~趣味の世界~
中国製ノーブランド品のドットサイトです。(2980円)
すでに同じものをレビューしており2個目になりますが、1個目の使用感も含め改めて。

中華NBドットサイト
外箱。ぶっちゃけると本当に中国製かどうかも記述がありません。

中華NBドットサイト
開封。中身はドットサイト本体と英語の説明書、レンズ拭き。
ドットサイトにはWALTHER Top Point 1x35の刻印があります。このドットサイト、1個目同様どうも何か特徴的な「匂い」が出ているのですよな・・・

中華NBドットサイト
ドットは赤と緑で各5段階。赤の輝度1。

中華NBドットサイト
緑の輝度1。

中華NBドットサイト
赤の輝度5。

中華NBドットサイト
緑の輝度5。1~4がほとんど同じで5だけちょっと明るいという輝度差。夜でも輝度5で明るすぎるという事はありませんが、日差しが強い中ではちょっと心許ないかもしれません。

中華NBドットサイト
電池は輝度調整ダイヤルの天面を回して外すと中に入っており、CR2032電池が1個。ドットの上下左右調整は金属製のキャップで保護された中にあります。

マルイAKS74Uと中華NBドットサイト
マルイの次世代AKS74Uに載せてみました。マウントは比較的しっかりしているのでガッチリ取り付ける事ができます。マウントレイルはフリーダムアートのもの。

マルイAKS74Uと中華NBドットサイト
高さはストックに軽く頬付けする程度で、個人的には若干位置が高いかな?という気がします。ゲーム派な方でもフェイスガードが邪魔で狙えないという事は無いハズ。

中華NBドットサイト
重量はレンズキャップ込みで206g。本体が金属製でなりもゴツいのでやや重めには感じますが、チューブタイプのドットサイトではこのくらいが平均的?

SⅡSプロドットサイトAXIS
一方AKS74Uにそれまで載せていたS2SプロドットサイトAXIS。マウントは別のドットサイトに付いていたローマウントタイプですが合わせて220g。ローマウントタイプのリングが手持ちではこれとS2SプロドットサイトCRUXのものしかなかったので簡単に着脱が出来るこちらをつけていたのですが、M2タイプのドットサイトに銀のマウントリングだと近未来すぎてAKには似合わないのです・・・

G&G CM16とS2SプロドットサイトAXIS
G&G CM16に装着していたキャリハンマウントの上に載せてみました。雰囲気としてはM16スコープっぽい感じ。

G&G CM16とキャリハンマウント上のS2SプロドットサイトAXIS
ちょっとどころじゃなく位置が高いですが、M16系は元々この高さなんだよなぁ・・・CM16のレシーバー上面のレイルは樹脂レシーバーと一体であり金属に置き換えていないのでこのドットサイトに標準のハイマウントベースのように1点掛けではレイルを壊しそうな不安があります。

今回のドットサイトも話が脱線した先のS2SプロドットサイトAXISも投売りになってたものを1個買ったら結構良かったので2個目購入という流れでした。でももっと違う種類のドットサイトもまだまだ欲しいものがあります。性能云々じゃなく、コレクション的に・・・



中国製のエアコキトンプソンM1A1です。(2580円)

中華エアコキトンプソンM1A1
メーカーの記述が一切無いノーブランド品。チープガンではよくある事ですが、外箱のデザインや8904Aといった品番の特徴でどれと同じメーカーであるかくらいの推測はできるかもしれません。

中華エアコキトンプソンM1A1
中華エアコキトンプソンM1A1
開封。こちらは発泡スチロールでの緩衝。全長813mmと実銃通りのフルサイズなので写真で見る印象より大きく感じます。

中華エアコキトンプソンM1A1
外側を見る限りネジ以外は全てプラ製です。ハンドガード下にはスリングスイベルの代わりに短いレイルが装備されています。レシーバーからバレルの生えている位置が下寄りになっていて横からの見た目がイマイチ不恰好です。またバレル付け根から10cmくらいの範囲にリブが付いていますが、これは多分トンプソンでも古い方のM1928の特徴である放熱フィンを模したものでしょうが、フィンというより完全にリブです。M1A1には本来無いものですが、まあ良いではないですか。

