~趣味の世界~
マルゼンCA870の発射音「パコン」を少し静かにするためサイレンサー(サプレッサー)を取り付けてみよう!
というわけでやってきたのはKM企画のサイレンサーアダプター。(1680円)
マルゼンのCA870の他、ガス式のセミオートショットガンM1100にも使えるようです。
開封。KM企画のパーツは何と言うかこう、梱包やら説明書が手製っぽいチープさなんですが、国内メーカー品としては安くて便利なものが多いのが良いですね。
サイレンサーアダプター本体。材質はエンジニアリンブプラスチックであるジュラコン製だそうです。ジュラコンというと古いマルイのエアコキ1900円シリーズのトリガーとかに使われているグニャグニャギチギチした塗装も食いつかない困った素材のイメージもありますが、この製品は硬質でソリッドな表面仕上げ。太い側がCA870のアウターバレルに銃口から差し込まれ、途中にあるギザギザでアウターバレル内側に食い込み固定される取り付け方式。ネジ山のある側はサイレンサーを取り付けるM14逆ネジ。正ネジ仕様のものもバリエーションにあるので取り付けるサイレンサーに合わせて選びましょう。ウチにあるサイレンサーはどれも正逆両用なので別にどっちでもいいのですが。
重量は14g。この形状そのまま金属で作ったら結構な重さになるでしょう。
それでは取り付けにかかりましょう。CA870の銃口はこのように一体成型の肉厚な筒の奥がインナーバレル固定のために細くなっており、そこを通してインナーバレルが銃口付近まで延びています。ただし、CA870でも最近のタクティカルではアウターバレルは伸びていますがインナーバレルは短いままらしいのでそのままこのサイレンサーアダプターを装着すると発射された弾がサイレンサーアダプターに当たってしまうそうです。
普通のCA870の場合は銃口にカランと差込み・・・
手のひらでグイッと押し込んでやるだけ。簡単です。抜く時は適当なサイレンサーなりフラッシュハイダーをネジ込んでそれを持ち手に引っ張ると抜けます。あまり抜き差しを繰り返すと緩くなる恐れがあるので注意。
CA870のアウターバレルは銃口に向かって細くなっていますが、銃口でのバレル外径は約23mm。ライラクスのスリムサプレッサーがちょうど良い太さです。これはスリムサプレッサー150。
長さ的にはタクティカルと同じくらいになったろうか?チャージャーやソウドオフだと短い方が全体のバランスが良いですが、CA870ストックは曲銃床の長さに対して前が変に短いバランスなのでこのくらいに足した方がバランスが良くなりそうではあります(好みにもよります)。
ライラクスのファットサプレッサー100を装着。途中からアウター外径が太くなるならこの1.5倍くらいの長さは欲しい印象。
KM企画のフェザーウェイトサイレンサー65。ちょっと短くて不恰好。消音効果としては上2つのサプレッサーとあまり変わらず、発射音はどれも「ボユン」という感じで高音域は確実に減音されています。十分といえば十分ですが、この3つは廉価品なのでもっと高価で銃口が絞られているものなら更に減音効果は高いでしょう。
ノベスケハイダー装着。これは構造が簡略化されているものではありますが、パコンという発射音がやや部屋に反響する「気がします」。
Gold Arrowsの通称プレデターチャージャーの銃口に差し込んでみましたが、銃口から浅い位置に壁があってこれ以上刺さりません。アウターバレルが左右モナカな上、内径も若干広いのでテープを巻いたりして何とか固定できそうではあります。ただ、この銃は空撃ちだとドッフという発射音で、あまりサプレッサーの必要性を感じません。(弾を発射させるとそこそこうるさいのですが・・・)
エアガンにサイレンサー?と思うかもしれません。電動ガンやガスブローバックだと銃口から出るより大きな音が他から出ているので効果はほとんどありませんが、エアコキや固定ガスのように発射に伴う作動音が少ない銃ではそこそこ効果がある銃もあります。もちろん効果云々じゃなくカッコイイだろう!(ギャキィでも全然OKでしょう。
というわけでやってきたのはKM企画のサイレンサーアダプター。(1680円)
マルゼンのCA870の他、ガス式のセミオートショットガンM1100にも使えるようです。
開封。KM企画のパーツは何と言うかこう、梱包やら説明書が手製っぽいチープさなんですが、国内メーカー品としては安くて便利なものが多いのが良いですね。
