~趣味の世界~
引き続きCYMAのAK47タクティカル(CM.039C)の分解中。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
開いたメカボックスを見てゆきます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
電動ガンのメカボックス内はタボールしか生で見た事が無いのですが、タボールのメカボックス内に較べるとパーツがゴツくて見た目には強そうに見えます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
電動ガンのメカボックス内をいじる上でパーツの名前は覚えておかないといけません。まずはこの裏側に放射状にギヤがあり波のような歯車のあるものがベベルギヤ。モーターの軸に付いているピニオンギヤの回転を減速してスパーギヤに伝え、波状のギヤには逆転防止ラッチが掛かって逆回転しないようにしています。ピニオンギヤとの噛み合わせ部分にグリスが全く付いていません・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039C
左がスパーギヤ、右がセクターギヤ。スパーギヤはベベルギヤから減速して伝わった回転を今度はちょっと増速してセクターギヤへ伝えます。これも歯車部分にグリスが付いていない・・・
セクターギヤはスパーギヤから伝わった回転をピストン下側の歯車へ伝え、ピストンを後退させます。円周のうち半分ほどにしか歯車が付いておらず、付いている部分でピストンを後退させ、付いていない部分でピストンを開放します。またこのセクターギヤの表側にはセクターチップなる小さな突起が付いており、ここを使ってタペットプレートを動かします。タペットプレートはシリンダー前にあるノズルを動かし、マガジンからせり上がってくるBB弾をチャンバー内に導き、チャンバーパッキン内へBB弾を押し込みます。

CYMA AK47タクティカル
スプリングとスプリングガイド。スプリングはちょん切りデチューンがされています。中国製の電動ガンの場合現地で切ってデチューンしてからでないと日本国内に持ち込めないし、CYMAなどは世界中へ輸出しているのでわざわざ仕向け地用のスプリングを用意するよりはこうしてコストを下げています。気になる人は換えてしまえば良し。スプリングガイドは後ろ側にベアリングが付いていてスプリングが接触しながら回転する部分のフリクションを低減していますが、手でその前にある銀色をした筒を回すとあまりスムーズではありません。ここもアフターパーツが豊富にあるので換えても良いですが、このままでダメってわけでも無いので使う人の考えとお財布次第。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
ピストン。下側の歯車は一番前の1枚だけが金属製で、ピストンヘッド方向へ向かって強化されています。マルイ純正のピストンと同様。ここはセクターギヤがピストンを後退させ最後に開放する部分。つまり最もスプリングの反発力が掛かる位置になります。ここが欠けてしまうとピストンの後退量が短くなってしまうのでパワーダウンに繋がります。またスプリング長が足りない場合ピストンの前進速度が低くなり、その上で高電圧バッテリーなどでハイサイクル化した場合に開放してまた一回転してきたセクターギヤが前進しきらないピストンのギヤへぶつかる事になります。社外品ではここの後ろも3枚ほど金属になっているもの、歯車が全部金属になっているものなどがあります。マルイ純正はピストンヘッドとスプリングが一体化しているので社外品のピストンヘッドやスプリングを使いたい場合ピストン本体も社外品に換える必要があります。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
上画像の中央下に付いている水滴状の形をしたパーツが逆転防止ラッチ。ベベルギヤの波状の歯車の下側に常に触れる形で設置され、ピストンが後退位置で射撃動作が止まった時にスプリングの力で前進してメカボックス内が逆回転してしまうのを防ぐパーツ。細いヒゲ状のスプリングが付いているので失くさないように注意。また組み付ける時はベベルギヤの下側に当たるように引っ張り寄せてやる必要があります。
上画像の中央上から右へかけて伸びている白いパーツが前述のタペットプレート。プラスチック製でグニャグニャしているのでつい強化したくなりますがこのパーツはある程度柔らかくないとすぐ割れるそうです。このパーツも組み付け時には定位置があり、セクターギヤに付いているセクターチップより後ろ側へ掛けて、その位置で押さえながらでないとメカボックスが締められないというちょっとクセのあるパーツ。
そしてメカボックスに取り付いているプラスネジの頭のようなメタル軸受け。これは独自のもののようでマルイ純正はプラ製なので一応強化されていますが、メカボックスの異音の発生源でもあります。径は7mmかな?プラス状の溝にグリスが入り油切れ防止をする構造ですが、ガタの原因でもあるので一長一短。

