~趣味の世界~
HYUGAのオープンドットサイトです。
オープンタイプがどんなものなのか試してみたくなり買ってみました。最近になってあちらこちらで3~4千円のものが多く出回ってきたので買い易くなりました。これは2980円。もう数百円出せばドットが赤緑になったりドットパターンが4種類切り替えのが買えますが、まあついでに買える方でいいや。
内容は本体と六角レンチ、説明書。説明書はペラ紙一枚ですが日本語表記。
ドット輝度調整ダイヤル(中央の低い円筒)の天面のフタを回して外すと中にCR2032電池が入っています。付属のレンチで銃のレイルに取り付ければ即使えるようになっていました。
ダイヤルをひねって1に合わせ、サイトを覗き込んでみます。真後ろから覗かないと四角のレンズにドットが現れないので最初ちょっと戸惑いました。ドットの上に薄赤い映り込みが常時見えており、最初これがドットなのかと思ってしまいました。
輝度を上げてゆくとドットがはっきり見えてきます。ダイヤルが固くてOFF位置の左右1か11で使いがちになりそうですが、1だと薄すぎて11だとにじみすぎ。4~8あたりが実用域でしょうが、固いダイヤルをそこまで回すのがちょっとダルい・・・
構造的にはダイヤルより後半部分にLEDがあって前方に向けて照射されており、一見すると中華エアコキにオマケで付いてくる光るだけのダミードットと似ていますが、レンズはちゃんとドットサイトとして機能するよう構成されています。
レンズの下の突起とLED収納部の上にある白く塗られた溝を使って固定サイトとして使う事もできます。同じ形をしたプレデターチャージャー付属のダミードットもこれさえあったらまだ使えたのに・・・
固定サイトは位置が低く取り付ける銃によっては覗き込むのがツライのであくまで非常用。その位置からドットを点灯させると低すぎてドットが見えません。覗く高さを上げていくと日が昇るようにドットが現れます。LED収納部の後ろと右にイモネジが刺さっており、ここでドットの上下左右調整ができます。
S&Tタボールの上に装着してみました。一旦レールへの固定パーツを外し、本体をレイルに載せて固定パーツを再度取り付けるという手順。手で回せるネジを緩めるだけで着脱ができれば最良ですが、これはこういうものだと割り切りましょう。後ろ側の固定パーツは前後に調整しろがあるのでレイル横溝の間隔がヘンテコなレイルでも取り付くはずです。
タボールの場合銃側に標準で付いているフリップアップサイトとほぼ同じ高さなので同じ感覚で覗き込む事ができますが、元々サイトの高さが低めなのでフェイスガードを付けてると覗き込めないかも・・・ドットサイト側の固定サイトは位置が低すぎて覗き込めません。
フリップアップサイトを前後とも上げて覗き込んだところ。無調整のままでも割と合っていました。実射するとやや左寄りでしたが、補正可能なレベル。十分使い物になります。
あとはダイヤルがもうちょっと軽く動いてくれれば・・・と分解してみるもダイヤル周辺はブラックボックス状態。ここまでしかバラせませんでした。本体は混ぜ物をした強化樹脂っぽい材質で、ダイヤルとその上のフタ、マウント金具は金属製。レンズはガラスのハーフミラーで、それを囲う枠もプラ製ですがかなり強度のあるプラスチックなので重い銃の上に載せた状態で逆さまに落とすとか、論外な事をしなければそうそう壊れたりはしないでしょう。レンズに至近距離から被弾するのもありがちとはいえ本来論外な話。金属レシーバーだって至近弾食らったらベコベコになります・・・
ダイヤルの下の隙間にマイナスの精密ドライバーを差し込んでグリグリしてみたらちょっと浮いたのか軽く動くようになりましたが、ダイヤル自体がちょっとグラつく感じになってしまいました。水が入るのが心配なら隙間にグリスを塗ればある程度は安心でしょうが、そもそもLED部分が露出してるので濡らすのはダメです。
軽いしドットサイトとしてはきちんと機能するので十分実用的ですが、チューブタイプと比較して覗きやすいか?と言えば咄嗟にサイティングしてもドットがちゃんと見えるように練習して慣れる必要はあります。視界の広さがオープンタイプの特徴ですが、反面レンズは明るい場面では映り込みでレンズ越しの先が見えない時もあります。ドットサイトはそもそもレンズを片目で覗きながらもう一方の目ではレンズの外を見るのが正しい使い方。スコープのように片目を閉じて覗き込むクセがある人はそのクセを治さないとドットサイトを正しく使う事ができません。重くても堅牢でバカでも使えるチューブタイプか、やや慣れが要るしヤワだが周りが見やすく羽のように軽いオープンタイプか。スキルと好みで自分に合ったものを見つけてください。
オープンタイプがどんなものなのか試してみたくなり買ってみました。最近になってあちらこちらで3~4千円のものが多く出回ってきたので買い易くなりました。これは2980円。もう数百円出せばドットが赤緑になったりドットパターンが4種類切り替えのが買えますが、まあついでに買える方でいいや。
内容は本体と六角レンチ、説明書。説明書はペラ紙一枚ですが日本語表記。
ドット輝度調整ダイヤル(中央の低い円筒)の天面のフタを回して外すと中にCR2032電池が入っています。付属のレンチで銃のレイルに取り付ければ即使えるようになっていました。
ダイヤルをひねって1に合わせ、サイトを覗き込んでみます。真後ろから覗かないと四角のレンズにドットが現れないので最初ちょっと戸惑いました。ドットの上に薄赤い映り込みが常時見えており、最初これがドットなのかと思ってしまいました。
輝度を上げてゆくとドットがはっきり見えてきます。ダイヤルが固くてOFF位置の左右1か11で使いがちになりそうですが、1だと薄すぎて11だとにじみすぎ。4~8あたりが実用域でしょうが、固いダイヤルをそこまで回すのがちょっとダルい・・・
構造的にはダイヤルより後半部分にLEDがあって前方に向けて照射されており、一見すると中華エアコキにオマケで付いてくる光るだけのダミードットと似ていますが、レンズはちゃんとドットサイトとして機能するよう構成されています。
レンズの下の突起とLED収納部の上にある白く塗られた溝を使って固定サイトとして使う事もできます。同じ形をしたプレデターチャージャー付属のダミードットもこれさえあったらまだ使えたのに・・・
固定サイトは位置が低く取り付ける銃によっては覗き込むのがツライのであくまで非常用。その位置からドットを点灯させると低すぎてドットが見えません。覗く高さを上げていくと日が昇るようにドットが現れます。LED収納部の後ろと右にイモネジが刺さっており、ここでドットの上下左右調整ができます。
S&Tタボールの上に装着してみました。一旦レールへの固定パーツを外し、本体をレイルに載せて固定パーツを再度取り付けるという手順。手で回せるネジを緩めるだけで着脱ができれば最良ですが、これはこういうものだと割り切りましょう。後ろ側の固定パーツは前後に調整しろがあるのでレイル横溝の間隔がヘンテコなレイルでも取り付くはずです。
タボールの場合銃側に標準で付いているフリップアップサイトとほぼ同じ高さなので同じ感覚で覗き込む事ができますが、元々サイトの高さが低めなのでフェイスガードを付けてると覗き込めないかも・・・ドットサイト側の固定サイトは位置が低すぎて覗き込めません。