サイレンサーアダプター本体。材質はエンジニアリンブプラスチックであるジュラコン製だそうです。ジュラコンというと古いマルイのエアコキ1900円シリーズのトリガーとかに使われているグニャグニャギチギチした塗装も食いつかない困った素材のイメージもありますが、この製品は硬質でソリッドな表面仕上げ。太い側がCA870のアウターバレルに銃口から差し込まれ、途中にあるギザギザでアウターバレル内側に食い込み固定される取り付け方式。ネジ山のある側はサイレンサーを取り付けるM14逆ネジ。正ネジ仕様のものもバリエーションにあるので取り付けるサイレンサーに合わせて選びましょう。ウチにあるサイレンサーはどれも正逆両用なので別にどっちでもいいのですが。
重量は14g。この形状そのまま金属で作ったら結構な重さになるでしょう。
それでは取り付けにかかりましょう。CA870の銃口はこのように一体成型の肉厚な筒の奥がインナーバレル固定のために細くなっており、そこを通してインナーバレルが銃口付近まで延びています。ただし、CA870でも最近のタクティカルではアウターバレルは伸びていますがインナーバレルは短いままらしいのでそのままこのサイレンサーアダプターを装着すると発射された弾がサイレンサーアダプターに当たってしまうそうです。
普通のCA870の場合は銃口にカランと差込み・・・
手のひらでグイッと押し込んでやるだけ。簡単です。抜く時は適当なサイレンサーなりフラッシュハイダーをネジ込んでそれを持ち手に引っ張ると抜けます。あまり抜き差しを繰り返すと緩くなる恐れがあるので注意。
CA870のアウターバレルは銃口に向かって細くなっていますが、銃口でのバレル外径は約23mm。ライラクスのスリムサプレッサーがちょうど良い太さです。これはスリムサプレッサー150。
長さ的にはタクティカルと同じくらいになったろうか?チャージャーやソウドオフだと短い方が全体のバランスが良いですが、CA870ストックは曲銃床の長さに対して前が変に短いバランスなのでこのくらいに足した方がバランスが良くなりそうではあります(好みにもよります)。
ライラクスのファットサプレッサー100を装着。途中からアウター外径が太くなるならこの1.5倍くらいの長さは欲しい印象。
KM企画のフェザーウェイトサイレンサー65。ちょっと短くて不恰好。消音効果としては上2つのサプレッサーとあまり変わらず、発射音はどれも「ボユン」という感じで高音域は確実に減音されています。十分といえば十分ですが、この3つは廉価品なのでもっと高価で銃口が絞られているものなら更に減音効果は高いでしょう。
ノベスケハイダー装着。これは構造が簡略化されているものではありますが、パコンという発射音がやや部屋に反響する「気がします」。
Gold Arrowsの通称プレデターチャージャーの銃口に差し込んでみましたが、銃口から浅い位置に壁があってこれ以上刺さりません。アウターバレルが左右モナカな上、内径も若干広いのでテープを巻いたりして何とか固定できそうではあります。ただ、この銃は空撃ちだとドッフという発射音で、あまりサプレッサーの必要性を感じません。(弾を発射させるとそこそこうるさいのですが・・・)
エアガンにサイレンサー?と思うかもしれません。電動ガンやガスブローバックだと銃口から出るより大きな音が他から出ているので効果はほとんどありませんが、エアコキや固定ガスのように発射に伴う作動音が少ない銃ではそこそこ効果がある銃もあります。もちろん効果云々じゃなくカッコイイだろう!(ギャキィでも全然OKでしょう。
G&P GP453 CA870 22連ショートマガジンはマルゼンCA870にも利用でき、標準マガジンと違いレシーバー下に突き出さないのでフォルムをショットガン然としたスタイルにする人気アイテムですが、実際装着して撃ってみようとするとアレ?となるパーツ。
まずマガジンを挿してコッキングピースを引くとマガジン前側がちょっとだけ下に下がり(①)、コッキングピースを前方へ戻すと戻しきらない位置で止まってしまい(②)、ロックされないのでCA870のシステム上トリガーを引いても発射が行われません。これは下がったマガジンのリップに給弾を行う凸形状のパーツがぶつかって前進しきらなくなるため。給弾を行う凸形状はマガジンリップの後面の穴に対し結構シビアなのでちょっとマガジンが下がっただけでもアウト。
