ穴が大量にあり、あまり分割は凝っていません。ハンドガードも左右だけで上のカバーも一体になっています。下にはレイルがあるのでここはちょっと便利。スリングスイベルはトイスターのものとは逆で右側面にあります。
マガジンポート。チャンバーは今時の形状ですがホップアップは無し。手持ちのM4系用マガジンを色々挿してみましたがマガジンポートが前後に狭く入るものはありませんでした。
アウターバレルはプラ製。ディテールはトイスターのものより多めですが一体でM14逆ネジが仕込んであったりはせず、インナーバレルはハンドガードの中ほどくらいまでしかありません。
グリップは底が塞がっている単純なモナカ。トリガーは特徴的な形状を再現していますが、トリガーガードは上側の取り付き位置がやや上に寄っていて付け根がトリガーを引く指に干渉しがち。 その上にあるセーフティスイッチは押しが軽くトイスターのものよりは操作しやすいか。
レシーバー上面のレイルはトイスターのもののようにピカティニーレイルではなく、本来の形。マガジンキャッチはガードの高さが無く機能上はA1風味。ただロックはガッチリしておりマガジンが脱落するような事はありません。
付属のBB弾。重量は0.2gくらいありそうですが見ての通りバリがこってり付いた酷いブツです。M14にはちゃんとしたのが付いていましたが、これが中華製トイガンの標準的な付属BB弾なのでしょうね。
マガジンはM4系と同じ形状のものですが構造はトイスターと似ており、マガジンフォロワーが前面に露出している単列の部分と、それ以外のリザーブ部分とで一箇所穴で繋がっているという構造。リップ開放レバーが無いので詰めた弾を取り出しにくく、またリップ位置が奥まっているので1発づつ手で込めるのもやりにくいです。
上面にスライドするフタがあり、ここから弾をリザーブスペースへジャラジャラ流し込み、マガジンフォロワーを一番下でロックさせてマガジンを振りフォロワーの通る通路へ弾を出すのが本来の使い方ですが、あまりに前時代的でやりにくい・・・フタから奥をのぞくと錆びた鉄棒がウェイトとして入っておりマガジンはマルイの電動M4用ノーマルマガジンくらいの重さがあります。マガジン底面は何のディテールもなく残念な感じ。
トイスターのL85A2には無かったキャリングハンドル。リヤ側のアイアンサイトも兼ねているのですが、着脱はレシーバーの上面レイルに前側から差し込むだけでロックもなにもありません。上面後端にあるピープサイトは穴の大小を可倒して切り替える普通のタイプですが小さい穴が針の穴ほどしか開いていません。
フロントサイト。銃側の基部に差し込むだけですがこちらはロックのための引っ掛かりが付いていてパチッとロックできますがまあ、当然のようにグラグラぶれます。
付属のライト。形状はその辺に100~500円くらいで売ってるLEDライトの外装をさらにコストダウンしたような感じ。
レイルは単純な構造。ナットが転げるまで緩める、即ち全部外さないとレイルに取り付かない程度のショボさ。
後端のボタンもタッチが安っぽい・・・
前面は普通・・・でもないか。汚い。それも接着されてるレンズの内側が・・・
電池がすでに入っており絶縁シートを抜いてスイッチONすると光ります。でも青い超青い・・・明るさは提灯レベル。LR44が2個なのでこんなもんでしょう。多分電池より本体のが安いくらいの造り。防水性も全然無いでしょう。
SUSATはありませんが代わりに付属する酷く安っぽいトリジコンACOGレプリカ。
どうせトイスターのと同じでただの筒なんだろう・・・と思ったら絶縁シートが生えています。
え?もしかして光るの?
試しにサイトチューブを覗き込みますが、やけに視界が狭い。そしてレンズの内側が汚い・・・
生えている絶縁シートを抜き、ベース後端のボタンを押してサイトON。
おお・・・!