フリップアップサイトを前後とも上げて覗き込んだところ。無調整のままでも割と合っていました。実射するとやや左寄りでしたが、補正可能なレベル。十分使い物になります。
あとはダイヤルがもうちょっと軽く動いてくれれば・・・と分解してみるもダイヤル周辺はブラックボックス状態。ここまでしかバラせませんでした。本体は混ぜ物をした強化樹脂っぽい材質で、ダイヤルとその上のフタ、マウント金具は金属製。レンズはガラスのハーフミラーで、それを囲う枠もプラ製ですがかなり強度のあるプラスチックなので重い銃の上に載せた状態で逆さまに落とすとか、論外な事をしなければそうそう壊れたりはしないでしょう。レンズに至近距離から被弾するのもありがちとはいえ本来論外な話。金属レシーバーだって至近弾食らったらベコベコになります・・・
ダイヤルの下の隙間にマイナスの精密ドライバーを差し込んでグリグリしてみたらちょっと浮いたのか軽く動くようになりましたが、ダイヤル自体がちょっとグラつく感じになってしまいました。水が入るのが心配なら隙間にグリスを塗ればある程度は安心でしょうが、そもそもLED部分が露出してるので濡らすのはダメです。
軽いしドットサイトとしてはきちんと機能するので十分実用的ですが、チューブタイプと比較して覗きやすいか?と言えば咄嗟にサイティングしてもドットがちゃんと見えるように練習して慣れる必要はあります。視界の広さがオープンタイプの特徴ですが、反面レンズは明るい場面では映り込みでレンズ越しの先が見えない時もあります。ドットサイトはそもそもレンズを片目で覗きながらもう一方の目ではレンズの外を見るのが正しい使い方。スコープのように片目を閉じて覗き込むクセがある人はそのクセを治さないとドットサイトを正しく使う事ができません。重くても堅牢でバカでも使えるチューブタイプか、やや慣れが要るしヤワだが周りが見やすく羽のように軽いオープンタイプか。スキルと好みで自分に合ったものを見つけてください。
アカデミーのS&W M4504です。
腐女子臭漂う外箱。高い銃ではない(1180円)のでこういうライトな雰囲気も良いでしょう。アカデミーというと私の中では飛行機プラモのイメージがあります。
開封。これもトイスターと同様に発泡スチロールを使わず厚紙の組み合わせで緩衝をしています。
付属品は銃本体の他は黄色い軽量BB弾だけ。中国製ほどではありませんがややバリがあるのでルーズなバレルで使い捨てにするならトラブルは起きないだろうレベル。
形は値段の割りには頑張っていますが、表面仕上げは懐かしさをおぼえる光沢さえあります。リヤサイトやハンマー、トリガーは混ぜ物がされているような独特な質感で、強化樹脂だと思うのですがパッと見は亜鉛パーツのように見えます。
フレーム前方左とマガジンバンパーにMADE IN PHILIPPINESとあります。アカデミーは韓国のメーカーですが、生産地はフィリピン。タミヤも製品の多くをフィリピンで生産しているので有名ですね。刻印が凸モールドなのがちょっと残念。フレームのこの部分やスライド上面の曲面部分などは梨地になっており、ここは実銃もそうなのですがもう少し梨地が荒い方が好きかな・・・
マガジンは重りが入っていないリザーブタイプ。マガジンバンパーが前にスライドして底部からBB弾を流し込みます。ロックボタンが底部にあり、押しながらスライドさせて開閉。マガジン上方が先細りでダブルカーラムのマガジンみたくなっていますが、実銃のマガジンは真っ直ぐです。表面がテカテカABSなのが安っぽいですが手を入れるとしたらブルースチールで塗るくらいしか無いか。
ハンマーはライブ可動しますがフルコック位置から手で押すと倒れる程度のロッキング。ダブルアクションはしますがハンマーは3~4mmほどしか起きず、ハンマーをフルコックしてもトリガーが連動しません。まあ動くだけマシって事でどうかひとつ。スライド側面のデコッキングレバーはダミー。ここはライブ動作するトイガンの方が珍しいので仕方ありません。S&Wオートのトイガンが少ないのも多分これのせい・・・
スライドの引きは比較的軽めで感触も良好。引きの良好な感触とは、スムーズにスッと引けて且つ引ききったところにコック感がちゃんとあるという事。ただトリガータッチはイマイチで空走距離が長くシアが落ちるちょっと手前で急にグニャッと重くなるのが惜しい。発射音はパツンというマルイのエアコキハンドガンと似た音。エジェクションポートは別パーツですが引いた時も閉じたまま・・・
初速は10歳以上用なのでこんなものです。固定ホップがあるので20m以内なら十分射的を楽しめるはずです。
グリップ下からペンライトで照らして銃口から撮影。インナーバレルはアルミ製で、チャンバーの前の上面1時と11時の位置に突起が出ているのがわかります。韓国メーカーのトイガンは内部パーツが透明プラなのでこういった撮影ができます・・・
マルイのエアコキPC356と。PC356はマルイのエアコキハンドガンでは最新のものなのでさすがに較べると性能や動作では上回りますがフレームが左右モナカでグリップ一体な点では劣ります。
分解はまずグリップ下端後ろにあるピンを抜いてグリップパネルを外し、スライドストップを抜きます。グリップパネルは一体成形。
銃口下にあるネジを抜き、スライド前面のパーツを外してアウターバレルに差し込まれているリコイルスプリングも抜きます。今回は全バラにするのでリヤサイトも上にあるネジを抜いて外しています。
スライドを引いて一旦コッキング状態にし、安全のためにトリガー上左面のセーフティをSの位置にしておきます。スライドを外すのですが、ちょっと勇気と気合が要ります。スライドをいっぱいに引き、下側からこじ開くようにして上へひっぺがします。スライドは左右一体成形ですが、割れそうなくらい開かないと外れてくれません。スライドが無事外れたらスライド前端下に入っているパーツを後ろ側へ抜き、エジェクションポートを塞いでいるパーツを外側から押して一方のツメをずらし、内側からもう一方のツメを浮かせて外します。グリップ前のマガジンキャッチもネジを抜いて左右から外しますが、左側に小さなスプリングが並行して入っているので忘れずに、失くさないように。
バレルアセンブリを留めているネジ2本を抜きバレルアセンブリを外したらその下の透明な内部パーツはこの状態ではセーフティスイッチのみで保持されています。赤矢印のツメを上から細いもので押しながら引っこ抜きます。
このように。
透明な内部パーツが抜き出せました。抜き出す時トリガーバーに掛かっている長いヒゲバネがトリガーバーを蹴散らすのでパーツを失くさないように。この内部パーツは壊れない限りはやたらにバラさない方が材質的に安全でしょう・・・
バレルアセンブリはバラし方がよくわかりません・・・今回はバラす必要も無いのでここまでにしておきます。
スライドもフレームも左右一体成形とはいえ合わせ目はハッキリ残っているのでヤスってヤスってヤスりまくります。ここは基本に忠実に、当て木を使って240番→400番→1000番→2000番の順にヤスってゆきます。
はあふうこれでいいや・・・(疲労困憊)ヤスり掛け嫌いなんだよ!