なぜそうなるのか?と検証してみると、標準マガジンとはマガジンキャッチの位置を変えている事(標準では左右、GP453は後面下)、標準マガジンには無い、マガジンの取り外しを助けるために追加されているマガジン上面のスプリングで下方向へテンションが掛けられていること。あとマガジンリップの前面にも標準には無い突起があります。この突起は銃側にははまる位置が無く、単に後ろ側へテンションを掛けているだけのもののようす。
後面。マガジンキャッチは下面後ろにスライドスイッチ形状になって移設されており、銃側のトリガーガード前方に元々開いている隙間に掛かるようになっています。マガジン上面には標準には無いスプリングでテンションが掛けられた突起が追加されており、これが無いとマガジンキャッチをスライドさせてもマガジンが落ちてこず、マガジン自体レシーバーに埋没する長さなので掴みどころがなく、マガジンを取り出せなくなります。あっても掴みどころはわずかなので標準より大分抜き差しはしにくいのですが・・・
側面。とりあえず「カッコはいいけど使い物にならない」という結論を出し長らくしまってあったのですが、某所で「適当にテープ貼ったら使えた」という書き込みを見かけたので早速マネして見ることにしました。
半信半疑で上記書き込みに添えられていた写真と同じようにアルミテープを3枚重ねて貼ってみました。ホントかーホントにこんだけでいいのかー?
マガジンの装着音がスチョッという音だったのがピチッという音に変わりました。確かにマガジン前方は下面の銀色の部分に爪を掛けて引っ張ってみてもほとんどズレてきません。
コッキング!
戻す!え?えっ?何の不具合も無し。
10発くらい激しくガショガショ空撃ちしてみましたがスムーズに行え、マガジンも全くさがってきません。マージでー?
マガジンキャッチをスライドさせてリリース。掴みどころが少ないのは元々ですが、問題なく抜く事ができます。
ただし微調整は必要で、テープは後面のみに貼り、横へ回らせてはいけません。アルミテープ4枚だとマガジンの抜けが悪くなりました。
ほんの0.何ミリでコレって、もしかして個体差だったりしませんか・・・多分買ってそのまま使える人も多いんだろうと思います。もし同じ症状が出ていて使えないという人はお試しあれ。
そうそう、標準マガジンもそうですがマガジンにフルロードすると銃にマガジンが刺さらなくなるので、フルロードから1発抜いてやる必要があります。ローダーでギャリギャリっとフルロードすると24発入るので1発抜くと23発。公称より1発多い!ヤッターですが、22発の方が安心。ただ1発だけを手で抜くのが結構うまくいかなくてツライ。安いマガジンなのでたくさん買うと良いのでしょう。
まずマガジンを挿してコッキングピースを引くとマガジン前側がちょっとだけ下に下がり(①)、コッキングピースを前方へ戻すと戻しきらない位置で止まってしまい(②)、ロックされないのでCA870のシステム上トリガーを引いても発射が行われません。これは下がったマガジンのリップに給弾を行う凸形状のパーツがぶつかって前進しきらなくなるため。給弾を行う凸形状はマガジンリップの後面の穴に対し結構シビアなのでちょっとマガジンが下がっただけでもアウト。
なぜそうなるのか?と検証してみると、標準マガジンとはマガジンキャッチの位置を変えている事(標準では左右、GP453は後面下)、標準マガジンには無い、マガジンの取り外しを助けるために追加されているマガジン上面のスプリングで下方向へテンションが掛けられていること。あとマガジンリップの前面にも標準には無い突起があります。この突起は銃側にははまる位置が無く、単に後ろ側へテンションを掛けているだけのもののようす。
後面。マガジンキャッチは下面後ろにスライドスイッチ形状になって移設されており、銃側のトリガーガード前方に元々開いている隙間に掛かるようになっています。マガジン上面には標準には無いスプリングでテンションが掛けられた突起が追加されており、これが無いとマガジンキャッチをスライドさせてもマガジンが落ちてこず、マガジン自体レシーバーに埋没する長さなので掴みどころがなく、マガジンを取り出せなくなります。あっても掴みどころはわずかなので標準より大分抜き差しはしにくいのですが・・・
側面。とりあえず「カッコはいいけど使い物にならない」という結論を出し長らくしまってあったのですが、某所で「適当にテープ貼ったら使えた」という書き込みを見かけたので早速マネして見ることにしました。
半信半疑で上記書き込みに添えられていた写真と同じようにアルミテープを3枚重ねて貼ってみました。ホントかーホントにこんだけでいいのかー?
