~趣味の世界~
機関部内に弾が転がり込んだため分解した中華製AS50ですが、今度は2~3個入り込んでしまい再び切開。
弱ホップの掛かったスゥーッと真っ直ぐ飛ぶ良好な弾道を見せたものの、度々撃てなくなるので困ったカス銃です。

中華製AS50
マガジンポート内の穴を塞いだのですが、全然効果無し。というかここはBB弾が通る幅がありませんでした。では何故機関部に弾が入るのか。

中華製AS50
理由は簡単でした。普通のエアコキ銃はコッキングレバーを引くとピストンが後退し、引き切る直前でシリンダーを後退させてマガジンから弾をチャンバー前へ引き込み、コッキングレバーを戻すとシリンダーが前進して先端にあるノズルに押されてチャンバーに上がってきた弾をゴムチャンバーへ押し込むようになっています。
しかしこの銃はコッキングレバーがシリンダーに取り付いており、コッキングレバーを引き切るとシリンダーも思いっきり後退します。当然マガジンからチャンバー内へ上がってきた弾は負圧でシリンダー側へ引っ張られ、ノズル径は弾と同じであるために引かれたシリンダーの前の空間へ転がり込む事になります。使う事をろくに考えていないバカバカしい構造をしています。

残念ながらこれを是正するには改造範囲が大掛かりでうまくいくかもわからないのでせめて中に入り込んだ弾を抜けるようにする加工をします。

中華製AS50
基本的に無改造ではノズルの出入り口以外からはどうやっても弾は出て行きません。なのでノズルの出入り口の下に元々開いている穴を拡大し、他ではなるべく箱の隅になる位置に穴を開けます。この銃は機関部のほとんどを外殻が覆うので機関部に穴を開けただけでは外と繋がらないので上後端は外装にも穴を開けます。上画像の赤丸で示した位置に機関部のモナカ左側のみに弾が通れる穴を開けました。

中華製AS50
幸い材質はヤワで簡単に穴が開きました。

中華製AS50
組み上げ、マガジンをフルロードして撃ってみます。構造上銃口を上にしてコッキングすると高確率で弾が入り込みます。じゃあ銃口を下にしてコッキングしますが、それでも1~2割程度の率で弾が転がり込みます・・・マガジンを抜かずにコッキングレバーを引いて銃を揺すると次々と弾が入り込む・・・

やはり根本的に発射機構に致命的な欠陥があり、どうにも話にならない製品です。

繰り返しますが、これを買う金があったら他のものを買いましょう。これは1/2スケールのAS50風オブジェとしての価値しかありません。

黄河のSVDドラグノフです。

黄河ドラグノフ
黄河は中国のメーカーで、このSVDドラグノフ以外にもモスバーグやボルトじゃなくスライド動作するトンチキなモーゼルM712などを出しています。

黄河ドラグノフ
とにかく箱が長い!銃を分離せず全長そのままの箱なので1mくらいあります。実銃ドラグノフに対し1割ほど縮小されていますが、それでも長い長い銃です。

黄河ドラグノフ
箱後半。青いゴーグルが目立っています。

黄河ドラグノフ
付属品。上からゴーグル、ライト、スコープ、マガジン、スリング、バイポッド。ライトは電池入りで明るいです。スリングは2cm幅の安物。

黄河ドラグノフ
スコープはスイッチや電池ボックスのあった痕跡がありますが、レンズすら入っていないただの筒です。レイルへはただ差し込むだけで、ロックもネジも無し。

黄河ドラグノフ
スコープを覗くとこんな感じ。アイアンサイトは付いているのですが位置が低く使えないのでこの筒スコープ頼み。上にスキマが開いています・・・

黄河ドラグノフ
でもこういう長いスコープが載ってないとドラグノフは何かしまりません。サイドロックでオフセットした実銃通りのスコープならなお良いのですが、そこまで求めるブツではありません。広い心で。

黄河ドラグノフSVD
銃身付近。ちょっと長さ的に物足りないアウターで左右モナカ2パーツで全部繋がっています。ハンドガードの左右と下にレイルがあり、下のレイルにバイポッドを差し込みます。ロックもネジもありません。差し込むのは前からでも後ろからでも好みで。前から差し込むとバイポッドは後ろへ畳まれるのでハンドガードが持ちにくくなります。後ろから差し込んで前へ畳んだ方が都合が良いでしょう。

黄河ドラグノフSVD
バイポッドは畳んだ状態からは一旦立ち上げて左右へバネのテンションで開いて展開します。畳む時は左右を束ねて折りたたみます。プラ製で剛性が無くフニャフニャしてますがロックはあるので使えなくは無いです。