スライド・フレームとマガジンバンパーを中性洗剤で洗って脱脂し、水分をエアダスターで飛ばします(冷えたエアダスター缶気持ち良いナリ・・・)。バレルアセンブリは前側の継ぎ目までを残してマスキングしシンナーで軽く拭いて脱脂。そして割り箸を適当なところに挟んだり貼ったりして持つ所を確保したらいざキャロムチタニウムシルバーで塗装。真夏なので乾燥も速く作業性は最高です(汗ばみがちなので絶対に塗装する前の面を触らないように!)。
フレームは指触乾燥後割り箸をハンマー周辺部に掛けなおしてもう一度塗装。1度目ではトリガーガード内側が薄かったのでこの辺を重点的に・・・
せっかちな性分なので6時間程で一気に組み上げてしまいました。やっぱS&Wオートは銀色だわ・・・
全体的に白く粉が吹いたようになっていますが拭きあげてやると薄く虹色に輝く金属感が出てきます。
S&Wの4桁のモデルナンバーは、最初の2桁が口径を含めたモデルを表し、次の1桁がタイプ、最後の1桁が材質を示している。
例えばS&W・M5946は、口径9mmX19のモデル59をベースとし、4の表すスタンダード・サイズのダブル・アクション・オンリーのメカニズムをもつタイプで、最後の6がステンレス・スチール製のスライドとフレームを備えていることを示している。ベーシックなモデルとして39、59、69、10、40、45の6系列、タイプは0~9、材質は3~7までのオプションがあり、組み合わせにより多数のバリエーションがある。(床井雅美「最新ピストル図鑑1993年版」S&W M5946の項より)
4504の場合45ACPを使用するモデルの45、普通のシングル・ダブル両アクションのタイプの0、スチール製スライド・フレームの4で4504という事になっています。3桁の時代だとタイプが無く材質が先に来る並びで、その場合だとM445になりますね。
脱線しましたが最後の仕上げ、マガジンのリザーブ殺しと重量アップ。まずは分解。
所狭しとウェイトを詰めます。閉まるかどうかちょっと不安でしたがすんなりピッタリ左右合わさりました。これでマガジンキャッチを押してスルリとマガジンが落ちるようになりましたが、銃全体の重量感アップという点では、元が羽のように軽いのが気持ち重くなったという程度。まあ110gほどしか重くなってませんので・・・
腐女子臭漂う外箱。高い銃ではない(1180円)のでこういうライトな雰囲気も良いでしょう。アカデミーというと私の中では飛行機プラモのイメージがあります。
開封。これもトイスターと同様に発泡スチロールを使わず厚紙の組み合わせで緩衝をしています。
付属品は銃本体の他は黄色い軽量BB弾だけ。中国製ほどではありませんがややバリがあるのでルーズなバレルで使い捨てにするならトラブルは起きないだろうレベル。
形は値段の割りには頑張っていますが、表面仕上げは懐かしさをおぼえる光沢さえあります。リヤサイトやハンマー、トリガーは混ぜ物がされているような独特な質感で、強化樹脂だと思うのですがパッと見は亜鉛パーツのように見えます。
フレーム前方左とマガジンバンパーにMADE IN PHILIPPINESとあります。アカデミーは韓国のメーカーですが、生産地はフィリピン。タミヤも製品の多くをフィリピンで生産しているので有名ですね。刻印が凸モールドなのがちょっと残念。フレームのこの部分やスライド上面の曲面部分などは梨地になっており、ここは実銃もそうなのですがもう少し梨地が荒い方が好きかな・・・
マガジンは重りが入っていないリザーブタイプ。マガジンバンパーが前にスライドして底部からBB弾を流し込みます。ロックボタンが底部にあり、押しながらスライドさせて開閉。マガジン上方が先細りでダブルカーラムのマガジンみたくなっていますが、実銃のマガジンは真っ直ぐです。表面がテカテカABSなのが安っぽいですが手を入れるとしたらブルースチールで塗るくらいしか無いか。
ハンマーはライブ可動しますがフルコック位置から手で押すと倒れる程度のロッキング。ダブルアクションはしますがハンマーは3~4mmほどしか起きず、ハンマーをフルコックしてもトリガーが連動しません。まあ動くだけマシって事でどうかひとつ。スライド側面のデコッキングレバーはダミー。ここはライブ動作するトイガンの方が珍しいので仕方ありません。S&Wオートのトイガンが少ないのも多分これのせい・・・
スライドの引きは比較的軽めで感触も良好。引きの良好な感触とは、スムーズにスッと引けて且つ引ききったところにコック感がちゃんとあるという事。ただトリガータッチはイマイチで空走距離が長くシアが落ちるちょっと手前で急にグニャッと重くなるのが惜しい。発射音はパツンというマルイのエアコキハンドガンと似た音。エジェクションポートは別パーツですが引いた時も閉じたまま・・・
初速は10歳以上用なのでこんなものです。固定ホップがあるので20m以内なら十分射的を楽しめるはずです。
グリップ下からペンライトで照らして銃口から撮影。インナーバレルはアルミ製で、チャンバーの前の上面1時と11時の位置に突起が出ているのがわかります。韓国メーカーのトイガンは内部パーツが透明プラなのでこういった撮影ができます・・・
マルイのエアコキPC356と。PC356はマルイのエアコキハンドガンでは最新のものなのでさすがに較べると性能や動作では上回りますがフレームが左右モナカでグリップ一体な点では劣ります。
分解はまずグリップ下端後ろにあるピンを抜いてグリップパネルを外し、スライドストップを抜きます。グリップパネルは一体成形。
銃口下にあるネジを抜き、スライド前面のパーツを外してアウターバレルに差し込まれているリコイルスプリングも抜きます。今回は全バラにするのでリヤサイトも上にあるネジを抜いて外しています。
スライドを引いて一旦コッキング状態にし、安全のためにトリガー上左面のセーフティをSの位置にしておきます。スライドを外すのですが、ちょっと勇気と気合が要ります。スライドをいっぱいに引き、下側からこじ開くようにして上へひっぺがします。スライドは左右一体成形ですが、割れそうなくらい開かないと外れてくれません。スライドが無事外れたらスライド前端下に入っているパーツを後ろ側へ抜き、エジェクションポートを塞いでいるパーツを外側から押して一方のツメをずらし、内側からもう一方のツメを浮かせて外します。グリップ前のマガジンキャッチもネジを抜いて左右から外しますが、左側に小さなスプリングが並行して入っているので忘れずに、失くさないように。
バレルアセンブリを留めているネジ2本を抜きバレルアセンブリを外したらその下の透明な内部パーツはこの状態ではセーフティスイッチのみで保持されています。赤矢印のツメを上から細いもので押しながら引っこ抜きます。
このように。
透明な内部パーツが抜き出せました。抜き出す時トリガーバーに掛かっている長いヒゲバネがトリガーバーを蹴散らすのでパーツを失くさないように。この内部パーツは壊れない限りはやたらにバラさない方が材質的に安全でしょう・・・
バレルアセンブリはバラし方がよくわかりません・・・今回はバラす必要も無いのでここまでにしておきます。
スライドもフレームも左右一体成形とはいえ合わせ目はハッキリ残っているのでヤスってヤスってヤスりまくります。ここは基本に忠実に、当て木を使って240番→400番→1000番→2000番の順にヤスってゆきます。
はあふうこれでいいや・・・(疲労困憊)ヤスり掛け嫌いなんだよ!