タミヤセラミックグリス
緑色をした粘度の高いグリスが必要な部分でなくただ置かれているだけのような塗り方なので塗り直したいところですがこの緑色をそのまま広げるのも何なので一旦拭き取ってもっと滑りの良いグリスを塗りたいところ。しかしグリスなんて持ってたかな・・・と部屋内を探すと出て来ましたタミヤのセラミックグリス。タミヤのRCブーメラン2008の余りものでモリブデングリスと一緒に出て来ました。ちょっと心許ない量ですがまあ足りるかな?

CYMA AK47タクティカル
まずは緑色のグリスを拭き取ります。本来は混ざるのを嫌って完全洗浄するそうですが、メカボックス前半のパーツをいじるのが面倒臭かったので見えるところだけ・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039C
歯車へちゃんと乗るように塗って組みつけてゆきます。上画像は間違いだらけなので真似しないように。閉めた後でググって調べたところ、メカボックスの穴とメタルの間は接着してしまうレベルで、ここにグリスは付けないそうです・・・そしてピストン周辺にもつけちゃってますが、ここもダメ。セラミックグリスならそんなでもありませんが、ここはピストン用の低粘度グリスかシリコンオイルが正しいようです。ここへ高粘度グリスを塗ると抵抗になって破損してしまいます。
神経質になるほど拘る必要は無いのですが禁止事項はあります。なるべくギヤ部分とシリンダー周辺とでグリスは使い分けた方が間違いが無いように思えます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックスを閉め、モーターのピニオンにもグリスを塗ってモーターホルダーをメカボックスへ取り付けます。セレクターパーツも載せます。セレクターパーツは位置関係が決まっていますので間違わないように注意。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックス上側にプレートを前側から差込み、定位置まで押し込みます。手で押し込むと痛いので固いものを当てて。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックスをレシーバーに通し、セレクターを取り付け・・・って何このシム。どこの?

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックスを開け、最初に開けた直後の写真と照合します。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
セクターギヤの右側のシムでした。メカボックスを閉める時、タペットプレートの位置押さえとトリガーの付け根をうまい事押さえるとメカボックスがすんなり閉まります。今後も何度と無く開けなければならないので・・・(ゲンナリ)

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックスをレシーバーへ通す時、トリガー後ろのプラパーツが内側に引っ掛かってひん曲がるので下側からマイナスドライバーなどでコジり寄せてメカボックスの定位置に嵌めてやるとその時点でメカボックスが定位置に決まると思います。セレクターが取り付く穴にセレクターの付け根のパーツがキチンと乗れば固定され、セレクターを取り付けネジを締めてしまえば固定完了。グリップをはめて、グリップの下端後ろ側から軽く掌底をパンッと浴びせるとネジ穴の位置が合います。合ったらネジを締めて固定。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
バレルアセンブリをレシーバー前から差し込み、下側のネジ4つを締めます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
バッテリーホルダーの後端に矢印のようにしてボタンを差し込み、バッテリーホルダーをレシーバーへ乗せます。まず右前に出ている棒をその前に当たる位置にあるスプリングに合わせ、配線をうまく収めながら赤丸で示した位置にあるツメを合わせます。ここは毎回苦労します・・・うまくはまったら左前にあるネジ穴へネジを差し込みで締めます。ここは絶対に無理やり締めこんだりせず、軽く回して締められるようになるまでバッテリーホルダーの位置合わせをやりなおします。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
ハンドガードを取り付け、ガスブロック下のネジを締めて固定。ネジはあまり締めすぎないように。バレル側が結構ナメやすいです。(ナメました・・・)
最後にクリーニングロッドを差し込んで完成。クリーニングロッドは取り付け方の関係上クセがついて反っているので反っている方を上に向けないと固くてハンドガード前に刺さってくれません。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
マルイのバレルマウントレールショートを取り付け、その下にバッテリーボックスを取り付けたところ。コード届かないや・・・多弾ショートマグの良い所はこうやって机の上に真っ直ぐ置けるところ・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039C
さて今回の分解グリスアップの結果ですが、残念ながら「失敗」という結果報告。
ギヤ部分にセラミックグリスだとフリクションが無さ過ぎるのかバランスが崩れ、セミオートの動作が非常に不安定になってしまいました。8.4vだとセミオートで1発半機構が動作しているようで、ノズルの止まる位置が毎回違います・・・充電した9.6vを繋ぐとセミオートが2バーストになり、7.2vNi-Cdだと正常動作になります。またセミオート時にトリガーがロックされたり引っ掛かったトリガープルになったり正常動作したりフルオートになったりと完全にどっかおかしい状態になってしまいました。セレクターパーツの歯車の噛み合いをずらしてみたりセレクタープレートの動きをチェックしたりしてみたものの直らず。次メカボックス開けた時にしっかりとチェックします。