・・・でもドット暗くて明るい所だと見づらそう。
ACOGを銃本体に装着。こちらはちゃんとレイル取り付け用のネジが付いています。ただ一杯に締めても緩く後ろからスイッチONするとACOGが前にズルッと動いてしまいます。
SUSAT装着の姿に較べると違和感があるものの、これはこれで。
キャリングハンドルとフロントサイト装着時。
ライト装着。ハンドガードを持つ手に対し非常に邪魔な印象。この位置のレイルにはフォアグリップの方が有用でしょうか。
トイスターのL85A2にACOGを載せてみたところ。これは普通に付くのですが、キャリングハンドルはどうもうまくとりつかず、フロントサイトはロック箇所がトイスターの方には無いのでスカスカになり無理。
トイスターL85A2と中華製L85A2。並べるとオリーブドラブの色合いが全然違いますね。
何でこんな駄銃2つあるんだよ!って絵面。
実射性能は一応狙ったところへちゃんと飛ぶ程度には躾けられており、ノンホップながら初速も結構でておりパワフルです。コッキングはトイスターL85A2と同程度の重さ。レバー形状から若干引き易くはあるのですが、引き切る少し前くらいがちょっと重い印象。トリガーはグニャグニャでシアが落ちるまでかなりグニャるので耐久面がやや心配。発射音はバッフンという音でスプリングの共振は気になるほどではないレベル。重量は素のトイスターよりは重いもののせいぜい1.2kg程度?重心は後ろ寄り。
かなり子供だましな部分が多いトイガンですが発射機能は必要十分であるし、何より安い。使い捨て、というには頑張っているし、ネタ分もあるので。安物買いの銭失いなんてこた無いですぜ旦那。
メーカー名の記載が箱のどこにも無く、中国製品は製品の特定が難しい・・・でもハンドガードの下にライト下げてるL85があったらコレだと思います。4千円ほどでした。
箱にはA2とありますがコッキングハンドルはA1のタイプ。エアーコッキング式で頻繁に触る部分なので重要な部分です。正直なところA2タイプのコッキングハンドルより引き易いです。
ポートカバーは閉じた状態のモールドで、ボルトリリースレバーもただのモールド。左側面のセレクターもモールド。
モナカの隙間がところどころ開いてて品質はあまりよくありません。まあ、値段なり。あと新品なのに全体的に薄汚れているというか・・・
右側面にネジ穴が大量にあり、あまり分割は凝っていません。ハンドガードも左右だけで上のカバーも一体になっています。下にはレイルがあるのでここはちょっと便利。スリングスイベルはトイスターのものとは逆で右側面にあります。
マガジンポート。チャンバーは今時の形状ですがホップアップは無し。手持ちのM4系用マガジンを色々挿してみましたがマガジンポートが前後に狭く入るものはありませんでした。
アウターバレルはプラ製。ディテールはトイスターのものより多めですが一体でM14逆ネジが仕込んであったりはせず、インナーバレルはハンドガードの中ほどくらいまでしかありません。
グリップは底が塞がっている単純なモナカ。トリガーは特徴的な形状を再現していますが、トリガーガードは上側の取り付き位置がやや上に寄っていて付け根がトリガーを引く指に干渉しがち。 その上にあるセーフティスイッチは押しが軽くトイスターのものよりは操作しやすいか。
レシーバー上面のレイルはトイスターのもののようにピカティニーレイルではなく、本来の形。マガジンキャッチはガードの高さが無く機能上はA1風味。ただロックはガッチリしておりマガジンが脱落するような事はありません。
付属のBB弾。重量は0.2gくらいありそうですが見ての通りバリがこってり付いた酷いブツです。M14にはちゃんとしたのが付いていましたが、これが中華製トイガンの標準的な付属BB弾なのでしょうね。
マガジンはM4系と同じ形状のものですが構造はトイスターと似ており、マガジンフォロワーが前面に露出している単列の部分と、それ以外のリザーブ部分とで一箇所穴で繋がっているという構造。リップ開放レバーが無いので詰めた弾を取り出しにくく、またリップ位置が奥まっているので1発づつ手で込めるのもやりにくいです。
上面にスライドするフタがあり、ここから弾をリザーブスペースへジャラジャラ流し込み、マガジンフォロワーを一番下でロックさせてマガジンを振りフォロワーの通る通路へ弾を出すのが本来の使い方ですが、あまりに前時代的でやりにくい・・・フタから奥をのぞくと錆びた鉄棒がウェイトとして入っておりマガジンはマルイの電動M4用ノーマルマガジンくらいの重さがあります。マガジン底面は何のディテールもなく残念な感じ。
トイスターのL85A2には無かったキャリングハンドル。リヤ側のアイアンサイトも兼ねているのですが、着脱はレシーバーの上面レイルに前側から差し込むだけでロックもなにもありません。上面後端にあるピープサイトは穴の大小を可倒して切り替える普通のタイプですが小さい穴が針の穴ほどしか開いていません。
フロントサイト。銃側の基部に差し込むだけですがこちらはロックのための引っ掛かりが付いていてパチッとロックできますがまあ、当然のようにグラグラぶれます。
付属のライト。形状はその辺に100~500円くらいで売ってるLEDライトの外装をさらにコストダウンしたような感じ。
レイルは単純な構造。ナットが転げるまで緩める、即ち全部外さないとレイルに取り付かない程度のショボさ。
後端のボタンもタッチが安っぽい・・・
前面は普通・・・でもないか。汚い。それも接着されてるレンズの内側が・・・
電池がすでに入っており絶縁シートを抜いてスイッチONすると光ります。でも青い超青い・・・明るさは提灯レベル。LR44が2個なのでこんなもんでしょう。多分電池より本体のが安いくらいの造り。防水性も全然無いでしょう。
SUSATはありませんが代わりに付属する酷く安っぽいトリジコンACOGレプリカ。
どうせトイスターのと同じでただの筒なんだろう・・・と思ったら絶縁シートが生えています。
え?もしかして光るの?