スライド・フレームとマガジンバンパーを中性洗剤で洗って脱脂し、水分をエアダスターで飛ばします(冷えたエアダスター缶気持ち良いナリ・・・)。バレルアセンブリは前側の継ぎ目までを残してマスキングしシンナーで軽く拭いて脱脂。そして割り箸を適当なところに挟んだり貼ったりして持つ所を確保したらいざキャロムチタニウムシルバーで塗装。真夏なので乾燥も速く作業性は最高です(汗ばみがちなので絶対に塗装する前の面を触らないように!)。
フレームは指触乾燥後割り箸をハンマー周辺部に掛けなおしてもう一度塗装。1度目ではトリガーガード内側が薄かったのでこの辺を重点的に・・・
せっかちな性分なので6時間程で一気に組み上げてしまいました。やっぱS&Wオートは銀色だわ・・・
全体的に白く粉が吹いたようになっていますが拭きあげてやると薄く虹色に輝く金属感が出てきます。
S&Wの4桁のモデルナンバーは、最初の2桁が口径を含めたモデルを表し、次の1桁がタイプ、最後の1桁が材質を示している。
例えばS&W・M5946は、口径9mmX19のモデル59をベースとし、4の表すスタンダード・サイズのダブル・アクション・オンリーのメカニズムをもつタイプで、最後の6がステンレス・スチール製のスライドとフレームを備えていることを示している。ベーシックなモデルとして39、59、69、10、40、45の6系列、タイプは0~9、材質は3~7までのオプションがあり、組み合わせにより多数のバリエーションがある。(床井雅美「最新ピストル図鑑1993年版」S&W M5946の項より)
4504の場合45ACPを使用するモデルの45、普通のシングル・ダブル両アクションのタイプの0、スチール製スライド・フレームの4で4504という事になっています。3桁の時代だとタイプが無く材質が先に来る並びで、その場合だとM445になりますね。
脱線しましたが最後の仕上げ、マガジンのリザーブ殺しと重量アップ。まずは分解。
所狭しとウェイトを詰めます。閉まるかどうかちょっと不安でしたがすんなりピッタリ左右合わさりました。これでマガジンキャッチを押してスルリとマガジンが落ちるようになりましたが、銃全体の重量感アップという点では、元が羽のように軽いのが気持ち重くなったという程度。まあ110gほどしか重くなってませんので・・・
トイスターのエアコキグロック26です。
トイスターのいつもの箱。
開封。発泡スチロールを使わないのは個人的に好印象。マガジンが別にして入っていますが、トイスターのG26はマガジン違いで2種類あるらしく、底面にゼンマイ歯車のある電動ガン用みたいな多弾マガジンのものがありそちらはアリイブランドで売られています。こちらの普通なリザーブタイプのマガジンが付属するものは廉価版。元々アリイの多弾マグ付きG26の約半値ですが、今回は更に値引かれて980円でした。マガジン以外は同じらしいです。
廉価版といってもマガジンが違うだけで外観は中々のもの。リアル刻印だし、スライドもフレームも一体成形。テイクダウンラッチとスライドストップは金属製。トリガーガードの前にあるシリアルナンバープレートはMADE IN KOREAと掘られた金属パーツがはめられていますが、塗装が弱く軽く引っかいただけでもボロボロ剥がれてしまいます・・・
エジェクションポートから覗くブロックは銀色に塗装されており、指で押すとヘコヘコ可動します。マルイ電ブロハンドガンのG18Cと同じく、スライドを引いた時に下降してロッキング解除する動作が再現されています。前後サイトはスライドと一体化していますが後面にはドットの窪みがあるので好みで白点を入れると良いでしょう。
銃口付近。ラウンドした溝のライフリングが銃口から奥へ8mm程度まで表現されており、その更に奥、銃口から1cm強ほどの位置にプラ製のインナーバレルの前端が来ています。銃口下のリコイルスプリングガイド前端はスライドと一体化したモールド表現で、リコイルスプリングはアウターバレルに掛けられています。
スライドを引き、スライドの下側から押し広げるようにして上へ引っぺがすようにスライドを外すと内部が窺えます。ただスライドを外すのもハメるのも壊しそうで面倒臭いのであまりむやみに着脱をしない方が吉。
スライドの引きしろはこのくらい。あまりドカーンと後退はしませんしスライドストップも掛かりません。比較的ローパワーなので引きは軽い方だろうと思います。
マガジンは上側にスライド蓋があるリザーブタンクのあるタイプ。重りも全く入っていないので非常に軽いです。
フォロワーを引き下げてBB弾をリップから流し込みます。マガジンキャッチの掛かりが深いのかグリップ右前にあるマガジンキャッチを深めに押してマガジン底を掴んで引っ張り抜く必要があります。マガジンを挿す時はフォロワーを下端のロック位置から解除するのを忘れずに。
初速チェック。10歳以上用に近いパワーで勢いは無いものの固定ホップのおかげで弾道は滑空するかのごとくスイ~っと飛びます。トイスターのエアコキハンドガンは皆似たような飛び方。的を狙わずとも滑空する弾を見るだけでも楽しいのです。
グリップ下からペンライトを突っ込んで銃口から撮影。写真右が銃上側ですがインナーバレル奥上面に隔壁のようなホップラバーが出ているのがわかります。
マルイの銀ダンG26と。スライドが銀色な方が銀ダン(リアルフィニッシュではなく自家塗装したものです)。値段は近いですがそれぞれに違った魅力がある2挺。
一見似た2挺ですが握ると全く違い、グリップ幅、グリップ前面のチェッカーの有無、そしてマガジンバンパーの長さ。トイスターG26は左右に太く上下に窮屈な印象ですが、銀ダンよりも何というか高級な握り心地があります。
マガジンを分解。スペースいっぱいありますグフフ。
リザーブを潰してウェイトを詰めるいつもの改造。銃へマガジンを装着すると非常に良い感じの重さになりました。でもマガジンキャッチ押してもマガジンは落ちてきません・・・
トイスターのいつもの箱。
開封。発泡スチロールを使わないのは個人的に好印象。マガジンが別にして入っていますが、トイスターのG26はマガジン違いで2種類あるらしく、底面にゼンマイ歯車のある電動ガン用みたいな多弾マガジンのものがありそちらはアリイブランドで売られています。こちらの普通なリザーブタイプのマガジンが付属するものは廉価版。元々アリイの多弾マグ付きG26の約半値ですが、今回は更に値引かれて980円でした。マガジン以外は同じらしいです。
廉価版といってもマガジンが違うだけで外観は中々のもの。リアル刻印だし、スライドもフレームも一体成形。テイクダウンラッチとスライドストップは金属製。トリガーガードの前にあるシリアルナンバープレートはMADE IN KOREAと掘られた金属パーツがはめられていますが、塗装が弱く軽く引っかいただけでもボロボロ剥がれてしまいます・・・