心の準備が出来たのでいよいよ分解です。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
まずクリーニングロッドを外します。
フロントサイトポストの下に掛かっている部分を下側へ曲げるようにしながら銃口方向へ引っ張ると抜けます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
次にガスブロックの下のネジを外し、ガスブロックを銃口側へ動かすとハンドガードが外れます。リヤサイト右側にあるレバーは本来そこを回す事でハンドガード上側を外すことができるのですが、この銃ではハンドガード上側の後ろの金具を留めているだけなので特に操作する意味はありません。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
ハンドガードが外れたところ。アウターバレルは割りとキズには強いようですが、フリーになった金具をカラカラ前後させてしまうとうっとおしいのでハンドガードを外したらガスブロックを定位置に組んで下のネジを軽く締めておくと良いでしょう。というか、この下のネジ失くすと致命的なので・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039C
トップレイルを開きレシーバーカバーを外しておきます。バッテリーホルダーを留めている小さなネジを外します。このネジも大切なので失くさないように。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
バッテリーホルダーを後ろ側へ動かすとレシーバーとの噛み合いが外れます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
レシーバーカバーを留めるボタンを上画像の矢印方向に押して外します。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
バッテリーホルダーを外します。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
レシーバー下側にあるネジを4個外します。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
レシーバーとバレルアセンブリが分離できました。構造的にはマルイのAK47と大体同じらしい・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039C
チャンバー両脇のネジ2個を外します。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
チャンバーとインナーバレルが抜き出せました。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
チャンバー下のC状のパーツを外すとインナーバレルとチャンバーパッキンが抜けます。この辺もマルイのAK47とほぼ同じみたいですね。社外品のマルイAK47用金属チャンバーがそのままつくように思えます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
インナーバレルからチャンバーパッキンを外しました。右がこの銃に付いていたもの。左はS&Tタボールに付いていたもので、どちらもマルイ互換。タボールのように弾こぼれはしないのでこれはまあこのまま使ってもいいかな・・・でもCM.039Cでは無いのですがCYMAのAKはチャンバーパッキンを短くぶった切って組んで初速を落とすデチューンをされている固体もあるようなのでここは必ずチェックしておいた方が良いでしょう。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
次は目指せメカボックス。グリップ底のネジを外してグリップを抜きます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
セレクターレバーの付け根のカバーはプラ製で、ツメで引っ掛けたら簡単に取れます。その下にあるネジを外し、セレクターレバーを外します。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
おっともう一個、このパーツを抜くとレシーバーとメカボックスの結合が解除されます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
上へゴソッと。レシーバー裏側には左側にあるスリングスイベルを留めている金具がはめ込まれており、念のためなのか透明なテープで留めてありました。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックス。マルイのVer.3メカボックスと互換があるらしく、マルイのAKのメカボックスとそのまま置き換えてしまえるのだそうな。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックス左側。左側を上にすると右側のセレクターのパーツが落ちてしまいます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
トリガー後ろにあるカバーがひん曲がって中身が露出していました。このパーツはメカボックスをレシーバーに収める時にレシーバーの端に引っ掛かりやすく、この個体はすでにひん曲がっていましたが後からバラして再び組んでも結局ひん曲がる運命にある気がします。はめ込まれてるだけなのでとりあえず外します。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックスとモーターの間にあるネジ2つを外してモーターホルダーを分離します。このモーターは磁力が強烈で近くにネジやスプリングなど鉄パーツを転がすと猛然と引き寄せるのでメカボックスを開ける時はなるべくネジなどを近くに置かないよう注意。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
左側に載っているセレクターパーツを外します。1個はネジどめされていますがこれも外しておきます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックス上面にあるプレートを後ろ側から細いマイナスドライバーなどを差し込んでコジりながら前側へ抜きます。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
抜けました。手で引っ張ると手を切る危険があるので前端をペンチでつかんで引っこ抜くのが良いでしょう。メカボックス上面の接合をネジの代わりにこのプレートで留めているのでそれなりに力が要ります。メカボックスをふっ飛ばさない注意。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
メカボックス左右を留めているネジを4本抜きます。前端上側を短いネジ、前端下側を中くらいの長さのネジ、トリガー後ろとメカボックス後端に長いネジ。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
そーっとマイナスドライバーでコジコジしてメカボックスを開きます。フルオートで撃った後だとスプリングが圧縮されている事があるので注意。撃つのをやめる時かならずセミオートで1発空撃ちする習慣をつけておかないとこういう時にも危険な目に遭ったりします(最悪メカボックスを開けた時にパーツが弾けて爆発に近い事が起きます・・)。出来れば念のためモーターホルダーを外した時点で下から逆転防止ラッチを針金などで引っ張ってスプリングをフリーにしておくとなお良いでしょう。