試しにサイトチューブを覗き込みますが、やけに視界が狭い。そしてレンズの内側が汚い・・・
生えている絶縁シートを抜き、ベース後端のボタンを押してサイトON。
おお・・・!
・・・でもドット暗くて明るい所だと見づらそう。
ACOGを銃本体に装着。こちらはちゃんとレイル取り付け用のネジが付いています。ただ一杯に締めても緩く後ろからスイッチONするとACOGが前にズルッと動いてしまいます。
SUSAT装着の姿に較べると違和感があるものの、これはこれで。
キャリングハンドルとフロントサイト装着時。
ライト装着。ハンドガードを持つ手に対し非常に邪魔な印象。この位置のレイルにはフォアグリップの方が有用でしょうか。
トイスターのL85A2にACOGを載せてみたところ。これは普通に付くのですが、キャリングハンドルはどうもうまくとりつかず、フロントサイトはロック箇所がトイスターの方には無いのでスカスカになり無理。
トイスターL85A2と中華製L85A2。並べるとオリーブドラブの色合いが全然違いますね。
何でこんな駄銃2つあるんだよ!って絵面。
実射性能は一応狙ったところへちゃんと飛ぶ程度には躾けられており、ノンホップながら初速も結構でておりパワフルです。コッキングはトイスターL85A2と同程度の重さ。レバー形状から若干引き易くはあるのですが、引き切る少し前くらいがちょっと重い印象。トリガーはグニャグニャでシアが落ちるまでかなりグニャるので耐久面がやや心配。発射音はバッフンという音でスプリングの共振は気になるほどではないレベル。重量は素のトイスターよりは重いもののせいぜい1.2kg程度?重心は後ろ寄り。
かなり子供だましな部分が多いトイガンですが発射機能は必要十分であるし、何より安い。使い捨て、というには頑張っているし、ネタ分もあるので。安物買いの銭失いなんてこた無いですぜ旦那。
NITORO:Vo(ニトロヴォイス)のバッテリーボックスタイプEです。
外箱。
EO-Tech(イオテック)の552型ホロサイトを模したバッテリーケースです。
ミリタリーなトイガンの上に載せる軍用レプリカのドットサイトやスコープは人気のアイテム。
これはミリタリーなルックスのホロサイトのベース部分に8.4Vミニバッテリーを納めるバッテリーボックスとしての機能だけではなく、調整機能こそ省かれているものの一応ドットサイトとしての機能を残されています。
本来は単三電池2本とホロサイトの機構が収められているフタの中にきれいにミニバッテリーが収まります。配線は前端下から出します。前後方向へはギリギリなので9.6Vは入りません。
バッテリーを収めフタを閉じたところ。外へ出る配線を縮めたい時はバッテリーの前に一まとめくらいなら収まるスペースがありますが、せいぜいが5~6cm分。フタは前からのスライド式で膨らんだりヨレたりせずカッチリ閉じる事が出来ます。
下面は20mmレイルに対応したレールになっており、手で回せるネジで簡単に着脱が出来るようになっています。
後面中央にある電源ボタン以外のスイッチは全てダミー。上下左右の調整もドット輝度も調整できませんが必要十分とも。ドットはただの赤点。ドットの電源はこのスイッチ部分の中にCR1616ボタン電池を収めていますが、電池交換の際は外側を覆うプロテクターやバッテリーカバーをはずし後面下2本のネジを抜いて機構の収まっている操作部を抜き出す必要がありちょっと面倒そうです。
接眼側の入り口すぐの下から奥のレンズへLED光が照射されており、前からは光が見えてしまいます。暗いステージでは相手から位置を悟られ易いのでゲームで使用する場合工夫が必要でしょうか。
バッテリー外付けで苦慮していたウチのマルイMP7A1に載せたところ。フロントサイトに当たってバッテリーのフタが開けられないのでバッテリーの着脱の際はバッテリーボックスごと外す必要があります。黒が欲しかったもののやむなくオリーブドラブですが、これはこれでカッコイイですね。
マルイMP7A1の上面レイルに対してちょっとギリギリめなのか固定をする時は噛み合い具合をチラチラ確認しながらになります。取り付けばガッチリ固定されます。上画像ではまだバッテリーがはいっていませんが、配線が出る前端下はコードが出られるの?ってくらい狭いです。