エジェクションポートから覗くブロックは銀色に塗装されており、指で押すとヘコヘコ可動します。マルイ電ブロハンドガンのG18Cと同じく、スライドを引いた時に下降してロッキング解除する動作が再現されています。前後サイトはスライドと一体化していますが後面にはドットの窪みがあるので好みで白点を入れると良いでしょう。
銃口付近。ラウンドした溝のライフリングが銃口から奥へ8mm程度まで表現されており、その更に奥、銃口から1cm強ほどの位置にプラ製のインナーバレルの前端が来ています。銃口下のリコイルスプリングガイド前端はスライドと一体化したモールド表現で、リコイルスプリングはアウターバレルに掛けられています。
スライドを引き、スライドの下側から押し広げるようにして上へ引っぺがすようにスライドを外すと内部が窺えます。ただスライドを外すのもハメるのも壊しそうで面倒臭いのであまりむやみに着脱をしない方が吉。
スライドの引きしろはこのくらい。あまりドカーンと後退はしませんしスライドストップも掛かりません。比較的ローパワーなので引きは軽い方だろうと思います。
マガジンは上側にスライド蓋があるリザーブタンクのあるタイプ。重りも全く入っていないので非常に軽いです。
フォロワーを引き下げてBB弾をリップから流し込みます。マガジンキャッチの掛かりが深いのかグリップ右前にあるマガジンキャッチを深めに押してマガジン底を掴んで引っ張り抜く必要があります。マガジンを挿す時はフォロワーを下端のロック位置から解除するのを忘れずに。
初速チェック。10歳以上用に近いパワーで勢いは無いものの固定ホップのおかげで弾道は滑空するかのごとくスイ~っと飛びます。トイスターのエアコキハンドガンは皆似たような飛び方。的を狙わずとも滑空する弾を見るだけでも楽しいのです。
グリップ下からペンライトを突っ込んで銃口から撮影。写真右が銃上側ですがインナーバレル奥上面に隔壁のようなホップラバーが出ているのがわかります。
マルイの銀ダンG26と。スライドが銀色な方が銀ダン(リアルフィニッシュではなく自家塗装したものです)。値段は近いですがそれぞれに違った魅力がある2挺。
一見似た2挺ですが握ると全く違い、グリップ幅、グリップ前面のチェッカーの有無、そしてマガジンバンパーの長さ。トイスターG26は左右に太く上下に窮屈な印象ですが、銀ダンよりも何というか高級な握り心地があります。
マガジンを分解。スペースいっぱいありますグフフ。
リザーブを潰してウェイトを詰めるいつもの改造。銃へマガジンを装着すると非常に良い感じの重さになりました。でもマガジンキャッチ押してもマガジンは落ちてきません・・・
エスツーエスのベレッタM9(固定スライドガスガン)です。
透明な箱の中のブリスターに布が掛かっていてちょっと他とは違う凝った梱包。
箱裏。粘着ソフトターゲットが付属。台湾製です。
中身および付属品。銃本体、マガジン、説明書、粘着ターゲット、BB弾、巾着袋、あと画像内に見えませんが六角レンチ1本。BB弾の質の良さで定評のあるS2Sだけあって合わせ目一つ無い良質なBB弾です。箱内を覆ってた布は巾着袋ですが、生地が薄く何を入れたものだろう・・・
外観的には特に可も無く不可も無い見慣れたM92F。固定スライドガスガンなのでスライドは動きませんが、パーツ合わせをよく見ると左右モナカなのはフレームだけで、スライドはアウターバレルと一体化していますがこちらは一体成形。ただフレームとの結合位置はスライドとフレームの間のラインを前後に一直線に通っており、スライド前面やハンマーの左右にちょっとスリットが入っています。刻印はフチが凸モールド状になっていてやや懲りすぎて失敗しているような・・・版権にやかましいベレッタなのでBERETTAの文字は本体はおろか箱説にも無く、それゆえにM92Fではなく米軍制式拳銃としてのU.S.9mmM9MILITARYになっているのはマルイのベレッタM9と事情は同じ。私はリアル刻印!とか割とどうでもいいのですが、HFCのエアコキP8みたく何も無しだと寂しいので嘘でもいいから入ってさえいればOKかな・・・
マズルフェイスというか銃口。ライフリング表現などは無く、銃口ギリギリまでインナーバレルが出ています。機構上はオーソドックスな固定スライドガスガンなのでトリガーを引くとインナーバレルが後退し、インナーバレルの後端にあるチャンバーパッキンがマガジン上の弾を噛みこみつつガス噴射口へ密着する構造。トリガー上右側にあるテイクダウンボタンがスライドスイッチ風にアレンジされており、ここはセーフティスイッチとして機能します。ただしセーフティONできるのはハンマーが倒れている時だけで、コックアンドロックは一応はできるのですがハンマーコック時はセーフティスイッチが半分ほどしか動きません。それでも一応はトリガーロックされるのですが、やや不確実かも。
スライド上のエジェクションポートすぐ後ろの位置にイモネジがあり、ここを付属のレンチで回す事でホップアップの調整が出来ます。時計周りに回すとホップの掛かりが強まりますが、ネジロックでも塗ってありそうなくらい固い・・・その分勝手に掛かりが変わったりはしないようになっています。
スライド上のパーツは全てスライドと一体のモールドなので可動部分は少なく面白いものは特にありません・・・固定スライドガスガンなら当たり前ですがハンマーはライブ動作します。ハンマーの倒れる先にはファイアリングピンがあり、その奥にマガジン背面のガスバルブがあるのでハンマーが倒れるとガスバルブを押し、反動でハンマーはハーフコック位置で保持されるので倒れたハンマーを後ろから押してもガスが出たりする事はありません(ただしマガジンを挿して発射後トリガーを引いたままハンマーを後ろから押すと大量の生ガスを発射するので注意)。ハンマーとトリガー、そしてトリガーの上右側にあるトリガーバーは金属製。ハンマーはシングルアクションもダブルアクションもできますがダブルアクションだとややフリクションがあるのか引ききる少し前当たりにグクク・・・という感触の粘り感があり、パチャヒンという金属音と共にややバウンドするようにしてハンマーが倒れます。正直なところあまり良好なトリガーフィールではありませんが、固定スライドガスガンだとこれが平均的なタッチだろうと思います。といっても固定スライドガスガンは昔のMGCやマルシン、マルイくらいしか触った事が無いので平均、といっても個人的な感覚ですが・・・
マガジンは金属製で、ガスタンクを兼ねています。ガスブローバック用とは違いガスの噴射までをマガジンで行い、長さ的にもグリップ下からスライド内の天井までを使うためにかなり大きいです。茶色味掛かった亜鉛マガジンを見慣れているとこのマガジンの黒いパッキリした塗装は新鮮味があります。
マガジン底部は内部パーツが下から刺さって入っている構造上ちょっとゴチャゴチャしています。ガスは底部のバルブから入れますがマガジンが長いのでガス容量はかなりあるように感じます。
