~趣味の世界~
UFCAR37 G36用M4マガジンアダプターです。(2572円)


マルイ互換のM4用STANAGマガジンを大量に持っていて、G36系を買ったらやはりこれは外せません。



マルイスタンダード電動M4用互換マガジンをG36系で使うためのアダプターで、G36のマガジンポートと置き換えて装着します。G36用マガジンとはマガジンキャッチの位置が違うので左側面にマガジンキャッチがあります。


マガジンキャッチはL85のものと似ています。中華エアコキG3/MC51用にマガジンアダプターを自作(右)した際もL85のマガジンキャッチを参考に作ったのですが、作るの簡単なんですよね。左手でマガジンポートを握るようにして親指でマガジンキャッチを押し、そのまま手を下へ滑らせればマガジンを保持しつつスムーズに抜き取れるので操作性にも優れます。


試しにマグプルPマグ20を挿してみたところ。マガジンポートに対しマガジンの幅が狭く、ややマガジンがガタついている気がしますがマグプルPマグは元々幅が狭めなのでこんなもんでしょうか。抜き差しはスムーズに行えます。


UMAREX G36CVのマガジンポートを外します。まずマガジンキャッチの上の方にあるピンをハンドガードのピンと同じ要領で抜きます。


ピンの刺さっていたあたり掴んで引き下げると前に引っ掛けている部分を軸に外れてきます。非常に簡単。


マガジンアダプターのチャンバーに当たる部分は上へ引っ張ると外れます。


外れたパーツは更に左右にポロッと分かれます。S字の給弾ルートになっていますが、何故こうなっているかというと・・・


M4マガジンとG36マガジンとではリップの位置が違うため、S字のルートを設ける事でチャンバーに対しオフセットさせるようになっています。残弾がある状態でマガジンを抜くとこのルートにある弾がボロボロ落ちる事になりますが、電動ガンのマガジンはみんなそうなのであまり気にするところではないでしょう。


銃側のチャンバー付近。電動ガンのチャンバーというとT字型のチャンバーが多いですがこのG36CVのチャンバーはエアコキ銃のチャンバーのように下が抜けています。弾が1発残っていました・・・


それではいよいよマガジンアダプターの装着です。前側を銃側の突起に引っ掛け、後ろ側をハメコミます。


ピンの刺さる穴の位置を合わせ、ピンを差し込んでできあがり。拍子抜けするほど簡単。銃側に付いている元のマガジンキャッチが残りますが、機能はしません。


マグプルPマグ(OD)を装着。DEカラーのPマグも買わないとね。


マグプルEマグ。


マグプルTマグ。


マルイM4用ノーマルマガジン。寸法はこれに合わせてあるのか、これが一番ガタつきが少なく感じます。


G&G CM16に付いていたちょっと長い多弾マガジン。


トイスターのM4/L85用も取り付きました。


どのマガジンでもスムーズに抜き差しが出来、撃ってみると何の問題も無くセミ/フルともバッチリ給弾されています。完璧。

・・・とホクホクしていたのですが、何か違和感を感じたのです・・・

<続く>
UMAREX G36CVの説明書の日本語ページです。参考までに。












EO551タイプドットサイトが点かなくなってしまいました。
ボタンをいくら押しても反応せず、電池はまだ生きているし・・・


仕方なく分解して様子を見てみます。スイッチパネルの四隅のネジ(上2本が皿木ネジ、下2本がなべタッピングビス)を抜いてパネルを開けると基盤が現れます。


この基盤はスイッチの機能だけでのようで、手前に引いてみると奥から5本の配線がハンダ付けされています。特に断線なども見られず、ココは問題無い様子。


本体を開けようと覆っている金属のガードが取り付いている4本の六角ネジを抜いてスライドさせようとすると、ドット位置調整のネジに当たって止まってしまいます。このネジはいくら回しても外れないのでガードを拡げてネジ頭を逃がしながらスライドさせる必要がありますが、このガードがまた無駄に頑丈で1mmも拡がらない・・・


何とか頑張って外し、本体底面にある4本のネジ(木ネジ・短い方が後ろ、長い方が前)を抜くと台座と本体に分離し、本体の内部があらわになります。


うん・・・でもコレどうしろっつーの・・・

簡易なものとはいえ電子機器すぎて手に負えません。断線が無い事だけを確認し、それ以上は自分にはどうしようもないので元通り組みなおします・・・


なんでやねん!