中華エアコキトンプソンM1A1
ハンドガード、ストック、グリップは茶色でツヤのあるプラ製。木目なんて気の利いた処理はしておらず、色味も明るいのでベークライトという感じではあります。塗装するならモダナイズしてタクティコーな黒だとか、イメージ重視で暗い茶色が似合いそうですね。もちろん頑張って木目を書き込んでも良いでしょう。残念なのはスリングスイベルが付いていない点。

中華エアコキトンプソンM1A1
レシーバーは細かいシボによるつや消し仕上げ。このままでも悪くないですが、個人的にはもう若干グレー味があってもいいかな・・・パーカーシールよりはブラックスチールの方が雰囲気に合うでしょう。グリップは握りが太めで、手の小さい人にはちょっと握りにくいかもしれません。

中華エアコキトンプソンM1A1
マガジンポートは実銃同様に後面のレールに差込みつつ装着する方式。慣れないとちょっと使いづらい。コッキングレバーはシンプルな棒状で指2本を掛けられる長さがあり引きやすい形状です。

中華エアコキトンプソンM1A1
付属品類。ACOG風光るだけのドットサイト、粗悪BB弾、ライト、マガジン。トンプソンにACOGか・・・

中華エアコキトンプソンM1A1
ライトは電池が消耗しているのか暗いです。チープガン付属のライトは無駄にどんどん増えてゆきます。

中華エアコキトンプソンM1A1
ACOGは何か見覚えのあるブツ。後面下側にボタンがありここがON/OFFスイッチになっています。ドットは対物側レンズが曲率もミラーコートも無いただのガラス板なのでただ投影されるだけですが、一応ACOGらしく十字架型になっています。でも暗い・・・

中華エアコキトンプソンM1A1
リヤサイトは、ありません(!)。一枚の板をU字に曲げたような形の左右のカバーはあるのですが、その間には何もありません。本来トンプソンM1A1のリヤサイトは一枚の鉄板をU字型に曲げたもので、更にその中央部をコの字に切って90度上に折り曲げて立て、その立てた部分に穴を開けただけの超簡素なつくり。金属プレスだと打ち抜き一発で成型されちゃう形状のものです。しかしこの銃には無いので、このままではサイティングができません。レシーバー上面にはレイルがありますが横方向の溝が無く、汎用性の無いタイプ。更に重箱の隅をつつくなら、その前方の右角にあるべき排莢口もありません。

中華エアコキトンプソンM1A1
幅は一応20mmあります。ただ本来は21mm無いと困るのでモノによっては締めきれないレイルアクセサリーもあるでしょう。横方向の溝が無いので取り付くものも限られます。

中華エアコキトンプソンM1A1に中華エアコキL85A2のキャリハン
というかACOGといいレールといい見覚えがあるなー!と思ってつけてみたらやっぱりピッタリですよ!

中華エアコキトンプソンM1A1と中華エアコキL85A2
ACOGが全く同じものだったので以前トリガー周りで苦労させられたL85A2(実質A1)と同じメーカー製ですね。

中華エアコキトンプソンM1A1
フル装備での重量は1689g。重くなく軽すぎもせず。

中華エアコキトンプソンM1A1
マガジン単体では273g。リザーブ式で右側面にフォロワーが露出しています。

中華エアコキトンプソンM1A1
このマガジンはちょっと困った構造で、リップの1段奥が広がっていて更にその奥にストッパーがあるためBBローダーを突っ込んでもストッパーを解除できないのでそこから強引にギャリギャリ給弾する事になるのですが、1段目の広い部分に引っかかって弾が詰まります。この状態で銃に装着するとチャンバーを破壊してしまう危険があるので必ずこの部分の弾は振り落としてから銃に装着しなくてはなりません。素直にマガジン下面のフタを開けてジャラジャラと弾を流し込み、フォロワーを最下段まで下げてロックしてからマガジンを振ってルートに弾を転がり出すというリザーブ式の使い方をするのが妥当でしょうか。リザーブ式の場合弾タンク部分に錆鉄棒があったりして弾が汚れたりするのですが、幸いこの銃では大丈夫なようす。

中華エアコキトンプソンM1A1
1回に25発までルートに入ります。

中華エアコキトンプソンM1A1
マガジンを銃へ装着するときはトリガーの前にあるレールへマガジン後面のレールを差し込みます。トリガーガードの左側面の上に沿うようについているパーツがマガジンキャッチで、マガジンを抜く時は左手でマガジンを握るようにしながら左手の親指で上へ押し上げるようにして操作します。やや使いにくいですがWW2時代までの銃というのはまだ未完成な部分も多いのでこういうものです。グリップ付け根左側面にあるレバーはセレクターですがこの銃ではセーフティスイッチになっていて、うえ写真のように下げた位置がSAFE位置でトリガーがロックされます。