フォロワーを引き下げて押さえながらBB弾を流し込むのですが、入り口にあるガス噴射口へ引っ掛かりがちでスムーズな給弾にはちょっと慣れが要ります。装弾数は説明書によると23発。ダブルカーラムなのできちんとジグザグにしないと所定の数が入りません。
初速はまあ普通。ただかなり暑い日(外気温は35度くらいありました)だったのでこれがピークパワーでしょう。ガスはマルイのガンパワーHFC134a。
マルイのエアコキM9と。見た目にはあまり差がありません。どちらも十分M9の雰囲気は出ており、握った感じも重さ以外はほぼ同じ。重さは695gですが、重量バランスが良いせいか数字ほど重く感じません。リアルな重さを求めるならもっと重量が欲しいところでしょうが、固定スライドガスガンはどちらかといえば実用寄りの銃なのでこのぐらいが丁度良いでしょうし、グリップ部だけやヤケクソに重いよりはこの重量バランスの良さが実用面で効いてくるハズです。
更にマルシンのモデルガンM92FSも加えてみました。どれも見た目はそっくりでも機構は全く違います。あと電動とガスブローバックがあれば完璧・・・電動は昔持ってました(いじり壊しました・・・)。ガスブローバック、今度マルイの新しいのが出ますね。旧版にKSCやWA、その他にもあるかな?ベレッタM92Fはいくつあっても良いものです・・・
マガジン。こればかりは全然違いますが目指すのは右、その左2つも頑張ってるかと思います。
透明な箱の中のブリスターに布が掛かっていてちょっと他とは違う凝った梱包。
箱裏。粘着ソフトターゲットが付属。台湾製です。
中身および付属品。銃本体、マガジン、説明書、粘着ターゲット、BB弾、巾着袋、あと画像内に見えませんが六角レンチ1本。BB弾の質の良さで定評のあるS2Sだけあって合わせ目一つ無い良質なBB弾です。箱内を覆ってた布は巾着袋ですが、生地が薄く何を入れたものだろう・・・
外観的には特に可も無く不可も無い見慣れたM92F。固定スライドガスガンなのでスライドは動きませんが、パーツ合わせをよく見ると左右モナカなのはフレームだけで、スライドはアウターバレルと一体化していますがこちらは一体成形。ただフレームとの結合位置はスライドとフレームの間のラインを前後に一直線に通っており、スライド前面やハンマーの左右にちょっとスリットが入っています。刻印はフチが凸モールド状になっていてやや懲りすぎて失敗しているような・・・版権にやかましいベレッタなのでBERETTAの文字は本体はおろか箱説にも無く、それゆえにM92Fではなく米軍制式拳銃としてのU.S.9mmM9MILITARYになっているのはマルイのベレッタM9と事情は同じ。私はリアル刻印!とか割とどうでもいいのですが、HFCのエアコキP8みたく何も無しだと寂しいので嘘でもいいから入ってさえいればOKかな・・・
マズルフェイスというか銃口。ライフリング表現などは無く、銃口ギリギリまでインナーバレルが出ています。機構上はオーソドックスな固定スライドガスガンなのでトリガーを引くとインナーバレルが後退し、インナーバレルの後端にあるチャンバーパッキンがマガジン上の弾を噛みこみつつガス噴射口へ密着する構造。トリガー上右側にあるテイクダウンボタンがスライドスイッチ風にアレンジされており、ここはセーフティスイッチとして機能します。ただしセーフティONできるのはハンマーが倒れている時だけで、コックアンドロックは一応はできるのですがハンマーコック時はセーフティスイッチが半分ほどしか動きません。それでも一応はトリガーロックされるのですが、やや不確実かも。
スライド上のエジェクションポートすぐ後ろの位置にイモネジがあり、ここを付属のレンチで回す事でホップアップの調整が出来ます。時計周りに回すとホップの掛かりが強まりますが、ネジロックでも塗ってありそうなくらい固い・・・その分勝手に掛かりが変わったりはしないようになっています。
スライド上のパーツは全てスライドと一体のモールドなので可動部分は少なく面白いものは特にありません・・・固定スライドガスガンなら当たり前ですがハンマーはライブ動作します。ハンマーの倒れる先にはファイアリングピンがあり、その奥にマガジン背面のガスバルブがあるのでハンマーが倒れるとガスバルブを押し、反動でハンマーはハーフコック位置で保持されるので倒れたハンマーを後ろから押してもガスが出たりする事はありません(ただしマガジンを挿して発射後トリガーを引いたままハンマーを後ろから押すと大量の生ガスを発射するので注意)。ハンマーとトリガー、そしてトリガーの上右側にあるトリガーバーは金属製。ハンマーはシングルアクションもダブルアクションもできますがダブルアクションだとややフリクションがあるのか引ききる少し前当たりにグクク・・・という感触の粘り感があり、パチャヒンという金属音と共にややバウンドするようにしてハンマーが倒れます。正直なところあまり良好なトリガーフィールではありませんが、固定スライドガスガンだとこれが平均的なタッチだろうと思います。といっても固定スライドガスガンは昔のMGCやマルシン、マルイくらいしか触った事が無いので平均、といっても個人的な感覚ですが・・・
マガジンは金属製で、ガスタンクを兼ねています。ガスブローバック用とは違いガスの噴射までをマガジンで行い、長さ的にもグリップ下からスライド内の天井までを使うためにかなり大きいです。茶色味掛かった亜鉛マガジンを見慣れているとこのマガジンの黒いパッキリした塗装は新鮮味があります。
マガジン底部は内部パーツが下から刺さって入っている構造上ちょっとゴチャゴチャしています。ガスは底部のバルブから入れますがマガジンが長いのでガス容量はかなりあるように感じます。
フォロワーを引き下げて押さえながらBB弾を流し込むのですが、入り口にあるガス噴射口へ引っ掛かりがちでスムーズな給弾にはちょっと慣れが要ります。装弾数は説明書によると23発。ダブルカーラムなのできちんとジグザグにしないと所定の数が入りません。
初速はまあ普通。ただかなり暑い日(外気温は35度くらいありました)だったのでこれがピークパワーでしょう。ガスはマルイのガンパワーHFC134a。
マルイのエアコキM9と。見た目にはあまり差がありません。どちらも十分M9の雰囲気は出ており、握った感じも重さ以外はほぼ同じ。重さは695gですが、重量バランスが良いせいか数字ほど重く感じません。リアルな重さを求めるならもっと重量が欲しいところでしょうが、固定スライドガスガンはどちらかといえば実用寄りの銃なのでこのぐらいが丁度良いでしょうし、グリップ部だけやヤケクソに重いよりはこの重量バランスの良さが実用面で効いてくるハズです。
更にマルシンのモデルガンM92FSも加えてみました。どれも見た目はそっくりでも機構は全く違います。あと電動とガスブローバックがあれば完璧・・・電動は昔持ってました(いじり壊しました・・・)。ガスブローバック、今度マルイの新しいのが出ますね。旧版にKSCやWA、その他にもあるかな?ベレッタM92Fはいくつあっても良いものです・・・