後半へ続く


引き続きCM.039C。今回は初速チェック。
サイクルも気になるところでしょう。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
8.4v2300mAh(G&P GP552)での計測。初速はマルイのスタンダード電動M4と同程度かな?サイクルも割りと普通です。

CYMA AK47タクティカルCM.039C
9.6v1300mAh(FIRSTのマルイセル使用オリジナルミニバッテリー)での計測。タボールに繋ぎっぱだったのでちょっと放電してたかも?充電したての8.4vとほとんど変わらない・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039C
マルイのコンパクト電動用のマイクロバッテリーEXを放電器アダプターを介して接続。何かこのままレシーバーの横にくくりつけて使っても良さそうなくらいコンパクト。でも7.2vで500mAhしかないしNi-Cdだし・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039C
7.2v500mAh(マルイマイクロバッテリーEX)での計測。サイクルはもっさりしてますが割りと使えるレベルではあります。

初速はかなり安定していて強力ですが強すぎるほどでもない初速。ですが他所のレビュー記事などを見るとメカボックス内はグリスが適当で必要な箇所に塗られていないとか、割と良さげと思ったら結局ピスクラしたとか脅されます・・・
やはりメカボックス内と、あとチャンバー周りも開けて様子を見ておいた方が良さそう。



マグプルのAK P-MAGを修復してCM.039Cに使えるようにしました。

マルイの次世代AKS74Uにマグパイプを装着してスタンダード電動AK47系のマガジンを使えるようにしたかったのですが、マガジンキャッチに掛かる部分をかなり削り込まないと装着できず、また給弾ストップが激しいので結局マグパイプは外して素直にAK74用純正マガジンを使う事にしたため折角買ったマグプルAK P-MAGは各部を削られた状態で浮いていたのですが、ここへきて新たにスタンダード電動AK47系互換の銃を買ったので引っ張り出してきました。