中華エアコキトンプソンM1A1
マガジンをカチリと差し込みます。セレクターレバーを上げた位置にしてセーフティ解除。グリップを握った右手の親指で操作できます。マガジンキャッチも実はグリップを握った右手の親指で操作しようと思えばできるのですが、ストックを肩から離し銃口を左に向けてグリップを握りなおさない限りは指が届きません。素直に左手で操作した方が良いでしょう。マガジンに残弾がある状態でマガジンを抜いても弾ポロはしませんがリップ内に弾が溜まってる時がたまにあるので再び銃に挿す前にここに弾が詰まっていないか確かめ、詰まっていたら振り落とします。

中華エアコキトンプソンM1A1
コッキングは平均よりちょっと重め程度ですがレバーが引きやすいので苦労は少ないでしょう。ただストックが下向きなので肩に当てながらコッキングすると肩を下方向へ抉るような力が掛かるのでちょっと力を掛けにくい感じがします。
初速は85mps前後出ており、結構な高初速。ホップアップが無いので飛距離はそれなりで弾道もドロップしますが15mくらいなら真っ直ぐ一瞬で着弾します。

中華エアコキトンプソンM1A1
レイルにドットサイトを載せてみます。割と普通に取り付きましたが保障をするわけではありません。またレイルはプラ製でレシーバーとは別パーツなのでグラつくのは仕方ないところ。
ドットサイト装備で撃ってみると結構狙ったところへヒュンヒュン飛んでゆきます。インナーバレルはアルミ製のものがアウターバレルにリブがある位置のちょっと前くらいまで、インナーバレル長大体13cmくらいでしょうか。


ちょっと不恰好な部分もありますが素材としてはいじりどころが多くて楽しめそうです。





中国製のエアコキバレットM82A1です。

中華エアコキバレットM82A1
外箱がね・・・そっくりなんですよAS50と。ただ箱自体は1mオーバーなサイズだし、大きい事は分かった上で買ったのでガッカリはしません。実銃が145cmほどあるのに較べれば105cmと縮小はされていますが、それでもデカめの銃である事は否めません。

中華エアコキバレットM82A1
開封。発泡スチロールではなくブリスターによる緩衝がされています。取り出す時に引っ掛けて欠けた発泡スチロールが銃に付いたり散らばったりしなくて良し。

中華エアコキバレットM82A1
値段が4480円という事を考えれば、このプラスチッキーさは仕方ありません。そこは「素材」だと思う事で、後々手を入れる楽しみがあります。

中華エアコキバレットM82A1
ブリスターから銃を取り出してみると何やらチリチリとBB弾が転げてる音が・・・レシーバー後部に1発ほど潜り込んでる様子。マガジンを抜くと弾がコロコロ出てきました。15発ほど、白い普通な品質のBB弾が入っていました。店で試射した後弾抜き忘れてたっぽい感じ。どうせいずれモナカ割りするので内部構造はその時にチェックするとして、AS50みたく簡単に内部に弾が転がりこむ構造でなおかつ対策のしようが無いとかだったらちょっと困ったもの。幸いコッキングレバーを引ききってもチャンバーにノズルが覗いているのでちゃんとした機構にはなっているようです。

中華エアコキバレットM82A1
表面の風合いは特に変わった事はしていない成型によるつや消し。実銃バレットのレシーバーはプレス鉄板的な角のダルさと強いつや消しなのでペーパー掛けして角をならし、パーカーシールでも吹いたら良さそうな感じになる予感がします。

中華エアコキバレットM82A1
銃中央部。グリップはちっちゃいですが何とか握って使えるサイズではありますがAS50のものより若干握り心地が悪い印象。手の小さい人には丁度いいかもしれません。M16系みたいなセレクターは表示がON/OFFで、ONにするとトリガーセーフティが掛かってトリガーがロックされます。M16系のSAFE/FULLとは撃てる位置の向きが逆になっています。マガジンは縮小されていても前後に10cm弱ほどあり巨大です。