マガジン。こればかりは全然違いますが目指すのは右、その左2つも頑張ってるかと思います。
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マルイ純正AKバッテリー(ニッケル水素)。高いけどこれが一番間違いが無い。
長さは20cmほど。G&PのGP552とはこんなに長さが違います・・・
早速CM.039Cに乗っけてみます。リヤサイト下のトンネルの手前までの長さ。
ストレートバッテリーはただの円筒形ではなく横に配線が一本通っていて「Q」字のようになっているのでこの出っ張った部分をバッテリーホルダーの左側にある溝に合わせて載せます。
載せる前にコネクターを繋いでコネクターと配線をリヤサイト下のトンネルの押し込んでからバッテリー本体を載せる形になります。トンネル内は上辺にタンジェントサイトの板バネが突き出ていてここが引っ掛かるためこれ以上長いバッテリーは載りません。9.6vを内蔵させるのは無理か。
レシーバーカバーを閉め、トップレイルを下ろします。やっぱ配線出ていない姿の方が美しいですね。これで邪魔臭いバッテリーボックスともオサラバです。
マルイ純正のスペアマガジンAK。普段は標準で銃に付いてきたワッフルマガジンを空にして挿していますが、質感が安っぽくてあまり好みではないしちょっと撃ちたい時に必要な弾数だけ込めて使えるマガジンがあると便利。お座敷メインなので多弾マグはこの用途にはあまり適していません。弾入れっぱだとジャラジャラうるさいし。
左からマルイAK多弾ショートマグ、マルイスペアマガジンAK、マグプルAK P-MAG。上記の用途だとAK P-MAGの方が弾が見えてより便利ですが、たまたま売ってなかったんだもの・・・M4用のP-MAGは安定供給されていますが、AK用はちょくちょく売切れっぱなしになっているのがツライところ。色違いはマガジン底部だけなので付け替えればいいけど、DEなんかいらんし・・・
スルリと滑らかにカッチリ装着されます。外装は金属プレス製で質感も申し分無し。何より着脱時の感触が素晴らしい・・・
スリングを1本買っておきたかったので一番安いやつをひとつ。KM企画の両ナスカンスリング黒。672円。
ただ値段なりというか、材質はコットンですがやや堅めで長さが短く、金具もシンプルな全金属製。
金具をスリングの全長を一杯に使うように付けなおします。中華エアコキにオマケで付いてくるスリングと同じくらいの長さ。ただ幅は3cmあり、金具も実用レベル。較べちゃ可哀想です。
やはり長さ的に2点すら厳しい・・・3点は寝言は寝て言えレベル。実質的に1点で使う用のスリングです。レシーバーにスイベルがある銃なら相性が良いですが、ストック後端にしかスイベルが無い銃には不向き。ナスカンが細いのでスイベル穴が小さく適合するスリングが少ないG36やMP7A1にも使えます。ナスカンの汎用性だけは高いのでナスカンのオマケにスリングが付いてると思ったら良いでしょう。
シムとスプリングも買ったので早速メカボックスを開けます。セミオートでトリガーロックする病を何とかしなくては、とトリガー周りの動きをチェックしますが、どうも赤矢印で示したあたりがキズだらけになっててこの辺が怪しい・・・
とはいえ、どうやればここが引っ掛からなくなるか?というと解決策が思い浮かびません。そもそも発症したり正常動作したりするので対症療法では根本的な解決にならないともいえます・・・
スプリングはライラクスのプロメテウスノンライナースプリングMS90。不等ピッチスプリングで長さがちょっとあります。
長いと困るのが組み込む時尺取虫のように上にビヨンと逃げたりする点。とりあえず付きはするという事で一旦外し、ピストンも抜いてシム調整をします。シムは左側に1枚ずつを基本にしておいて、右側を増やして対応するだけにしておくことにします。右側の軸に一番薄いシムを2枚ずつ増量してメカボックスを一旦閉めてモーターの刺さる位置からコリコリとギヤを動かしてみて様子を見ます。ギヤをピンセットでつまんで揺すってガタがあるなら更に増量、というやや適当な手順。これだとスパーギヤの具合がよくわかりませんが、大体でいいかな・・・トリガー後ろに露出するセクターギヤがややガタついてみえたので薄いシムを1枚外して1段厚いシムを置き、何かよくわからんのでこれでよし!としてしまいます。
ピストンとスプリングを戻し、スプリングを押さえながらメカボックス右を被せ、押さえながらギヤの軸やトリガーの軸を定位置にガタガタ揺するようのして合わせてゆき、ノズルを押してタペットプレートを動かしてセクターギヤ周辺の噛み合いも取ります。もう大分慣れてきました。
モーターとセレクターパーツを取り付け、セレクターレバーも一旦取り付けます。バッテリーを繋ぎセミオートで試射してみますがどうもメカボックス外側左側面に付いているセレクタープレートがセミオートの位置まで動ききっていない感じがします。上画像のカッターの先が示している位置にカットオフレバーの突き出た部分(カッターの先が示すより右の方にある部分)がくるとその形に合わせてカットオフレバーが下がる(上画像だと上方向へ動く)事でセミオート動作に切り替わる構造ですが、この窪んだ位置までセレクターレバーの操作でセレクタープレートが動いていないのが原因の一端でもある気がするのでここをちょっと削ってセミオートへの切り替わりを早めてみる事にしてみます。試射してみると確かに引っ掛からなくなりました。が、トリガーの引き方によってはまた再発する(発射する前にトリガーを離し、もう一度トリガーを引いて撃った後にトリガーロックする)ので、原因は1つでは無いようです。この症状が嫌ならフルオートポジションで1~2点を目撃ちするしか無いでしょう。電動ガンにとってセミオートは解決できない永遠の話題なのかもしれませんね。
スプリングを換えたら必要なのが初速チェック。バッテリーも内蔵できたので嬉々としてやりますが、遅ッ!今回買ったAK1300バッテリーでの結果ですが、そりゃ充電しなきゃダメに決まってるわ!初速はMS90スプリングの公称通り90mps前後。標準スプリングでは86mps前後だったので若干量のアップに留まります。
バッテリーを充電し再度チェック。13.5rps程度とやや元気の無いサイクル。初速が高まった分負荷が増えてサイクル低下は当たり前ですが、シム入れすぎてギヤ締まってないだろうか?こんなもんかな?音は箱出しから何をしようと同じヘヒャヒャヒャという音のままです。
充電した9.6vでの計測。スプリング交換前の8.4vと同程度のサイクル。スプリング交換前に充電した9.6vで試射したところセミオートが2点バーストになるなど、この銃はハイサイクル化するとセミオートのタイミングがメタメタになるのでサイクル低めの方が安心して使えるかと思います・・・
7.2vマイクロバッテリーEXでの計測。やっとこさ回してる印象。
実銃AK47の連射サイクルは600発/毎分、10rpsほどなので10ちょい出てればそれでよしだと思います・・・