出はするものの配線を潰し気味になります。カッターで1mm程度削って余裕を持たせた方が良いでしょう。外に出た配線も斜め上に飛び出しがちなので工夫してまとめましょう。
MP7A1の場合、畳んだ状態のピストルサイトは使用できなくなります。
サイトを起こした状態のピープサイトは使用可能。丁度M4等のバックアップサイトのようになります。MP7A1の標準サイトは非常に使い勝手に優れたサイトですね。
長く悩んだマルイMP7A1のバッテリー問題がようやく解決できました。
バッテリーケースとしては定価が1万5千円ほどとちょっとお高いですが今回6千円ほどで入手できたのは僥倖でございます。M4のRASの上にAN/PEQ-16タイプなどのバッテリーボックスを載せてて「邪魔だ!」という人にもオススメの一品。
外箱。
EO-Tech(イオテック)の552型ホロサイトを模したバッテリーケースです。
ミリタリーなトイガンの上に載せる軍用レプリカのドットサイトやスコープは人気のアイテム。
これはミリタリーなルックスのホロサイトのベース部分に8.4Vミニバッテリーを納めるバッテリーボックスとしての機能だけではなく、調整機能こそ省かれているものの一応ドットサイトとしての機能を残されています。
本来は単三電池2本とホロサイトの機構が収められているフタの中にきれいにミニバッテリーが収まります。配線は前端下から出します。前後方向へはギリギリなので9.6Vは入りません。
バッテリーを収めフタを閉じたところ。外へ出る配線を縮めたい時はバッテリーの前に一まとめくらいなら収まるスペースがありますが、せいぜいが5~6cm分。フタは前からのスライド式で膨らんだりヨレたりせずカッチリ閉じる事が出来ます。
下面は20mmレイルに対応したレールになっており、手で回せるネジで簡単に着脱が出来るようになっています。
後面中央にある電源ボタン以外のスイッチは全てダミー。上下左右の調整もドット輝度も調整できませんが必要十分とも。ドットはただの赤点。ドットの電源はこのスイッチ部分の中にCR1616ボタン電池を収めていますが、電池交換の際は外側を覆うプロテクターやバッテリーカバーをはずし後面下2本のネジを抜いて機構の収まっている操作部を抜き出す必要がありちょっと面倒そうです。
接眼側の入り口すぐの下から奥のレンズへLED光が照射されており、前からは光が見えてしまいます。暗いステージでは相手から位置を悟られ易いのでゲームで使用する場合工夫が必要でしょうか。
バッテリー外付けで苦慮していたウチのマルイMP7A1に載せたところ。フロントサイトに当たってバッテリーのフタが開けられないのでバッテリーの着脱の際はバッテリーボックスごと外す必要があります。黒が欲しかったもののやむなくオリーブドラブですが、これはこれでカッコイイですね。
マルイMP7A1の上面レイルに対してちょっとギリギリめなのか固定をする時は噛み合い具合をチラチラ確認しながらになります。取り付けばガッチリ固定されます。上画像ではまだバッテリーがはいっていませんが、配線が出る前端下はコードが出られるの?ってくらい狭いです。
出はするものの配線を潰し気味になります。カッターで1mm程度削って余裕を持たせた方が良いでしょう。外に出た配線も斜め上に飛び出しがちなので工夫してまとめましょう。
MP7A1の場合、畳んだ状態のピストルサイトは使用できなくなります。
サイトを起こした状態のピープサイトは使用可能。丁度M4等のバックアップサイトのようになります。MP7A1の標準サイトは非常に使い勝手に優れたサイトですね。
長く悩んだマルイMP7A1のバッテリー問題がようやく解決できました。
バッテリーケースとしては定価が1万5千円ほどとちょっとお高いですが今回6千円ほどで入手できたのは僥倖でございます。M4のRASの上にAN/PEQ-16タイプなどのバッテリーボックスを載せてて「邪魔だ!」という人にもオススメの一品。
ペナペナに軽いトイスターのトカレフのマガジンをちょっといじりました。