マガジンの装着音がスチョッという音だったのがピチッという音に変わりました。確かにマガジン前方は下面の銀色の部分に爪を掛けて引っ張ってみてもほとんどズレてきません。
コッキング!
戻す!え?えっ?何の不具合も無し。
10発くらい激しくガショガショ空撃ちしてみましたがスムーズに行え、マガジンも全くさがってきません。マージでー?
マガジンキャッチをスライドさせてリリース。掴みどころが少ないのは元々ですが、問題なく抜く事ができます。
ただし微調整は必要で、テープは後面のみに貼り、横へ回らせてはいけません。アルミテープ4枚だとマガジンの抜けが悪くなりました。
ほんの0.何ミリでコレって、もしかして個体差だったりしませんか・・・多分買ってそのまま使える人も多いんだろうと思います。もし同じ症状が出ていて使えないという人はお試しあれ。
そうそう、標準マガジンもそうですがマガジンにフルロードすると銃にマガジンが刺さらなくなるので、フルロードから1発抜いてやる必要があります。ローダーでギャリギャリっとフルロードすると24発入るので1発抜くと23発。公称より1発多い!ヤッターですが、22発の方が安心。ただ1発だけを手で抜くのが結構うまくいかなくてツライ。安いマガジンなのでたくさん買うと良いのでしょう。
MAGPUL PTS MOEハンドガード(ライフルレングス)です。(3500円)
値段からエレメントあたりのレプリカだと思っていたのですが、届いてみればマグプルPTSですよコレ。いい買い物をしたわ・・・
MOEハンドガードには3種類あり、M4A1のハンドガード同じ長さである7インチのカービンレングス、少し長い中間サイズである9インチのミッドレングス、そしてM16A2のハンドガードと同じ長さである12インチのライフルレングスがあります。
開封。ハンドガード本体はプチプチに包まれていました。説明書もあり、安っぽさはありません。
ハンドガード上面が山型で、下の穴が縦に抜けている新型です。デュポンポリマー製の硬質なシボの手触りが何というかこう、いい・・・
裏側にはMAGPUL PTSの刻印。まあこれはエレメントのにもありますが・・・
MAGPUL PTS製品の何が好きって、このシボの風合い。安いレプリカだとこのシボが細かくてただのつや消しだったりしますが、手触りに直結するのでここは大事。今回はレプリカ並みの値段だったのでアレですが、この手触りにはちょっとくらい高くても出す価値があります。
長短3種揃いました。左がトイスターM4A1に削りまくって無理やり取り付けているカービンレングス、真ん中がマルイのスタンダード電動M4A1にベータプロジェクトの16インチアウターバレルと共に取り付けているミッドレングス、右がライフルレングスのハンドガード単体。ハンドガード側面の3本のスリットは同じ間隔で開いていますが、ライフルレングスではかなり前寄りになり、さらに後方に1つ短いスリットが開いています。この小さいスリットは実銃用では開いておらず、トイガン用では区別の為に開けられているのだとか。
さてそれでは取り付けに掛かります。その前に、ライフルレングスのハンドガードを取り付けるにはガスチューブも長いものが必要です。G&PのGP198 ガスチューブM16A2用を前持って買っておきました。