ワケわからんが直ったからいいものの、何なの・・・
構ってなかったからスネてただけなの・・・


G&PのGP-COP040Sレシーバーレイル(ショート)SANDです。(4700円)


G&PのM870系はマルゼンCA870と互換性があるのですが、一部ちゃんと取り付かないものもあるのでちょっとした博打。


安いパーツ(G&P M870用ショートマガジンなど)であれば取り付かなくてもダメージは小さいですが、このくらいの値段だと・・・


内容はレシーバーレイル本体と取り付けのためのピンとネジ。SANDカラーなのはたまたまこれしかなかったから・・・これくらいのものなら塗ればいいし。


裏側にはG&P製である印刷と、何故かスカルフロッグのマーク。銃に取り付けると見えなくなる位置ですが、仮に表側にあってもダサくは無いかと。


あーもう辛抱たまらん!というわけで仮載せ。形状的にはピッタリとフィットしており、あとは取り付けネジ次第。


重量は70g。材質は多分アルミで、見た目より軽いもの。ただ、薄くて強度はアルミなりなので梱包が袋入りな事もあり左右から押されてアーム部分が曲がっていたりする事も可能性としてはあります。もし買ったものが曲がっていた場合、無理に曲げ戻すと鉄と違いアルミは千切れる事があるので慎重に行う必要があるでしょう。手に入れた時点で曲がっていなくても、取り付け後使っているうちにぶつけたり、取り付けた光学サイトを掴んだら曲がった、という場合にも注意が必要です。


さていざ取り付けようとCA870のレシーバーのピンとネジを外したところ、後ろ側左右をとめているネジがタッピングビスなのに気づきます。レシーバーレイルに付属のネジは対金属用の皿ネジなのでネジピッチが全然違うのです。


とりあえずレシーバーレイル付属のピンを前側の穴に差込みます。ピンの溝にかかるスプリングは左側にあるので、ピンの溝のある方が左側に来るように差し込みます。ピンの両端はネジ穴になっており、ここがネジ受けになります。後ろ側のネジ穴は元の穴を利用しますが、前述のとおりタッピングビスが刺さっていたもののネジ受け部分は中の亜鉛合金製シャーシ。


元のネジだと短くて届かないし、ネジ頭もなべ型なのでレシーバーレイル付属のネジを刺して強引にねじ込んでみました。元のネジに戻せなくなった気がしますが、まあ取り付いたしいいか・・・


右側。色はアクセントとしてこのままでもいいかもしれない。






普通に光学サイトが取り付くようになったので色々試してみました。
元の後ろの方のレイルより若干ハイマウントになるとはいえまだまだ低い(というかストックチューブの軸が高すぎる)のでM4のフラットトップレシーバーに合う高さで丁度いい高さかと思います。印象が良かったのは上写真4つめのマルイのショートズームスコープ。一方1つめのACOGはもう少し後ろに取り付けないとアイレリーフが足りません。このACOGは目にぶつかりそうなくらいギリギリの位置から覗かないと見えないのでポンプアクション動作で目にぶつけちゃうかも。ドットサイトは高ささえ合えばどれでもOKな印象。


迷っちゃったので元々つけてたドットサイトを利用する事にします。COMP M2用のハイマウントを利用していたので一旦外します。ドットサイトはコレ日本製だったのね・・・


元々このドットサイトに付いていたマウントリングを引っ張り出してきて取り付けてみます。前後2箇所あるのですがもう1個は他に使っている(上の方の写真のM4キャリハンに・・・)ので片持ちで。


バトラーキャップがレイルに干渉するので前に逃がしますが、ちょっと低すぎた。


先ほど外したハイマウントを逆向きにして取り付け。高さは十分ですが、格好はイマイチかな?


いやぁでも無事取り付いて良かった・・・
まだまだイケますCA870。



UMAREX G36CVです。(21900円)

外箱。寸法的には長さは無いものの厚さがあります。UMAREXはドイツのメーカーでH&Kの正式な刻印などの使用権を得ているため名称もボカされたりしていません。ただし生産地は中国で、品質レベルはその水準にあります。


簡易なブローバック機構をもつHK G36Vシリーズの大中小のうちの小、G36CVのTANカラーが今回のブツ。UMAREXにはG36C Competitionというバッテリー充電器セットで15000円ほどの廉価な製品がありますが、このG36CVはそれより上位の扱い。外観的な特徴としては新型のVストックが標準で装備されています。


箱に貼られたパワー表。これによると初速は0.2gBB弾で80m/s前後、0.64J程度という事になっています。


ただ実際には90m/s以上出ており、こちらのシールには出荷直前の計測値として93m/sという初速が示されています。初速90m/s前後は大体日本で売られている18歳以上用電動ガンの基本値といっても良いでしょう。0.2gで100m/sを超えると法に触れる事になり、あまり低いと粗悪品のレッテルを貼られてしまいます。