トイスタートカレフのマガジン分解図。非常にシンプル。
まずはマガジンフォロワーやスプリングの通る列とリザーブスペースを隔離します。
0.5mmプラ板の小片を貼って一箇所空いた穴を塞ぎます。リザーブ側へBB弾が通らなくなりさえすればOK。
秘蔵の鉛ウェイト。昔持ってたエアコキ銃などに入っていたものをこんな事もあろうかと保存しておいたもの。壊れたトイガンは分解してウェイトは取っておくとこんな時役に立ちます。
マガジンのリザーブスペースに左右干渉しないよう考慮しながら配置します。
アルミテープを貼って固定。接着力が強力で経年変化にも強いです。
細かい鉛があったので隙間に詰めて更にアルミテープで固定。衝撃が入っても外れたりしないようしっかりと。
元通り組んで出来上がり。
装弾数は単列で少なくなりましたがリザーブスペースへの穴が悪さをする事なく確実に給弾できるようになりました。
マガジン重量は、まあマルイのエアコキHGの18歳以上用HOP付きのものと同程度。さすがにガスブローバックのマガジンほどには重くなりませんが、そこそこ雰囲気にはなったかと思います。
トイスターのトイガンの標準マガジンはハンドガンも長物もほとんど同じ構造なので同様に重量アップできるはずです。
トイスタートカレフのマガジン分解図。非常にシンプル。
まずはマガジンフォロワーやスプリングの通る列とリザーブスペースを隔離します。
0.5mmプラ板の小片を貼って一箇所空いた穴を塞ぎます。リザーブ側へBB弾が通らなくなりさえすればOK。
秘蔵の鉛ウェイト。昔持ってたエアコキ銃などに入っていたものをこんな事もあろうかと保存しておいたもの。壊れたトイガンは分解してウェイトは取っておくとこんな時役に立ちます。
マガジンのリザーブスペースに左右干渉しないよう考慮しながら配置します。
アルミテープを貼って固定。接着力が強力で経年変化にも強いです。
細かい鉛があったので隙間に詰めて更にアルミテープで固定。衝撃が入っても外れたりしないようしっかりと。
元通り組んで出来上がり。
装弾数は単列で少なくなりましたがリザーブスペースへの穴が悪さをする事なく確実に給弾できるようになりました。
マガジン重量は、まあマルイのエアコキHGの18歳以上用HOP付きのものと同程度。さすがにガスブローバックのマガジンほどには重くなりませんが、そこそこ雰囲気にはなったかと思います。
トイスターのトイガンの標準マガジンはハンドガンも長物もほとんど同じ構造なので同様に重量アップできるはずです。
中華製のM14です。
中国製という事以外何も書いてないので製品名である「M160-B1」を手がかりにググってみるもやっぱりわからん!頑張って英語サイトとかも探してみると、どうやらGold arrowsというところの製品のようです。他にもエアコキのショットガンなども出しているようで、そっちは海外の動画レビューが結構ありました。
で、まあ何でM14かと申しますと「そこに安い銃があったから」としか言えない・・・一応L96の時に言いましたが曲銃床触った事なかったんで軽く何か欲しかったというのはあるのですが、やっぱこのデカさで6千円というのに釣られてしまったのです。一応初中華トイガンでもあります。
製品内容といえば、まあ上写真の通り。半組み立てなのはフルサイズM14のまま箱に入れられてもデカ過ぎて箱の処分に困るのでいいのですが、とにかくツッコミどころ満載でございます。
ええもう、発泡スチロールから取り出した途端中華クオリティの応酬!バリ、バリ、とにかくバリだらけ!左右モナカもズレまくりです。組み立てる前にまずバリをカッターで削り取ってやる作業から始まります。ちなみに上画像真ん中ちょっと右の突き出てるネジっぽいのはホップアップ調整ダイヤルで、少しねじ込んでおかないと銃床と干渉するのであらかじめねじ込んでおきましょう。別に金属至上主義ではなくポリマーフレームとか好きな方ですがもうちょっとこう・・・まあ6千円6千円・・・
付属品。左からマガジン、BB弾、マガジンキャッチ周りのパーツ、ゴーグル、RAS(3面レイル)、レイルカバー2枚、ネジ3本、スリングの「日」型パーツ、プラスドライバー、スリング。他にもう一個ありますがそれは後で。