マグプルAK P-MAG
マガジンキャッチに掛かるラッチの下側を削っていたのでプラ板を貼って修復。こんなに削ったっけ・・・ってくらい重ね(0.5mmプラ板4枚分)、流し込み接着剤とアロンアルファでガッチリと固めます。AK47タクティカルに装着しても結局装弾ストップし、マガジンの下側ををグイッと引くとチャッと音がして再装弾、2~3発撃つとまたストップという症状だったので装弾ストップしないようになるまで盛った結果こうなりました。マガジンの装着時もマガジン上前側を銃へ掛けてからマガジン下側をエイヤッと手前に引っ張ってマガジンキャッチに掛ける必要があります。元々こうなのかなぁ・・・

マグプルAK P-MAG
リップ部分。弾を止める部分を試行錯誤の末削りすぎて弾が止まらなくなってしまったので0.5mmプラ板を瞬着で貼って補修しています。チャンバーが刺さるとストッパーが開放方向へ押されて弾がチャンバーに送られる構造ですが、このストッパーの厚みが増しチャンバーが刺さった時にストッパーが大きく動くようになったのでここでも給弾ストップしにくくなったのに貢献しているはず。

CYMA AK47タクティカルとマグプルAK P-MAG
装着した姿。曲率が緩くAK74風味。雰囲気よりは、半透明である事による便利さが取り得。値段が2千円~2500円ほどとマルイの純正ノーマルマガジンと同程度で買いやすいのも魅力。

CYMA AK47タクティカルとAN/PEQ-2タイプバッテリーボックスとG&P8.4vNi-MH AKバッテリーGP552
GP552は充電したら2500mAhくらい入りました。AN/PEQ-2タイプバッテリーボックスのライトが入る所のレンズを外したら突き出ながらも一応入るのでこんな形にしてやりました。プローブというか、センサー棒というか・・・さすがに容量が大きいだけの事はあり作動は元気があります。

マルイMP7A1
ミニバッテリーはMP7A1に返し、現在このようになっています。CM.039Cは重いのでこっちを持つと安心します・・・



CYMAのAK47タクティカル(CM.039C)です。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
CYMAの電動ガンはCM.0何々と型式があってちょっとオタク心にギュンギュンきますね。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
初速チェック表のようなものが外箱側面に貼ってあります。タボールにも付いていましたが、買った店が同じだからなのか中華電動はみんなこうなのかは不明。ここを見る限りタボールと同程度の初速の模様。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
ではいざOPEN!

CYMA AK47タクティカル CM.039C
説明書はストックが違うだけのCM.039Uと共用?英語と中国語だけなのでチンプンカンプン・・・でもないか。絵付きなので訳してなくても大体理解できるレベルかと。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
付属品はマガジン・クリーニングロッド・フロントサイト調整用治具、マガジンのゼンマイを巻くネジ巻き。箱内にはバッテリーが納まってそうなスペースはありますがさすがにそこまでは入っていません。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
銃本体マズル付近。フルメタルだけあって重い(4kg)し黒々していてゴッツイです。ハイダーは斜めカットされすこし傾いて取り付く特徴的なAKMタイプ。M14逆ネジ仕様で、上側にあるポッチを押しながらハイダーを回すと外れます。バレル下に差し込まれているクリーニングロッドは先端を下側へ曲げるようにして引っこ抜けますが、ハンドガードへは数ミリしか刺さっていないので短く、うっかり触って外れる事も・・・

CYMA AK47タクティカル CM.039C
ハンドガードは上下左右にレイルのある汎用性の高いもので、色がマルゼンCA870のレシーバーみたいな繊維感のある黒に近いダークグレーをしており、感触もソリッドな感じで剛性感もあります。ただ横のレイルだけは溝が一本しかなく、溝の幅もやや狭いのでカッターで削って拡げる必要があります。下面レイルには折りたたみ式のフォアグリップが標準装備されていますが、見た目より幅があり後面は肉抜きされているのであまり握りやすくは無く、折りたたみの軸がやたらガタガタなので使用感が悪くこんなもん外して別のフォアグリップに換えた方がいいかも。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
レシーバー付近。この銃の最大の特色であろうトップレイルが特徴的。ストック付け根右側面に剛性の高そうなスイベルが増設されていますが、レシーバー後方左側に元々あるスイベルも残されています。塗装はつや消し黒ですが風合いはちょっと雑味がありマルイの次世代AKS74Uなんかに較べると全体的に汚い傾向にありますが、小奇麗なよりもむしろこの方がAKらしいか。
グリップはFN SAWタイプとも呼ばれるM249MINIMIやFNCなどのものと似た形で、AKのグリップとはかなり見た目も握り心地も違います。