黄河ドラグノフSVD
ちゃんと可動するタンジェントサイトが付いています。フロントサイトもあるので一見これだけもいけそうですが、いざ覗き込んでみるとストック上面のチークパッドが邪魔で覗き込めません。スコープを載せるとマウントが塞がっているために使用できなくなります。

黄河ドラグノフSVD
マガジンはリザーブ式。短いのでリザーブを殺す加工をすると装弾数が10発程度になりそう。銃への装着はマガジンの前側を引っ掛けて後ろ側をキャッチに掛けるAK系の動作を露骨に味わえます。前側の出っ張りがでかい。

黄河ドラグノフSVD
レシーバー右側面。コッキングレバーがありますがセレクターはモールド。セーフティの類は見当たりません。

黄河ドラグノフSVD
左側面。サイドロックマウントはモールドで機能は無し。トリガーは細くて華奢に見えますが割合剛性はあり引き心地も悪くは無いです。

黄河ドラグノフSVD
グリップはストックと一体化した特長的な形状を再現しています。ただ銃全体に合わせて縮小されているのでグリップを握るとその後ろからストックへ伸びる部分が手のひらに当たって邪魔臭い感じがします。バットプレートからグリップまでの距離はまだ許容範囲。一応ちゃんと構える事ができるはずです。バットプレートは木目のままで色分けはされていません。木目の色は・・・好みによるだろうけどイメージ的にはもうちょっとオレンジ色っぽい色が良かったかな?

黄河ドラグノフSVD
初速は65mps前後。0.44ジュールとまあ、普通のパワー。
コッキングは重くも軽くも無く、ウチにある中ではやや軽い方か。
ホップアップは無く、遠射すると普通にドロップしていきます。ちゃんと機能するドットサイトでも載せてやればプリンキングガンとしては中々楽しめるのではないかと思います。

黄河ドラグノフSVDと中華エアコキ達
惜しいのはやはり縮小されていてやや迫力不足なところか。SVDドラグノフはAK47に比べ細身で長いイメージですが、これは細すぎて華奢に見えてしまいます。もっとマシなSVDが欲しいならフルサイズのもの、A&KのエアコキSVDスコープ無しが1万6千から高いのは天井知らず。電動ガンなんかもあります。

黄河ドラグノフ
安い中華製エアコキは買いやすくてコスパが高いものの、やはり縮小サイズものはちょっと物足りない印象・・・前回のAS50みたいなゴミよりは全然良いし薦められますが、やはりフルサイズがいいです。


中華製のAS50です。

中華製AS50
・・・AS50?
まず予備知識もなく見た目だけでカッコイイーとつい買ってしまったのですが、ググってみるとバレットM82などで有名な12.7mm.50BMG弾を使用する対物ライフルで、実銃は1.4mほどの大きさと14kgの重量があります。
で、今回のコレなんですが、まず箱が小さい・・・軽い・・・・・・
冷静になって買ったところの諸元を見ると全長73cmと半分ほどしかありません。開ける前から嫌な予感。

中華製AS50
開封。カワイラシーそのブツが目に飛び込んできます。やっちゃったー感バリバリです。

中華製AS50
付属品はバイポッド(ペナペナで軽い)にスコープ(ただの筒)にライト(電池入り・結構明るい)にBB弾(ゲート跡あり0.12gくらい)にスリング(幅1cm・・・)にゴーグル(前に何かに付いてたのと同じ)にクリーニングロッド(10cmくらいしかないんですが・・・)に何かよく分からない筒。ローダー?
何かもうレビュー書く気も失せてきました。どうしようコレ。

中華製AS50
マガジンはリザーブの無い普通の構造のマガジン。銃本体の右側面にボタン式のマガジンキャッチがあります。
マガジンの大きさは・・・そうなぁ、M16の20連マガジンの長さを半分くらいにした感じ。

何でそんなやる気無いのかって?これを見ろ!

中華製AS50と他の銃との対比
重さが500gくらいしかなくてこの大きさ。サイトはただの筒。プローン射撃姿勢をとってみる気にもならねぇ・・・
トイガンはおもちゃの銃ですが、これはおもちゃそのものです。

中華製AS50
こんな7歳以上用みたいな外見のブツですがパワーはきっちり18歳以上用。マルイのエアコキハンドガン並み。

何発か撃ってたらレシーバー内に弾が1発入り込んでしまいました・・・
マガジンポート内のノズルのちょっと後ろに弾一個分くらいのスキマがあり、残弾がある状態でマガジンを抜くとここからシリンダー付近に弾が転がり込むようです。まずコッキングレバーがあと5mmほど戻り切らない閉鎖不良が起きたらマガジンポートを覗き込んでみると変なところにBB弾が挟まっていると思います。