プラスドライバーは付属のネジの頭に対して細いので使わない方がいいです。スリングはトイスターのL85についてたやつよりは長くてやわらかいナイロン製ですが端が焼き止めてあるだけで金具もありません。ネジ3本はピッチが細かい1本がマガジンキャッチ周りのパーツを留めるネジで、他2本のタッピングビスはRASを留めるのが1本、残り1本は予備。BB弾は0.2gと貼ってあるシールに書いてあります。一見使えそうなのですが、付属の日本語説明書にはトラブルの元だから使うな、とあります・・・
マガジンはこの大きさで37発。上面の片側に開きそうなフタがありますがリザーブだと思ってスライドさせようと無理にこじ開けたら折れます(折りました)。中はただU字になってるだけで空いたところには錆びた鉄棒が入っています。
リップ形状はマルイのスタンダード電動ガンみたいな形。マルイの電動M14のマガジンと位置が同じですがすぐ横にある窪みが無く、マガジンキャッチ側も突起ではなく窪み。銃側もマルイのだと突起のある位置が逆に窪んでいたりと残念ながら互換は無いようす。
マガジンキャッチ周辺パーツ。組み立て時にレシーバー・バレルパーツと銃床パーツの結合固定パーツとなります。ただ何かどこに何年転がってたんだって感じのホコリがのったままで汚いです・・・
中華製トイガンにはみんなコレが付いてくるみたいですね。ゴーグル。これも何かやたら汚いままでバリだらけ。
うん、えーと・・・
マルイBBローダーのコピー品です。マルイのに較べるとスモークが薄いですが形は全く同じ。ただ表面が荒れていてバリも多く質感は低いです。
とりあえず素のM14の形に組みました。パッと見の形は結構イケてます。ただ長い、めっちゃ長い・・・
L96と並べると同等か、素のL96とだったらM14のが長いのですね。こんなクッソ長いの持ってジャングル巡れって言われたらそりゃ無理マジ無理ってなるわなぁ・・・重量も説明書によると3.2kgあり、実銃に較べたら全然ですが持ってみるとやはり結構重く感じます。
RASをとりつけ、レイルカバーも装着。RASはプラ製でやはりバリだらけ、レイルカバーはホコリで汚いです・・・レイルカバーはロック金具がチャチできちんと固定できずカチャカチャブレて収まりが悪いです。位置ももっと後ろならともかくこんな前の方にカバー付ける意味が無い気がするので使う使わないは好みで。
銃床下面のレイルは金属製ですが位置が非常に前の方なのでフォアグリップは厳しそう。
でも格好は良いですね。製品バリエーションとしてライトとCOMP M2っぽいドットサイトが付いたものやショートバレルのSOCOM等があるようです。
レシーバー周り。このあたりは良い雰囲気です。リヤサイトは上下左右の調整が出来ます。ダイヤルを回すとハッキリサイトが動くので分かり易いですが、微細な調整には向きません。そんな精度を求めるブツでもありません。RASの上面にはフロントサイトまでの軸線下に溝が彫ってあるものの結局はリヤサイトからはフロントサイトが見えないので出来れば上にサイトを載せて使う方が良いのでしょう。
左側のダイヤルを回すとピープサイトが延びてきてここまで持ち上げられます。光学サイトなんて持ってないよ・・・という人はこのくらいまで伸ばしてなんとかFサイトを見えるようにすると良いでしょう。近距離ならこれでも割と十分狙ったところへ行くようです。
右側面にあるコッキングレバーを引いたところ。レバーは金属製で剛性もあり引きこそ結構重いですが動作はシャッキリしています。
トリガー周辺はプラ製でトリガーを引くとトリガーガードがグニャグニャ動きます。トリガー前にある穴の開いた板状のものはセーフティで、トリガーガードの中に押し込まれているとON、画像のように出ているとOFF。ONでトリガーがロックされます。トリガープルは古いマルイのエアコキ長物的。固くて剛性が無くちょっとたわみながらバッツンと切れるトリガー。発射音はバンッィーンという感じ。結構音は大きくバネの反響音も響きがち。
一応精度はまずまずでパワーもそこそこ出ています。