それではいざ開封!TANカラーって初めてだけど、思ったより暗い色という印象。DE(ダークアース)と言われれば、確かにMr.カラーのダークアースはこんな色だったなぁ・・・


そうそう、マガジンはシースルーな多弾タイプで、別途に予備がサービスされていました。マルイのG36系マガジンと互換らしいので好みであちらの金色カートが中に見えるものや真っ黒な多弾も使う事ができるかと思います。


ストックは伸縮機能とチークパッドの付いたVストックが装着されていますが、通常の穴空きストックも同梱されています。好みで付け替える事ができますが、長さはVストックの最短状態+2cm程度なのでVストックを伸ばして使う人には短いかも。


マガジンの下にフォアグリップが隠れていました。平凡な前後左右対称形状のバーティカルフォアグリップですが、機構はマルイのBOYS用フォアグリップと似ています。実用度の高そうなフォアグリップ。

上記以外には説明書(英語/日本語)が付属。



G36はBOYSサイズのものしか持っていなかったので想像より大きく立派な印象。実銃がポリマー志向なので全体的にプラスチックなのですが、金属製であるべき部分はちゃんと金属になっており、安っぽい印象は薄いものに仕上がっています。大きさはCなのでコンパクトですが、G&G CM16CarbineLiteと並べるとほぼ同じ。10インチバレルのM4系と同サイズになります。


リアル刻印!「CV」とシリアルNo.は印刷によるもの。レシーバー部分はG36VやG36KVと共通だからでしょう。


ハイダーはグレーで金属製。アウターバレルは根元まで金属製であり、その上に平行して取り付いているガスピストンも金属製。ハンドガードの左右と下にあるレイルも金属製。ハイダーは根元をハンドガードが覆っており、若干アダプターなどで延長しないとサイレンサーの取り付けにおいて干渉します。


Vストック。左右の面は真っ平らでそっけない形状ですが下面にあるレバーを押して伸縮するなど、使い勝手はM4のブッシュマスタータイプストックと同様。ストック上面には固定式ながらゴム製のチークパッドが装着されています。バットプレートは後面がつるりとしているもののゴム製で肩への当たり心地も中々良好です。


伸縮は4段階。最短と最短から2cm、5cm、8cmの位置で固定できます。


下のレバーを引っ張りながら伸ばすとブッシュマスタータイプストックと同様にストックを抜く事ができます。ストックチューブとなるこの長方形の部分は中が中空で、深さ14.8cm/高さ3.7cm/幅1.65cmのスペースがあります。ミニバッテリーは微妙に幅が大きいので入りませんでしたが、リポだったら余裕そう。奥には穴もあいており、元々バッテリーを入れる事を想定してあるのかもしれません。


もっともこのストックは根元に折り畳みがあるのでそう簡単ではありませんが。レシーバー側は金属のブロックで塞がっており、配線を通すとしたらこの金属ブロックに穴を開ける必要があるでしょう。
Vストックは畳んだ状態ではエジェクションポートを塞ぐ形になるので注意が必要です(何に?)。また、ストックを伸ばしていると畳んだ時ロックできません。ロックもやや緩いので、基本的に畳んだまま撃つのは避けた方が良いでしょう。


レシーバー上面はVやKVと違いキャリハンスコープではなくトップレイルとアイアンサイトの組み合わせとなっています。フロントサイトは筒状のガードが付いた固定式、リヤサイトは大径ピープサイトとピストルサイトの切り替え式。上下左右の調整可能ですが、調整にはLレンチが必要。また上下調整のために下へスプリング動作するため、ピープサイトからピストルサイトに戻す際にこのスプリング動作のため下へ押し込まれてピープサイトをうまく倒せず、すばやく切り替えられない傾向にあります。狙いやすさ自体は良好。


レイルとレシーバーの間にあるコッキングハンドルは先端が左右に折れるので左右どちらからでも操作でき、ストロークはフルストローク。連動してエジェクションポートも開口し、内部にあるバレル同軸のホップダイヤルにアクセスする事ができます。


トリガーの前方にある突起はボルトストップスイッチとなっています。


ただしコッキングレバーを引いた状態で押すと止める機能なのですが、この状態でボルトストップを押してもリリースはされません。レバーを戻すにはレバーを一旦引いてやるとリリース。S&Tタボールに慣れているとちょっと動作が違うため戸惑うところです。ボルトストップスイッチは逆転防止ラッチの開放スイッチを兼ねているため、発射後仕舞う時にフルオート動作などで半端な位置で止まっているピストンスプリングのテンションを開放するために操作してやります。
ホップダイヤルは上方向(銃口を前として半時計回り)に回すとホップを弱め、下方向(時計回り)に回すとホップを強めます。