中華製AS50
中に入り込んだBB弾がウッゼェのでバラしてやったわ!
左右ハメコミされてるだけなグリップを外してグリップ付け根後ろと前半部分を繋いでるレシーバー前方上下の3本のネジを抜き、銃前半を引っこ抜きます。機関部はレシーバーに挟まってるだけなのでコッキングレバーのネジ一本をはずし、左右に拡げて機関部を引っ張り出します。

中華製AS50
機関部は右側面に見えるネジを外していけば左右に割れます。中身は中華MC51と似ていてシンプル。オイル分は最小限なので安心。

中華製AS50
チャンバーは一応わずかにホップアップを掛けるようになっている構造。テンションが不十分で実際大して効かないと思いますが、軽量弾なら20mくらいちゃんと飛ぶかも。

中華製AS50
インナーバレル。これが1本チャンバーにささって機関部に挟まっていて、もう1本が銃前半に収まります。
1本が10.4cmで合計20cmくらいのインナーバレル。短いわ・・・

中華製AS50
銃としての機能はこんだけでも機能します。グリースガンみたいだわ。

中華製AS50
再発防止に、穴をアルミテープで塞いでおきます。十分じゃない気がしますが、まあいいか。


中華製AS50
大らかな心でこの銃のようなオモチャに接し、どんな事にも動じない精神力が無いとこのブツを受け入れる事は難しいかもしれません。同じ値段で他の買った方が良い。

Magpul PTS MOEトリガーガードです。

MagpulPTS MOEトリガーガード
えーこんなとこわざわざ換えなきゃいかんかー?と思っていたのですがやはり気になってきたので買ってみました。盲腸みたいなパーツですがこれでもMagpul謹製パーツなので千円~1500円くらい。レプリカは5~600円ほど。

MagpulPTS MOEトリガーガード
中身はトリガーガード本体とスプリングピンとイモネジ。
トリガーガードは樹脂製で軽いパーツです。

M16/M4トリガーガード
M16/M4系のトリガーガードは前右側面側の穴を先の尖ったものでつつくとスプリングでヒコヒコ反発力があるのがわかります。ここを押しながらトリガーガードを下側へずらすことができるようになっています。

M16/M4トリガーガード
厚手のグローブをはめている時にトリガー操作がし易いようこうなっていますが、下へ垂らしたトリガーガードはグリップと一緒に握る事になるのであまり握り心地の良いものではありませんし、そもそもこの機能自体どれほど活用するものだろうか?というのはあります。工具無しで外せないのも・・・

M16/M4トリガーガード
グリップ側の軸はスプリングピンで保持されており、片側からポンチで叩いてピンを抜くとトリガーガードが外れます。トリガーガードは金属製で、結構な重さがあります。

MagpulPTS MOEトリガーガード
MOEトリガーガードを取り付けます。元々このマルイのスタンダード電動M4のためのパーツなので幅も長さもピッタリ。トイスターのM4に合わせてみたら幅が1mmほど大きかったので、あちらは幅の狭いWAガスブロM4用が合うのだろうと思います。付属のスプリングピンは拡がっているのでペンチで締めてから差し込んだ方がスムーズ。グリップ側にピンを入れると上画像のようにちょっとしか動かなくなりますが、このトリガーガードは元々動かす機能をオミットして考えているようです。

MagpulPTS MOEトリガーガード
前側はイモネジで固定。そもそも厚手の手袋をした状態でも指が入るように下側へ拡げているパーツなので外して垂らす必要もなし。

MagpulPTS MOEトリガーガード
装着完了。地味な変化ですが結構印象が変わって見えます。わずかながら軽量化もされます。

マルイM4A1改
あとどこを換えようか・・・グフフ

LCP QDスリングスイベル
ついでに買ったLCPのQDスリングスイベル。あまりスリングは使わないのですが、まああれば使う機会もあるんでないかと。

LCP QDスリングスイベル
QDスイベルはQDスイベル穴が開いてるパーツがあればワンタッチで取り付く便利なスリングスイベルです。軸の上にあるボタンを押し込むと軸の周囲のベアリングがフリーになり、離すとベアリングが外側へ出っ張った状態でロックされるしくみ。ただこのスイベル、パーカー処理なんでしょうが錆びてるようにも・・・

MagpulPTS CTRカービンストックとQDスイベル
というかウチにある銃でQDスイベル穴があるのはこのCTRカービンストックだけ・・・上画像で示すようにバットプレートの内側にQDスイベル穴があります。左右どちらからでも使用でき、左右同時使用も可能なようです。