中華エアコキバレットM82A1
ハンドガード部。上下左右にレイルが装備されており一見勝手が良さそうにみえますが、このレイルが実は20mmではないという曲者。ハンドガード部の横穴は左右でトンネルになっているだけで穴から覗いても中身が伺えるようなものではありません。安エアコキによくあるただのモナカがアウターバレルを挟んで固定しているだけの構造。

中華エアコキバレットM82A1
横穴はバリが激しいのでカッターなどで削ってやりましょう。

中華エアコキバレットM82A1
ハイダーとアウターバレル。全部プラ製です。アウターバレルは前後方向に溝のあるフルーテッドバレルが再現された太いもので、溝がある分曲げにはやや強い気がします。ハイダー、というかマズルブレーキは横の穴が貫通しておらず、銃口も穴径が6mmとBB弾が通るギリギリのサイズで迫力に欠けますが削って拡げるには内側に見える隔壁状のリブが邪魔臭そう。インナーバレルは銃口から1cmくらいの位置まで来ていますがプラ製のようで、アウターバレルを曲げるとインナーバレルも曲がります。立てかけて保管する場合はアウターバレルが曲がる方向にテンションが掛からないように注意が必要です。

中華エアコキバレットM82A1
可倒式のフロントサイト。前方水平から扇状に120度ほどの可動域がありますが、ロック位置はありません。フロントサイトの前方には金属製のスリングスイベルがありますがここはスリングを掛けていないとカチャカチャ音を立てがち。スリングを掛けたら掛けたでフロントサイトに触れると角度が変わってしまいます。

中華エアコキバレットM82A1
リヤサイトも可倒式ですがこちらは180度可動。しかしやはりロックはされず、また照門が異様に高い位置にあるのでそことフロントサイトの照星を合わせたのでは弾着がはるか上に行ってしまうので、実際にはその下の縦長の穴から照星を見る事になるのですが、縦長の穴のどこと照準を合わせたらいいのかが分からないので正直使い物にならないかと思われます。この辺かな?という丁度いい位置では頬骨をストックに押し付けるような位置なので使いにくいです。

中華エアコキバレットM82A1
付属品類。スコープ型の筒、バイポッド、手榴弾型のBBボトル中身入り、スリング、ライト、BBローダー、小型のエアコキハンドガン。付属品でハンドガンというのは初めて見ました。

中華エアコキバレットM82A1
BBローダーはお約束のマルイ製のコピー品ですが透明プラではなく普通のABS樹脂で、しかも成型不良なのか穴が無数に開いています。弾の出口のOリングも省略されていますが、ここはマガジンへ満タン装填後ローダーをマガジンのリップから離した時に数発こぼれるだけなので気にしない人は気にならないのかも。こんなでも一応ちゃんと使えはしますが、残弾が見えなくて微妙に不便さはあるので出来ればマルイにお布施してあげて下さいな。

中華エアコキバレットM82A1
スコープ型の筒。安エアコキだとこれが大事な照準器だったりします。慣れれば案外照準をつけやすいものです。

中華エアコキバレットM82A1
銃への取り付けはレイルの端から差し込むのですが、リヤサイトが邪魔でちょっとコツがいります。前側を差し込んでからちょっと左右にゆすってやるとモナカが開いてルーズになるのでそのままスコープを後ろからトントンと叩くようにして前へ進めていくとどうにか入ってゆきます。後ろ側のマウント部分にはスプリングで下方向へテンションの掛かっているロックスイッチがあるのでスイッチを引き上げながら任意の位置まで差込み、スイッチを離してロックさせます。

中華エアコキバレットM82A1
ライトはLR44電池による青LEDの点灯。輝度はそこそこ明るいですがフラッシュライトとしてはカスレベル。まあ中華チープガンでは定番アクセサリーですので。

中華エアコキバレットM82A1
スリングは材質は貧相な薄いナイロン製ですが幅は3cmあり長さも実用レベル。ナスカンはプラ製で剛性はありませんが便利なので手荒に扱うとかでなければ銃も軽い事もあり十分使い物になりそうです。

中華エアコキバレットM82A1
バイポッドは足の剛性が足りずたわむのでこの銃でもギリギリなレベル。可動は左右へは歯車で連動していますがスプリングは無いので自分で開いてやる必要があります。前後へは垂直から一方へ90度。ハンドガードにこのバイポッドの突起を引っ掛ける穴があるので基本後ろ方向へ畳む取り付けになります。この銃付属のレイルアクセサリーはレイルに掛ける部分のモナカが開きやすく強い力がかかるとレイルから外れやすい傾向にあり、このバイポッドもあまり手荒に使えるようなものではありません。そっと、そっと。