ミッドレングス用だけはベータプロジェクトの16インチアウターに付属のものしかありませんが、カービンレングス用とライフルレングス用はG&Pの他にもいくつかのメーカーから発売されており、値段もせいぜい千円前後と高いものではありません。必ず必要、というわけではなくマルイのM4には元々省略されているパーツではあるのですが、M4のデルタリングから前を社外品に変えてリアルサイズ化した場合にはカッコ的に無いと締まりません。
今回はマルイM4のミッドレングスをライフルレングスに交換します。まずはフロントサイトポストを外しますが、ウチのM4はVLTORタイプの安いフロントサイトを畳んだ上にMBUS2のレプリカを載せています。この安いVLTORタイプはアウターバレルのフロントサイト取り付け用の溝に依存せずにネジでアウターバレルを締めるだけのタイプ。ネジ頭の六角穴が微妙に中途半端なサイズでナメ気味になってしまったので、インチタイプの六角レンチをわざわざこれ専用に買ってきてあります。VLTORタイプのフロントサイトは同じ形同じような値段でもモノが何種類かあり、ガスチューブが刺さらなかったりQDスイベル穴がガバガバで使い物にならなかったりする場合があるので買う時は博打です。
フロントサイトポストからガスチューブを外します。ガスチューブ固定用ピンは精密ドライバーでサイトポストの右側から押してやるだけで抜けました。このピンを刺す穴が無いVLTORタイプフロントサイトもあります・・・
GP198ガスチューブをレシーバー側が上方向へ曲がっているように取り付けます。ここまで何の苦労も無く進みました。
仮組み。ベータプロジェクト16インチアウターの本来フロントサイトが取り付く位置よりも前方でフロントサイトをネジで締めて取り付ける寸法です。ただしこの位置はフロントサイト取り付け位置より細いので、取り付け位置を太らせてやらなければなりません。
シャーペンでフロントサイトが取り付く位置に印をつけ・・・
アルミテープを巻いて太らせます。フロントサイトがスルッと被るようでは細く、太らせた部分にフロントサイトがズリズリ・・・っと渋々入るくらいにまで太らせます。
太らせた部分にフロントサイトを差し込んだら傾き調整をしながらネジを締めて固定します。この写真を見てまだ傾いてるのに気づきましたが、そもそも光学サイトメインでアイアンサイトは基本畳んでおくので大体でいいや・・・
ハンドガードを外した状態ではハンドガードキャップが前後してうっとおしいので、ハンドガードキャップの定位置もアルミテープで太らせておきましょうか。
よく考えたら、これをしないとハンドガード前側がガタガタになるので必須作業だったかもしれません。
ハンドガードを取り付けます。無事ピッタリ取り付きました。
まだやる事があります。スリングを取り付けるMSAを移設しなくては。元々付けていた位置と同じような位置にするなら、前から3番目のスリットに。
ハンドガード下のポリマーレイルも移設。フォアグリップがあればバッテリーの着脱のためにハンドガード下側を外す時便利なので。
完成。
Avalon BCM4 16inというやつを見た時にうおおカッコエェ!となって雰囲気だけマネてみたのですが、かなり似てきたでしょ?