ストックには重りが仕込んであるようで結構ここが重いのですが、前後バランスは取れています。グリップは曲銃床ならではのもので、右側面にコッキングレバーがある場合は握ったり離したりがしやすいものの、どうもバットプレートを肩につけた時に脇が大きく開いてしまったり慣れない感じ。バットプレートは軟質プラ製でストック後端に被さっているだけで、下側からこじると引っぺがせます。
マガジンの着脱は前後方向に渋いので挿す時は真っ直ぐ差して底から叩き込み、抜く時は一気に引っ張り抜く感じになります。AKみたいに前から引っ掛けるのではなく、G3のように真っ直ぐ挿します。
ドットサイトを載せてフォアグリップをつけてみました。RASは前方両側面がレールにはめ込み、左側面後方でネジ留め1点なので右側の固定が不十分でレールのしなりで左へグニャグニャ傾き易いですが載せたものを掴んで持ったりしなければ何とかなるでしょうか。フォアグリップはこの位置だとバットプレートを肩に当てると左腕が伸び切ってしまい保持がしんどいです。実質ライトかバイポッド専用ですね。
素材、と考えると悪く無いように思えます。バリを綺麗に取って表面を仕上げ塗装をして・・・まさかこの値段の銃に全方位の高性能を求める人は居ないでしょうね?
中国製という事以外何も書いてないので製品名である「M160-B1」を手がかりにググってみるもやっぱりわからん!頑張って英語サイトとかも探してみると、どうやらGold arrowsというところの製品のようです。他にもエアコキのショットガンなども出しているようで、そっちは海外の動画レビューが結構ありました。
で、まあ何でM14かと申しますと「そこに安い銃があったから」としか言えない・・・一応L96の時に言いましたが曲銃床触った事なかったんで軽く何か欲しかったというのはあるのですが、やっぱこのデカさで6千円というのに釣られてしまったのです。一応初中華トイガンでもあります。
製品内容といえば、まあ上写真の通り。半組み立てなのはフルサイズM14のまま箱に入れられてもデカ過ぎて箱の処分に困るのでいいのですが、とにかくツッコミどころ満載でございます。
ええもう、発泡スチロールから取り出した途端中華クオリティの応酬!バリ、バリ、とにかくバリだらけ!左右モナカもズレまくりです。組み立てる前にまずバリをカッターで削り取ってやる作業から始まります。ちなみに上画像真ん中ちょっと右の突き出てるネジっぽいのはホップアップ調整ダイヤルで、少しねじ込んでおかないと銃床と干渉するのであらかじめねじ込んでおきましょう。別に金属至上主義ではなくポリマーフレームとか好きな方ですがもうちょっとこう・・・まあ6千円6千円・・・
付属品。左からマガジン、BB弾、マガジンキャッチ周りのパーツ、ゴーグル、RAS(3面レイル)、レイルカバー2枚、ネジ3本、スリングの「日」型パーツ、プラスドライバー、スリング。他にもう一個ありますがそれは後で。
プラスドライバーは付属のネジの頭に対して細いので使わない方がいいです。スリングはトイスターのL85についてたやつよりは長くてやわらかいナイロン製ですが端が焼き止めてあるだけで金具もありません。ネジ3本はピッチが細かい1本がマガジンキャッチ周りのパーツを留めるネジで、他2本のタッピングビスはRASを留めるのが1本、残り1本は予備。BB弾は0.2gと貼ってあるシールに書いてあります。一見使えそうなのですが、付属の日本語説明書にはトラブルの元だから使うな、とあります・・・
マガジンはこの大きさで37発。上面の片側に開きそうなフタがありますがリザーブだと思ってスライドさせようと無理にこじ開けたら折れます(折りました)。中はただU字になってるだけで空いたところには錆びた鉄棒が入っています。
リップ形状はマルイのスタンダード電動ガンみたいな形。マルイの電動M14のマガジンと位置が同じですがすぐ横にある窪みが無く、マガジンキャッチ側も突起ではなく窪み。銃側もマルイのだと突起のある位置が逆に窪んでいたりと残念ながら互換は無いようす。