セミオート主体で使う人には向かない銃です。
愉快な通販
マルイ純正AKバッテリー(ニッケル水素)。高いけどこれが一番間違いが無い。
長さは20cmほど。G&PのGP552とはこんなに長さが違います・・・
早速CM.039Cに乗っけてみます。リヤサイト下のトンネルの手前までの長さ。
ストレートバッテリーはただの円筒形ではなく横に配線が一本通っていて「Q」字のようになっているのでこの出っ張った部分をバッテリーホルダーの左側にある溝に合わせて載せます。
載せる前にコネクターを繋いでコネクターと配線をリヤサイト下のトンネルの押し込んでからバッテリー本体を載せる形になります。トンネル内は上辺にタンジェントサイトの板バネが突き出ていてここが引っ掛かるためこれ以上長いバッテリーは載りません。9.6vを内蔵させるのは無理か。
レシーバーカバーを閉め、トップレイルを下ろします。やっぱ配線出ていない姿の方が美しいですね。これで邪魔臭いバッテリーボックスともオサラバです。
マルイ純正のスペアマガジンAK。普段は標準で銃に付いてきたワッフルマガジンを空にして挿していますが、質感が安っぽくてあまり好みではないしちょっと撃ちたい時に必要な弾数だけ込めて使えるマガジンがあると便利。お座敷メインなので多弾マグはこの用途にはあまり適していません。弾入れっぱだとジャラジャラうるさいし。
左からマルイAK多弾ショートマグ、マルイスペアマガジンAK、マグプルAK P-MAG。上記の用途だとAK P-MAGの方が弾が見えてより便利ですが、たまたま売ってなかったんだもの・・・M4用のP-MAGは安定供給されていますが、AK用はちょくちょく売切れっぱなしになっているのがツライところ。色違いはマガジン底部だけなので付け替えればいいけど、DEなんかいらんし・・・
スルリと滑らかにカッチリ装着されます。外装は金属プレス製で質感も申し分無し。何より着脱時の感触が素晴らしい・・・
スリングを1本買っておきたかったので一番安いやつをひとつ。KM企画の両ナスカンスリング黒。672円。
ただ値段なりというか、材質はコットンですがやや堅めで長さが短く、金具もシンプルな全金属製。
金具をスリングの全長を一杯に使うように付けなおします。中華エアコキにオマケで付いてくるスリングと同じくらいの長さ。ただ幅は3cmあり、金具も実用レベル。較べちゃ可哀想です。
やはり長さ的に2点すら厳しい・・・3点は寝言は寝て言えレベル。実質的に1点で使う用のスリングです。レシーバーにスイベルがある銃なら相性が良いですが、ストック後端にしかスイベルが無い銃には不向き。ナスカンが細いのでスイベル穴が小さく適合するスリングが少ないG36やMP7A1にも使えます。ナスカンの汎用性だけは高いのでナスカンのオマケにスリングが付いてると思ったら良いでしょう。
シムとスプリングも買ったので早速メカボックスを開けます。セミオートでトリガーロックする病を何とかしなくては、とトリガー周りの動きをチェックしますが、どうも赤矢印で示したあたりがキズだらけになっててこの辺が怪しい・・・
とはいえ、どうやればここが引っ掛からなくなるか?というと解決策が思い浮かびません。そもそも発症したり正常動作したりするので対症療法では根本的な解決にならないともいえます・・・
スプリングはライラクスのプロメテウスノンライナースプリングMS90。不等ピッチスプリングで長さがちょっとあります。
長いと困るのが組み込む時尺取虫のように上にビヨンと逃げたりする点。とりあえず付きはするという事で一旦外し、ピストンも抜いてシム調整をします。シムは左側に1枚ずつを基本にしておいて、右側を増やして対応するだけにしておくことにします。右側の軸に一番薄いシムを2枚ずつ増量してメカボックスを一旦閉めてモーターの刺さる位置からコリコリとギヤを動かしてみて様子を見ます。ギヤをピンセットでつまんで揺すってガタがあるなら更に増量、というやや適当な手順。これだとスパーギヤの具合がよくわかりませんが、大体でいいかな・・・トリガー後ろに露出するセクターギヤがややガタついてみえたので薄いシムを1枚外して1段厚いシムを置き、何かよくわからんのでこれでよし!としてしまいます。
ピストンとスプリングを戻し、スプリングを押さえながらメカボックス右を被せ、押さえながらギヤの軸やトリガーの軸を定位置にガタガタ揺するようのして合わせてゆき、ノズルを押してタペットプレートを動かしてセクターギヤ周辺の噛み合いも取ります。もう大分慣れてきました。
モーターとセレクターパーツを取り付け、セレクターレバーも一旦取り付けます。バッテリーを繋ぎセミオートで試射してみますがどうもメカボックス外側左側面に付いているセレクタープレートがセミオートの位置まで動ききっていない感じがします。上画像のカッターの先が示している位置にカットオフレバーの突き出た部分(カッターの先が示すより右の方にある部分)がくるとその形に合わせてカットオフレバーが下がる(上画像だと上方向へ動く)事でセミオート動作に切り替わる構造ですが、この窪んだ位置までセレクターレバーの操作でセレクタープレートが動いていないのが原因の一端でもある気がするのでここをちょっと削ってセミオートへの切り替わりを早めてみる事にしてみます。試射してみると確かに引っ掛からなくなりました。が、トリガーの引き方によってはまた再発する(発射する前にトリガーを離し、もう一度トリガーを引いて撃った後にトリガーロックする)ので、原因は1つでは無いようです。この症状が嫌ならフルオートポジションで1~2点を目撃ちするしか無いでしょう。電動ガンにとってセミオートは解決できない永遠の話題なのかもしれませんね。
スプリングを換えたら必要なのが初速チェック。バッテリーも内蔵できたので嬉々としてやりますが、遅ッ!今回買ったAK1300バッテリーでの結果ですが、そりゃ充電しなきゃダメに決まってるわ!初速はMS90スプリングの公称通り90mps前後。標準スプリングでは86mps前後だったので若干量のアップに留まります。
バッテリーを充電し再度チェック。13.5rps程度とやや元気の無いサイクル。初速が高まった分負荷が増えてサイクル低下は当たり前ですが、シム入れすぎてギヤ締まってないだろうか?こんなもんかな?音は箱出しから何をしようと同じヘヒャヒャヒャという音のままです。
充電した9.6vでの計測。スプリング交換前の8.4vと同程度のサイクル。スプリング交換前に充電した9.6vで試射したところセミオートが2点バーストになるなど、この銃はハイサイクル化するとセミオートのタイミングがメタメタになるのでサイクル低めの方が安心して使えるかと思います・・・
7.2vマイクロバッテリーEXでの計測。やっとこさ回してる印象。
実銃AK47の連射サイクルは600発/毎分、10rpsほどなので10ちょい出てればそれでよしだと思います・・・
セミオート主体で使う人には向かない銃です。