あとはハイダーをSF MB556というやつに換えれば・・・グフフこの500円ハイダーも悪くないけど。
バッテリーはAKバッテリーが入るようになりました。
ウチのM4系トイガン達。今回のような方法でM4標準の14.5インチバレルにミッドレングスを付けようとすると、ちょうどバレルの細くなっている位置にフロントサイトが来てしまうためちょっと面倒です。
でもこのマルイM4、メカボックス~チャンバー~インナーバレルといった基本メカはドノーマルのままなんだぜ・・・その辺は安心のマルイクオリティ。
値段からエレメントあたりのレプリカだと思っていたのですが、届いてみればマグプルPTSですよコレ。いい買い物をしたわ・・・
MOEハンドガードには3種類あり、M4A1のハンドガード同じ長さである7インチのカービンレングス、少し長い中間サイズである9インチのミッドレングス、そしてM16A2のハンドガードと同じ長さである12インチのライフルレングスがあります。
開封。ハンドガード本体はプチプチに包まれていました。説明書もあり、安っぽさはありません。
ハンドガード上面が山型で、下の穴が縦に抜けている新型です。デュポンポリマー製の硬質なシボの手触りが何というかこう、いい・・・
裏側にはMAGPUL PTSの刻印。まあこれはエレメントのにもありますが・・・
MAGPUL PTS製品の何が好きって、このシボの風合い。安いレプリカだとこのシボが細かくてただのつや消しだったりしますが、手触りに直結するのでここは大事。今回はレプリカ並みの値段だったのでアレですが、この手触りにはちょっとくらい高くても出す価値があります。
長短3種揃いました。左がトイスターM4A1に削りまくって無理やり取り付けているカービンレングス、真ん中がマルイのスタンダード電動M4A1にベータプロジェクトの16インチアウターバレルと共に取り付けているミッドレングス、右がライフルレングスのハンドガード単体。ハンドガード側面の3本のスリットは同じ間隔で開いていますが、ライフルレングスではかなり前寄りになり、さらに後方に1つ短いスリットが開いています。この小さいスリットは実銃用では開いておらず、トイガン用では区別の為に開けられているのだとか。
さてそれでは取り付けに掛かります。その前に、ライフルレングスのハンドガードを取り付けるにはガスチューブも長いものが必要です。G&PのGP198 ガスチューブM16A2用を前持って買っておきました。
ミッドレングス用だけはベータプロジェクトの16インチアウターに付属のものしかありませんが、カービンレングス用とライフルレングス用はG&Pの他にもいくつかのメーカーから発売されており、値段もせいぜい千円前後と高いものではありません。必ず必要、というわけではなくマルイのM4には元々省略されているパーツではあるのですが、M4のデルタリングから前を社外品に変えてリアルサイズ化した場合にはカッコ的に無いと締まりません。
今回はマルイM4のミッドレングスをライフルレングスに交換します。まずはフロントサイトポストを外しますが、ウチのM4はVLTORタイプの安いフロントサイトを畳んだ上にMBUS2のレプリカを載せています。この安いVLTORタイプはアウターバレルのフロントサイト取り付け用の溝に依存せずにネジでアウターバレルを締めるだけのタイプ。ネジ頭の六角穴が微妙に中途半端なサイズでナメ気味になってしまったので、インチタイプの六角レンチをわざわざこれ専用に買ってきてあります。VLTORタイプのフロントサイトは同じ形同じような値段でもモノが何種類かあり、ガスチューブが刺さらなかったりQDスイベル穴がガバガバで使い物にならなかったりする場合があるので買う時は博打です。
フロントサイトポストからガスチューブを外します。ガスチューブ固定用ピンは精密ドライバーでサイトポストの右側から押してやるだけで抜けました。このピンを刺す穴が無いVLTORタイプフロントサイトもあります・・・
GP198ガスチューブをレシーバー側が上方向へ曲がっているように取り付けます。ここまで何の苦労も無く進みました。
仮組み。ベータプロジェクト16インチアウターの本来フロントサイトが取り付く位置よりも前方でフロントサイトをネジで締めて取り付ける寸法です。ただしこの位置はフロントサイト取り付け位置より細いので、取り付け位置を太らせてやらなければなりません。
シャーペンでフロントサイトが取り付く位置に印をつけ・・・
アルミテープを巻いて太らせます。フロントサイトがスルッと被るようでは細く、太らせた部分にフロントサイトがズリズリ・・・っと渋々入るくらいにまで太らせます。
太らせた部分にフロントサイトを差し込んだら傾き調整をしながらネジを締めて固定します。この写真を見てまだ傾いてるのに気づきましたが、そもそも光学サイトメインでアイアンサイトは基本畳んでおくので大体でいいや・・・
ハンドガードを外した状態ではハンドガードキャップが前後してうっとおしいので、ハンドガードキャップの定位置もアルミテープで太らせておきましょうか。
よく考えたら、これをしないとハンドガード前側がガタガタになるので必須作業だったかもしれません。
ハンドガードを取り付けます。無事ピッタリ取り付きました。
まだやる事があります。スリングを取り付けるMSAを移設しなくては。元々付けていた位置と同じような位置にするなら、前から3番目のスリットに。
ハンドガード下のポリマーレイルも移設。フォアグリップがあればバッテリーの着脱のためにハンドガード下側を外す時便利なので。
完成。
Avalon BCM4 16inというやつを見た時にうおおカッコエェ!となって雰囲気だけマネてみたのですが、かなり似てきたでしょ?