中華エアコキバレットM82A1
手榴弾型のBBボトル。握るようにしてレバーを倒すと出口の突起が持ち上がって開く構造。面白いですが小さくて容量が少なく、ポケットなどに入れておくとレバーが倒れて弾がだだ漏れになるかも。中に入っているオレンジ色のBB弾は品質がゴミレベルなので絶対に使ってはいけません。

中華エアコキバレットM82A1
付属の小型エアコキハンドガン。モデルは何だろう?と思って「ポリマーフレーム」でググったら一発で出てきました。S&WのM&P(ミリタリー&ポリス)ですね。

中華エアコキバレットM82A1
オマケ銃だけあって左右モナカ構造の簡素なスライドを引いてコッキングするハンドガンで、仕上げも安っぽいのですがマガジンキャッチがライブです。押すとスルリとマガジンが落ちてきました。縮小されているせいか細く見えるものの割り箸、なんてものじゃなくもっとマシなマガジンです。フォロワーが前面に露出したストレート型のスプリング給弾でリザーブスペースはありません。装弾数は10発で11発入れちゃうとスライドが引っかかって引けなくなります。

中華エアコキバレットM82A1付属の小型ハンドガン
大きさはPPK/Sと同じくらい。ただグリップは細くて私の手には少し握りが窮屈に感じます。

中華エアコキバレットM82A1付属の小型ハンドガン
76gしかなく、非常に軽量。マルイの銀ダンより軽いです。

中華エアコキバレットM82A1付属の小型ハンドガン
初速は0.2gBB弾で26~28mps。10歳以上用レベルの初速ですが大体マルイのmini電動ガンや電ブロハンドガンと同程度。ホップアップは無いので弾道は山なりですが5~10mくらいなら真っ直ぐ的を狙え、曲射すれば20mくらい飛んでゆきます。コッキングも軽く部屋撃ちするには丁度良く、結構遊べるうれしいオマケ。

中華エアコキバレットM82A1と愉快な仲間たち
さて話を本体であるバレットに戻しましょう。全長は前述の通り105cm。フルサイズのM14と較べたら若干短いですがかさ増ししたAS50よりは明らかにデカイのはお分かり頂けるだろうか。M14に対するルガーミニ14のように、オリジナルのバレットM82A1に対するミニバレットといったところか。

中華エアコキバレットM82A1
中華エアコキバレットM82A1
フル装備での勇姿。雰囲気は悪くないでしょ?値段の割りには。

中華エアコキバレットM82A1
フル装備での重量は1870g。長い銃ですが重量は取り回しやすい軽さです。

中華エアコキバレットM82A1
マガジンが228gと結構重量の割合を占めています。マガジンキャッチはAK47やMP5のような形のものがマガジンポートの前側にあり、マガジンの前面に沿わせた左手の人差し指で押してリリースし、残りの指でマガジンを下へ引きおろすという操作。装弾数は30発とマガジンの大きさに対しては少ないですが上下に短いし給弾ルートは中でU字になっているだけなのでこんなもんです。リザーブスペースはなく、フォロワーも露出していないので弾込めは単純にBBローダーでギャリギャリと止まるまで押し込むだけ。リップ形状はマルイのエアコキMP5と似た形状。中華チープガンによくあるタイプ。若干弾上がりが渋い事があるのでいずれ手を入れたいところ。

中華エアコキバレットM82A1
マガジン他装備を全て外した本体だけの重量は1459g。

中華エアコキバレットM82A1
初速は長い銃なので中々大変。うまく弾速器へ真っ直ぐ弾を通すのに苦労します。出た数値は60~68mpsといった具合で、たまに55mps程度を出す時がありバラつきがあります。まだアタリが出ていないのかも。

中華エアコキバレットM82A1
外撃ちしてみるとホップアップが無いので飛距離は大したことないのですが15mほどは真っ直ぐ飛びます。コッキングは持っている中華エアコキの中では平均よりやや重めかな・・・でもツライほど重くは無いかな。コッキングレバーへは指1本しか掛けられないので小指側で引くと人差し指側で引くよりやや力がいりますが人差し指で引いているとトリガーを引く時までツラくなってくるのがコッキングの重い銃のツライところ。十分ツライやんか・・・