セレクターレバーはアンビタイプ。ちょっとフィールが硬くてジョリジョリしたタッチなのと、回転が90度なのでセーフからフルまで動かそうとすると握った手の親指ではワンアクションで動かしきれません。握った右手の人差し指で右側のレバーを操作しても同様。ここは少し慣れが要りそう。


そろそろ撃つ準備を・・・ハンドガード内にバッテリーを収めるためまずハンドガードをはずさなくてはなりません。レイルの付け根の下にあるピンを右側から押して突き出してから引っこ抜きます。


するとハンドガードが前方へガシャッと外せます。中には金属製のアウターバレルと後方から延びる配線とミニコネクタが現れます。


ハイダーはM14正ネジタイプ。ハンドガードはレイル付け根下のピンと、マガジンハウジング前の左右にある突起とで保持し、その前は単純に覆っているだけなので、バレルエクステンション等でアウターバレルを延長してやるとKVやVのハンドガードもそのまま付くような気がします・・・前述のようにハイダー付け根がハンドガード前端に覆われているので、大径のサプレッサーはそのまま装着すると干渉します。ハンドガード前端のバレルの通る穴の径は25mmほどなので、スリムサプレッサーだったらそのままでもOKですが、25mmを超える径の場合は付け根をハンドガード前端より前までアダプターで延長する必要があります。


バッテリーは8.4Vミニバッテリーが基本。バレル付け根のネジと、ハイダー付け根のガスピストンが取り付いている部分から下に突き出ている部分の間の、アウターバレルが細まっている部分に収まる長さである必要があります。


9.6Vミニバッテリーも窮屈ではありますが一応使えます。


空撃ちしてみると、中々軽快なレスポンス。コッキングレバーとポートカバーも連動してブローバック動作します。マルイの次世代電動のようなリコイルは無く、発射音もあんな金属的なシャバシャバ音ではなくスタンダード電動系のウィポポ音にどっか連動してる、という程度のもの。そして、セミオートで撃つと撃つ度にポートカバーが違う位置で止まり、ボルトリリーススイッチを押すと前進するものの、若干開いた状態で止まる事が多いです。フルオートで撃った後セミで1~2発撃つクセが身についている人には違和感があるかもしれませんが、打ち終わりにはフルオートで短バースト撃ってからボルトリリースした方がピッタリ閉まるような、そんな感じ。


マガジンに弾を込めます。多弾マグなのでフタを開けて流し込みます。470発ですが、BBボトルにそんなに残ってなかった・・・あとは下面にあるゼンマイをカリカリ巻いて給弾してやります。マグプルTマグやAK Pマグもそうですが、リアル感もそれはそれでいいけど実用では中のBB弾が透けて見えるマガジンはやっぱり便利。


初速は88~93mps、サイクルは8.4Vで秒11.8発程度。


9.6Vだと秒14発ほど。ブローバック動作がある関係上あまり高サイクルだと不安になってくるのでこの範囲が安心だし十分。


マガジン、バッテリーを込まない銃本体のみの重量は2766g。説明書だと2795gなので誤差範囲。


折角あるんだからフォアグリップも装着しましょう。


フォアグリップ先端のネジを回すとレイルに掛かる面に突き出ている突起が昇降する仕組みは、マルイのBOYS用フォアグリップと同様。レイル幅が21mmならピカティニーじゃなくても装着できるハズ。


ハンドガード下のレイルの後ろ寄りに装着。ここより後ろに付けたい人はロングレイルに付け替えましょう。ハンドガードのレイルは金属製でそれなりに重いので左右は使わない、という人は外してスリム&軽量化するのもよいでしょう。


BOYSサイズのG36系と。右がマルイBOYS G36C、左がYIKA G36。最近10歳以上用フルサイズのG36CとしてマルイからライトプロG36Cが出ましたが、BOYSとフルサイズの印象はやはりかなりの差があります。


最近買いすぎて余り気味な光学サイトを載せておきましょう。とりあえずT-1。


まだ来たばかりで評価もくそもありませんが、個人的には十分満足いくモノです。よその評価を見ても悪いものは少なく、箱出しから比較的安心して使ってゆける部類かと思います。もちろん好みにも拠るでしょうから、銃=鉄と木という人には勧められませんし、マルイ品質で安心のサポート、という人にも勧められないでしょう。そういう特殊性癖でもなければ、普通に使えるレベルは確保されていると思います。銃はイジってなんぼという人にも、M4系やAK系ほどではないもののイジりどころが多い方でしょう。
中々悪くありません。



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