CYMA AK47タクティカル
コッキングレバーはコッキング感などは無くただ引けるだけですが中に棒やスプリングが覗いててメカメカしい雰囲気。中にはホップアップ調整用のレバーがありますが動作距離が長く、かなり細かい調整が利きそうに見えます。(実際には大雑把な位置調整になる程度にしか反応が返ってきません・・・)
マガジンは多弾タイプで基本的には底面に露出した歯車を手で擦るように巻きますが、右側面にゼンマイを巻くための穴がありここに付属のネジ巻きを差し込んで回す事ができます。ネジ巻きL字なら完璧だったのに・・・素直に底面の歯車を巻いた方が早いかも。材質はプラプラでちょっと安っぽいですがこの辺は実物ワッフルマガジンもそうなので・・・装弾数は約550発で、マルイのAK用多弾(600発)よりやや少ないですがそれでも使い切れないくらい多い量のはず。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
ストックはM4タイプのストックチューブにブッシュマスタータイプの伸縮ストック。ちょっと白く汚いですが拭いてもまた乾くと白く浮いてくるので材質的なものかと。箱出しだとストックチューブ付け根のリングが緩まっててガタついていますが手で回して締めてやればガッチリします。その後ろのストックはややカタカタしていますがこれはまあ仕様です・・・伸縮は6ポジションでロックはカッチリしていて安心。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
トップレイルの中央は窪んでいてちゃんとアイアンサイトが覗けるようになっていますが、リヤサイトであるタンジェントサイトはちょっと起こしてやらないとよく見えません。ここに載せるドットサイトやスコープはローマウントでも十分覗き込めるはず。むしろストックにチークパッドが欲しくなるレベルかもしれません。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
トップレイルはリヤサイトベースを軸にして上下にスイングし、後ろ側はストック付け根上面のネジに引っ掛けて固定しています。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
トップレイルを掴んで後ろ側へ引っ張るとレイル前側でスライドし後ろのネジとの引っ掛かりが解けるようになっています。こんな構造なのでトップレイルはそれなりにガタがありますが箱出しだと後ろ側の引っ掛けネジが浅くしか刺さっていないので締めこんでやるとちょっとガタを減らす事ができるようです。ただし締めすぎるときちんと引っ掛からなくなるので程ほどの位置で。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
レイルはタンジェントサイトを上画像のように起こしておかないと引っ掛かって持ち上がらないので注意。バッテリーの取り付けに手間取る内にこの立てたレイルがガシガシ顔に当たる傾向にあるので目などにヒットしないよう気をつけます。

CYMA AK47タクティカル CM.039C
レシーバーカバーは実銃通り後端にあるボタンを押して持ち上げると外れます。中はマルイのスタンダード電動AK47Sと同様にバッテリーホルダーとなっています。

G&P 8.4v2300mAh AKタイプバッテリー(Ni-MH)GP552
AKバッテリーは持っていないので一緒に買っておきました。マルイのが高かったのでちょっとお安いG&Pの8.4vAKバッテリー(GP552)を買ったのですが、何か思ってたよりもデカイ気が・・・