で、レイルに手持ちのドットサイト載せて撃ってみようと、レイルに掛けてみたら固定できない!レイル幅を計ってみたらBOYSばりに18mmほどしかありません。横方向の溝幅、山幅は共に5mm。

中華エアコキバレットM82A1
狭いレイル幅に対応したドットサイトといってもピンと来なかったので適当に目に付いたものから試してみる事にし、とりあえずイングラムのCQBマウントの上に載ってたHYUGAのKONIEを。レイルへの取り付け金具を上下逆さまにしたらバッチリ固定できました。ただこのドットサイトは付けたり外したりに六角レンチが要るので面倒だからしばらくこの銃専用になっちゃう・・・まあいいか。
ドットサイトさえ取り付いてしまえば後は赤い光点に向かってバシバシ撃つだけなので結構楽しくなってきます。値段的に精度なんかを問うような銃では無いのでそれなりに散るのですが、精密射撃レベルでなければおおよそ狙ったところに飛んでくれます。

中華エアコキバレットM82A1のレイルアクセサリーをマルイBOYS G36Cに装着
18mmレイル仕様と分かれば当然BOYSにも付くよな!と付けてみたところ。G36Cはトップレイルの端が開いていないので端から差し込む事はできませんが、レイルにマウントを片掛けして、こうモナカを開きつつ被せるようにすると取り付けることができます。ライトはモナカが開かないしボトムレイルへはスイベルが当たるので取り付きませんでした。バイポッドは畳むと固定できずマガジンポートの横で収まりが悪いですが立てれば一応使えそうです。

そもそもBOYSなどの18mmレイルへは厚紙でも挟めば20mm用のレイルアクセサリは大概固定できるのであまり困るところではありません。

マルイL96AWSと中華エアコキバレットM82A1
フルサイズの長物銃と較べてしまうとちょっと可哀相ですがそもそも中華チープガンであるこのバレットM82とは値段が全然違います。フルサイズのバレットM82が欲しけりゃスノーウルフのを10万出して買えや!

中華エアコキバレットM82A1
カバーが無いドットサイトを載せたらレンズにホコリが付くし立てて置けないので付属のスリングで水平に吊って保管になりました。部屋の中でスゴイ存在アピールしてますコヤツ。
今後は分解したり色塗ったり・・・ウフフこれだからチープガンはやめられねぇ・・・



1万円台前半とお安い電動ガンにも関わらず箱出しでほぼそのまま普通に使えるG&G CM16。
しかしドットサイトを載せちょっと距離をとって撃ってみるとホップアップを最弱にしても弾着が上に向かっているようす。単にゼロインが取れていないだけかもしれませんが、ホップの効き過ぎを疑って分解してみる事にします。

G&G CM16チャンバーパッキン交換
ところでこの銃はマルイ以上に「素人が勝手に分解するな」と言わんばかりにレシーバーのアッパーとロワーに掛かるようにコーションステッカーが貼ってあります。そもそも壊れたところでメーカー修理に出すようなガラでも無いのでシールを引っぺがしておきます。で、アッパーとロワーに分けるのですが、この銃は実質マルイコピーとはいってもレシーバーの構造は社外品のメタルレシーバー準拠になっており、マルイM4や実銃M4のように後ろ側のピンを抜いて前側のピンを軸にアッパーを上へ持ち上げる、という方法ではありません。前側のピンを抜いて前方にスライドさせる分解方法になっているので、まずは前側のピンをちょっと固いですが抜きます。

G&G CM16
ピンの横には溝が切ってあり、レシーバーに内蔵されたピンで完全には抜けないようになっています。マルイM4はここや後ろ側のピンが振動で勝手に抜け落ちるのがウィークポイントですのでマルイM4クローン系では対策がされているものが多いようです。後ろ側のピンも付け根にOリングがはめてあり抜けにくくしてありました。

G&G CM16通常分解
ロワーレシーバーを押さえながらアッパー側を前方へ引っ張るとガシャッとズレてきます。アッパー後端がロワーにはまり込んで上へ外れないようになっているので、マルイのレシーバーとは互換性がありません。

G&G CM16通常分解
アッパーは本来そのまま前方へずらして抜くのですが、この銃では配線があって数センチずらしたところで止まってしまうのでそこからアッパー後端を持ち上げて左右に開くようにして上へ外します。樹脂レシーバーなのですんなりいきますが金属レシーバーだと無理かもしれません。