マガジンキャッチ周辺パーツ。組み立て時にレシーバー・バレルパーツと銃床パーツの結合固定パーツとなります。ただ何かどこに何年転がってたんだって感じのホコリがのったままで汚いです・・・
中華製トイガンにはみんなコレが付いてくるみたいですね。ゴーグル。これも何かやたら汚いままでバリだらけ。
うん、えーと・・・
マルイBBローダーのコピー品です。マルイのに較べるとスモークが薄いですが形は全く同じ。ただ表面が荒れていてバリも多く質感は低いです。
とりあえず素のM14の形に組みました。パッと見の形は結構イケてます。ただ長い、めっちゃ長い・・・
L96と並べると同等か、素のL96とだったらM14のが長いのですね。こんなクッソ長いの持ってジャングル巡れって言われたらそりゃ無理マジ無理ってなるわなぁ・・・重量も説明書によると3.2kgあり、実銃に較べたら全然ですが持ってみるとやはり結構重く感じます。
RASをとりつけ、レイルカバーも装着。RASはプラ製でやはりバリだらけ、レイルカバーはホコリで汚いです・・・レイルカバーはロック金具がチャチできちんと固定できずカチャカチャブレて収まりが悪いです。位置ももっと後ろならともかくこんな前の方にカバー付ける意味が無い気がするので使う使わないは好みで。
銃床下面のレイルは金属製ですが位置が非常に前の方なのでフォアグリップは厳しそう。
でも格好は良いですね。製品バリエーションとしてライトとCOMP M2っぽいドットサイトが付いたものやショートバレルのSOCOM等があるようです。
レシーバー周り。このあたりは良い雰囲気です。リヤサイトは上下左右の調整が出来ます。ダイヤルを回すとハッキリサイトが動くので分かり易いですが、微細な調整には向きません。そんな精度を求めるブツでもありません。RASの上面にはフロントサイトまでの軸線下に溝が彫ってあるものの結局はリヤサイトからはフロントサイトが見えないので出来れば上にサイトを載せて使う方が良いのでしょう。
左側のダイヤルを回すとピープサイトが延びてきてここまで持ち上げられます。光学サイトなんて持ってないよ・・・という人はこのくらいまで伸ばしてなんとかFサイトを見えるようにすると良いでしょう。近距離ならこれでも割と十分狙ったところへ行くようです。
右側面にあるコッキングレバーを引いたところ。レバーは金属製で剛性もあり引きこそ結構重いですが動作はシャッキリしています。
トリガー周辺はプラ製でトリガーを引くとトリガーガードがグニャグニャ動きます。トリガー前にある穴の開いた板状のものはセーフティで、トリガーガードの中に押し込まれているとON、画像のように出ているとOFF。ONでトリガーがロックされます。トリガープルは古いマルイのエアコキ長物的。固くて剛性が無くちょっとたわみながらバッツンと切れるトリガー。発射音はバンッィーンという感じ。結構音は大きくバネの反響音も響きがち。
一応精度はまずまずでパワーもそこそこ出ています。
ストックには重りが仕込んであるようで結構ここが重いのですが、前後バランスは取れています。グリップは曲銃床ならではのもので、右側面にコッキングレバーがある場合は握ったり離したりがしやすいものの、どうもバットプレートを肩につけた時に脇が大きく開いてしまったり慣れない感じ。バットプレートは軟質プラ製でストック後端に被さっているだけで、下側からこじると引っぺがせます。
マガジンの着脱は前後方向に渋いので挿す時は真っ直ぐ差して底から叩き込み、抜く時は一気に引っ張り抜く感じになります。AKみたいに前から引っ掛けるのではなく、G3のように真っ直ぐ挿します。
ドットサイトを載せてフォアグリップをつけてみました。RASは前方両側面がレールにはめ込み、左側面後方でネジ留め1点なので右側の固定が不十分でレールのしなりで左へグニャグニャ傾き易いですが載せたものを掴んで持ったりしなければ何とかなるでしょうか。フォアグリップはこの位置だとバットプレートを肩に当てると左腕が伸び切ってしまい保持がしんどいです。実質ライトかバイポッド専用ですね。
素材、と考えると悪く無いように思えます。バリを綺麗に取って表面を仕上げ塗装をして・・・まさかこの値段の銃に全方位の高性能を求める人は居ないでしょうね?