CYMA AK47タクティカルCM.039CとG&PGP552AKバッテリー
やはり入りません・・・長さはリヤサイト下を通ってハンドガード内に入る形になるのですが、銃側から出ている配線が短くてコネクターを空きスペースに逃がすことが出来ませんし、何よりバッテリーが太くてスペースギリギリすぎるのでタンジェントサイトのスプリングの端に当たってリヤサイト下のスペースへ通す事ができませんでした。そもそもこのバッテリー、セルの大きさがラージバッテリーくらいあるような・・・
そもそもマルイのAKバッテリーのサイズってどんなもん?と思ってググってみると、長さはおよそ20cmだそうです。マルイのミニSバッテリーのセル1個の長さが3cmほどでそれが7個ストレートに並んでいるので3x7=21で大体計算が合います。で、こちらのGP552は長さ30cmくらいあります・・・でも太さはミニSバッテリーのセルとほぼ同じで約1.7cm程。太さ一緒なのに何で入らないのか?という疑問が出てきますが、そこで銃側のバッテリーホルダーの長さを測ってみると、後端からリヤサイト下のトンネル前までが20cmほど。なるほど。つまりリヤサイト下のトンネルはそもそもバッテリーが入る場所ではないという事なのですね・・・
2300mAhとかやけに容量あるな!と思ったらこんな罠が・・・(マルイのAKバッテリーは1300mAh)素直に今度マルイのAKバッテリー買ってきます・・・

どうすっかこのクッソ長いバッテリー・・・

CYMA AK47タクティカル CM.039CとAN/PEQ-2タイプバッテリーボックス
仕方ないのでミニSバッテリーを浮いていたAN/PEQ-2タイプバッテリーボックスに入れて装着。電気が来たので空撃ちしてみると、何か独特な作動音がします。セミオートではキョとドッとジャッが合わさったような音で結構切れが良く、フルオートではヘヒャヒャヒャヒャといった感じの独特な音がします。

CYMA AK47タクティカル CM.039CとマグプルAK P-MAG
次は弾を発射するのですが多弾マグはあんまり使いたく無いので以前買ったマグプルAK P-MAGを差してみます。これは次世代AKS74Uにマグパイプ装着の上から取り付くように所々削ったりプラ板貼ったりしているせいか刺さりもしないのでプラ板をひっぺがすとややグラつくものの取り付きました。が、やはり削った部分でズレるのか頻繁に給弾ストップする始末。これも買い直しかなぁ・・・

CYMA AK47タクティカルとマルイAK47用多弾ショートマグ
マルイの多弾ショートマグも挿してみますがこれは削った分でグラグラガタガタ。削った分プラ板貼れば使えるのか、素直に買い直しか否か。うーん・・・

CYMA AK47タクティカルとAN/PEQ-2タイプバッテリーボックス
バッテリーボックスを邪魔になりにくい右側に取り付け、コードをエジェクションポートから出してレシーバーカバーを閉じて形にしました。しばらくはこの形で。

外で撃ってみましたが多弾マグ特有の給弾途切れがあった他は別にこのままでも使えるんじゃね?って感じ。ホップもちゃんと効くしタボールよりは安心して撃てるように感じます。

CYMA AK47タクティカル
とはいえやはり動作音が何か悲鳴っぽく聞こえる気がしないでもないのでグリップを外してモーターの位置調整をしてみます。グリップは底のネジ一本外せば簡単に抜けます。グリップを外すと中はマルイのAK系らしいモーターホルダーに収まったモーターがあります。モーターの色がマルイのEG1000Sそっくりな黒い缶に青いエンドベル。ただ端子はハンダ付けされているのでポン付け交換とはいかなそう。グリップを留めていたネジ穴の奥へ六角レンチを差し込んで回すとモーターが前後するので空撃ちしながら調整してみますが、ギッチリ締めた時こそノイズが増えるものの緩める方向へはノイズの変化が無く、あまりここをいじる意味は無かった模様。電動ガンのメカボックス調整のノウハウなんてからっきしなのでシム調整とかさっぱりわかりません・・・気にせず使ったらいいのかなぁ・・・

CYMA AK47タクティカルと愉快な仲間たち
エアコキの方のCYMAのAK47と、GYFのAK47パラトルーパーと。
格好に惚れて買ったCM.039C。まずはこの邪魔なバッテリーボックスをなくさねば・・・




66  67  68  69  70  71  72  73  74  75  76 
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
アーカイブ
プロフィール
HN:
DD
P R
カウンター
ブログ内検索