G&G CM16通常分解
インナーバレルとチャンバー一式が抜きだせました。アッパーレシーバー内側はマルイのものとは似ているものの若干の違いがあり、ガスチューブは内側に突き抜けています。マルイM4のチャンバーとアウターバレル後端の間にあった小さなスプリングもこれにはありません。チャンバー左側にはG&G GR16の刻印があり、共通パーツのようです。

G&G CM16チャンバー&インナーバレル
チャンバー一式とインナーバレル。マルイ純正だと給弾ルートが別体でしたがこちらは社外品のメタルチャンバーなどと同様に一体化しています。

G&G CM16チャンバー
それ以外は大体マルイと同じだろうか?チャンバーの前にはOリングがありアウターバレル後端との緩衝と気密の役割を成しています。

G&G CM16チャンバー
チャンバーとインナーバレルを留めている濃い緑色のパーツを外し、インナーバレルを抜くと真鍮のリングと黄緑のチャンバーパッキンが一緒に抜けてきます。このあたりの構造はマルイと同じ。S&Tタボールも確かこんな感じ。

G&G CM16チャンバーパッキンとS&Tタボールチャンバーパッキン
左がG&G CM16のチャンバーパッキン、右がS&Tタボールのチャンバーパッキン。急に思いつきで始めたので新品のチャンバーパッキンを用意しておらずとりあえずありもののチャンバーパッキンにおいでいただきました。S&Tタボールのチャンバーパッキンはやや弾の保持が弱く突起もダブルホールド形状なれど小さめでホップの掛かりも弱め。対してG&G CM16のチャンバーパッキンは突起がかなり大きいです。

G&G CM16チャンバーパッキンとS&Tタボールチャンバーパッキン
長さは1mmほど違いますがインナーバレルホップ穴や下側の溝などの位置関係は同じで、どちらもマルイM4用の互換といえるでしょう。S&TタボールはPDIのWホールドチャンバーパッキンに交換しているので余剰となったこのチャンバーパッキンを入れてホップを弱めてみる事にしてみます。弾ポロさえしなければ完璧。

G&G CM16チャンバーパッキン交換
問題無くはまりました。

G&G CM16チャンバーパッキン交換
インナーバレルへはOリング、真鍮リング、チャンバーパッキン、チャンバーの順にはめこみます。

G&G CM16チャンバーパッキン交換
インナーバレルをしっかりとチャンバーへ差し込んだら深緑のロックパーツをはめ、真鍮リングを隙間に差し込みます。ロックパーツがきれいにはまらない時はインナーバレルが刺さりきっていないか、インナーバレルの左右にある溝がちゃんと左右水平の位置になっていません。位置がきちんと合えばロックパーツはきれいにはまり込みます。

G&G CM16チャンバーパッキン交換
チャンバー後ろ側からチャンバー内を覗き込んだところ。内側真上にホップアップの突起が出てくる穴が見えます。上画像はホップ最弱の状態。

G&G CM16チャンバーパッキン交換
ホップを最強にした状態。二つ山の突起が内側へせり出しています。機構としてはきちんと機能している事が確認できたので後は銃に戻して撃って確かめるだけです。

G&G CM16チャンバーパッキン交換
インナーバレルとチャンバー一式をアッパー側へ差し込みます。

G&G CM16通常分解
あとは通常分解の手順で組み上げるだけですが、チャンバーを差込みきる前に配線は左側へ寄せておきます。左側を上にしてチャンバーをそのまま差し込むと配線が右に寄ってしまいますが、そのままだとアッパーが閉まりません。

G&G CM16通常分解
配線をロワーの左に納まるようちょいちょいと手なずけながらアッパーをメカボックスに被せます。

G&G CM16通常分解
ぴたっとこの位置までくればOK。マルイのに較べたら楽なもの。

G&G CM16通常分解
アッパー後端の差込みと前側ピンの周辺の噛み合わせを同時にちょいちょい修正しながらここだ!というところで一気に押し込むとガシッとはまりこみます。一応マガジンポートから覗き込んで配線が変な位置になっていないか確かめておきます。ポート側へダラリと垂れていたらトリガーの方へ押し込んでおきましょう(ハンドガード内に来ている配線側から引っ張っても可)。