CTRカービンストックとQDスイベル
装着。ストックの起伏に引っ掛かってスイベルが回りません・・・上画像の状態と、90度回転させた2通りでしか挿せないのですが、回転しないよう固定してた方が都合がいいかなぁ・・・使い方は少し考えないといけないようですね。

トイガンの数が多くなってくると各々の銃がどれくらいパワーがあるか気になってくるもの。そこで欲しくなるのが発射される弾の速度を計測する弾速計。

X3200弾速計
XcortecのX3200という弾速計です。

X3200弾速計
安めのガスブロハンドガン一挺くらい買えちゃう値段しますがまあそれはそれ。

X3200弾速計
中身。日本語の説明書が付いています。本体右にあるのは中国語の説明書。その右にあるのは銃口をかざす穴に被せるカバー。

X3200弾速計
電池駆動で、単四電池4本。充電池でも大丈夫そう。

X3200弾速計
カバーを装着して電源ON。液晶画面のバックライトが点灯し、表示が出ます。
初期設定は説明書を見ながらやれば問題ありませんが、0.2gの6mmBB弾しか使わないのであればそのままでOK。ウチでは6mmは0.2gしか使わないので初期設定から変えずに済みましたが、他の重さの弾や8mmを使う時は設定を変えてやる必要があります。

X3200弾速計
本体底面には三脚用のネジ穴があるのでカメラ用の三脚が利用できます。これが無いと計測穴の内側を撃っちゃった時本体が動いてしまうのであった方がやりやすいです。三脚は安いものでOK。ウチのこの三脚も20年前に3千円で買った安物ですが今はもっと簡易で安いものもあるでしょう。

X3200弾速計
本体の後ろへは弾が飛んでいきますので当たっても平気なようにしておく必要があります。カーテンの前でやれば十分ですが私の部屋には無いのでとりあえずキャッチターゲット。

X3200弾速計
計測穴に銃口をかざして発射すると計測され、液晶画面に表示がされます。上画像はマルイの電動M4A1を発射し計測したところ。計測器の内側に当たっちゃうと数字ではなくTOUCHと表示されます。案外銃を穴に対し真っ直ぐにできなくて失敗しやすいです。

早速ウチにあるトイガンを計測してみました。
弾は6mm0.2g、mpsが初速、jはジュール値です。

marui AEG M4A1  86mps 0.74j
marui EBB AKS74U 88mps 0.77j
marui CAEG MP7A1 71mps 0.5j
marui AEGboys G36C 32mps 0.1j
marui EBB CMmaster 28mps 0.07j
marui EBB P99DAO  28mps 0.07j

marui AC M92F  62mps 0.38j
marui AC USP(10+) 33mps 0.11j
marui AC M1911A1 66mps 0.44j
marui AC PC356  60mps 0.35j
marui AC CZ75  63mps 0.39j
marui RFGINDAN PPKSS 18mps 0.03j
marui GINDAN G26  15mps 0.02j

marui AC L96AWS(OD) 92mps 0.84j

marui GBB P226R  60mps 0.35j
ksc   GBB M93R2ndXmas 74mps 0.55j
maruzen GBB M11basic 70mps 0.49j
wa    GBB Deltaelite 71mps 0.5j

maruzen AC CA870charger 87mps 0.76j

toystar AC M4A1  98mps 0.95j
toystar AC L85A2 84mps 0.71j
toystar AC TT33  61mps 0.37j

cyma  AC AK47  58mps 0.33j

china AC L85A2  74mps 0.54j
china AC M14long 91mps 0.83j
china AC M4s-system 92mps 0.85j
china AC MC51   85mps 0.71j

略語が多くて申し訳ない(計測しながらメモしたのをコピペ)
AEGは電動ガン、EBBは電動ブローバック、ACはエアコキ、GBBはガスブローバック。
全部ここで紹介している銃なので名前は簡易的に書いています。

そもそも銃刀法に触れちゃう100mps以上(0.2gだと1ジュールを超えます)の計測は桁数的に出来ないのですが、トイスターM4がギリギリに近い数字を出していてビビリました。他、中華エアコキも国産のものに較べると驚くハイパワーです。一方で気温が23℃ほどにもかかわらずガスガンがどうも調子が悪く、ガス缶のガスが残り少なかったのでうまくガスも入らず数字も低めかと思います。新しいガス缶を使えばもうちょっと元気良い数字になったかもしれません。

キャッチターゲット
この計測をする時後ろに置くのにキャッチターゲットはやめておいた方が良いですね。
弾が砕けまくりました・・・


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