G&G CM16通常分解
あとはピンを右側から押して差し込んで完了。

ボロボロなキャッチターゲット
ホップの効き具合は外撃ちしないとわからないので今度にするとして、弾ポロしないかチェック。キャッチターゲットにバシバシ撃ち込んでみます。数発撃っては銃口を下へ向けてみますが大丈夫なようす。キャッチターゲットは本来10禁銃の単射に対応したものですが初速90くらい出てる銃でさんざフルオート浴びせてきたのですでにボロボロです・・・

G&G CM16
マルイM4よりも通常分解がスムーズでチャンバーパッキンの交換くらいなら簡単です。交換する必要があったという事はマルイ品質に劣ってしまうのは否めませんが、価格差があるのですからそのくらいのツッコミどころがあっても良いでしょう。チャンバーパッキンだって500円くらいの安いパーツだし、交換も簡単。何かのついでにでも。

@結果報告@
外撃ちしてみたところ適正ホップで飛ぶようにはなったのですが載せる光学サイトによっては大幅に左に飛んだり上に飛んだりで、キャリハンのアイアンサイトが一番狙ったところへ飛びました。やはり光学サイトはこの銃で使うならこの銃に載せた状態でちゃんとゼロイン取らないとダメですね。当たり前ですが・・・






KingArmsのハイマウントベースです。1630円。

キングアームズハイマウントベース
キングアームズのロゴマークと品名が書かれたシールの貼られた外箱。キングアームズは香港のトイガンメーカーですが銃の方は微妙な値付けでちょっと選択肢に入りにくいのですがパーツの方は安くて買いやすいものがチラホラある印象。

キングアームズハイマウントベース
反対側にはUFCの値段とJANが打たれたシール。

キングアームズハイマウントベース
ハイマウントベースもキャリハンマウント同様にマルイのものが品薄状態なアイテムの一つ。あれば便利なパーツだけに安ければ何となく買っておいてもどっかで役に立つ可能性があります。付属にネジ2本はマウント前後の穴に使うのでしょうが、今はそのネジを受けるパーツが無いので使いません。受けるパーツが何なのかは知りません。

キングアームズハイマウントベース
重量は134g。さほどズッシリしたものではありませんが、気になる人にはちょっと気になる重さかも。

キングアームズハイマウントベース キングアームズハイマウントベース
マウント外観。ちょっと角がダルめで色ツヤも好みが分かれるところかもしれません。レイル間隔は片側からもう一方にかけて広くなっていますが、このせいで取り付かないとかはあまり無いかと思われます。もしそうなってもアイデア次第。大抵何とかなります。銃のレイルとこのハイマウントベースとの噛み合いは上写真右の奥の方にある突起が担い、側面に出ているネジは側面のプレートを押さえているだけでレイルの横溝とは関わりません。

キングアームズハイマウントベースとマルイM4
マルイのM4に乗せてみました。前後長は127mm、レイル面はプラス20mmとなります。

キングアームズハイマウントベースとマルイM4とMBUS2
MBUS2を立ててドットサイトを覗き込んでみます。ドットサイトのドットの方が若干高い、という程度の位置になりました。

キングアームズハイマウントベースとG&G CM16
G&G CM16に乗せたハイマウントベース上のドットサイトと、高さ16mmのマウントリングに取り付けられたCOMP M2タイプのドットサイトとの高さ比較。参考までに。

キングアームズハイマウントベースとSHS M16キャリハンマウントとG&G CM16
SHSのM16キャリハンマウントとの高さ比較。

キングアームズハイマウントベースとマルイL96AWSとイルミネーテッドショートズームスコープ
というかこれM4じゃなくマルイL96のために買ったんだった!マルイイルミネーテッドショートズームスコープをmojjiの高さ20mmマウントリング1個で装着していましたがグラつきがちだったのでマルイM4に使ってた高さ16mmマウントリングと余り1個とで2箇所留めにしました。もう少し低い方が良いですが、低いマウントリングは今度の機会に買うとして、今はチークパッドを少し持ち上げて対応。さすがに2箇所留めだとキャリハン代わりにスコープを掴んで銃を持ち上げてもガッチリしています。

G&G CM16とマルイL96とCYMA AK47タクティカルロングバレル
今年に入ってから通販は月1回に限定しているので次は4月・・・
次は何買おうかのうグフフ。




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