あとはハイダーをSF MB556というやつに換えれば・・・グフフこの500円ハイダーも悪くないけど。
バッテリーはAKバッテリーが入るようになりました。
ウチのM4系トイガン達。今回のような方法でM4標準の14.5インチバレルにミッドレングスを付けようとすると、ちょうどバレルの細くなっている位置にフロントサイトが来てしまうためちょっと面倒です。
でもこのマルイM4、メカボックス~チャンバー~インナーバレルといった基本メカはドノーマルのままなんだぜ・・・その辺は安心のマルイクオリティ。
マルゼンCA870チャージャーには標準でM4タイプのグリップが装着されていますが、このグリップは本来こんなもんちゃーこんなもんなのですが細くてあまり握り心地が良くありません。電動ガンのM4系グリップに慣れているともっと太いのがいい・・・という事でアフターパーツに付け替え、となります。
しかしこの銃のグリップ基部は独特な形状をしており、マルイ電動ガン系やWAガスブロ系のどちらとも違い互換性がありません。
当然このグリップに不満を持っている人は他にもいて、ググってみるとマグプルのMOEグリップなどを加工して装着している人もいます。案外簡単にできそうだったので早速マネしてみましょう。
というわけで用意したのが余っていたエレメントのマグプルMIADタイプグリップ。マグプル3点セットに入っていたものですが単体だと千円もしません。
エレメントMIADタイプグリップの基部。電動ガン用なのでモーターピニオンの通る穴、配線の通る穴2つ、メカボックスへグリップを固定するためのネジ穴4つの穴が元々開いており、この穴を繋ぐように開口して銃側の楕円筒状の基部を通す穴を作ります。
材質的にはタミヤの薄刃ニッパーでサクサク切れるので楽勝です。マグプルPTSのMOEグリップ(ガスブロ用)をトイスターM4A1に取り付けた時の加工は彫刻刀をボロボロにし削り粉やら手の腱鞘炎やら二度とやりたくないレベルだったのに較べれば、正に片手間レベル。
銃にはめこんでみます。電動ガン用は幅があるのでトリガーガード左右に少し被る形になりました。トリガー後ろにあるセーフティスイッチに干渉して操作ができなくなるので、ここに当たる角の部分をちょっと切り飛ばしてやります。グリップからストックチューブにかけての部分は少し隙間が多いですが、特に実用面で問題にはならないのでこのままでもOK。
グリップ下から。このままではグリップを引っ張ると抜けてしまうので固定してやらなければなりませんが、ネジと基部を挟むところが無いのでこれを作ってやる必要があります。
先人によるとここはグリップ側にパテを使って作っています。グリップ底側からパテを充填し、硬化したら穴を開けてネジと基部を挟む部分を形作るわけです。とりあえず銃側の基部のネジ穴にパテが入らないようマスキングテープでフタをします。
パテはウェーブのエポキシパテ軽量タイプの残り。結構使ったもののまだ残量があります。
先人の言う通り、基部に水をつけてパテが食いつかないようにしておき、グリップをハメた状態でグリップ底側からパテを詰めてゆきます。エポキシパテは素手で触ると有害なのでダイソーで買ってきたポリエチレン手袋をはめてみましたが、こねてる時点でくっつきまくって手袋が引っこ抜かれそうになって何気に作業性が悪い・・・エポキシパテを使う用途であれば触るのは指だけなので使い捨ての指サックの方が良いそうな。混ぜ合わせたパテを割り箸でつつくように隙間に詰めてゆき、指でペタペタ押してならします。深い位置なので指が短い人はツライかも。
詰め終わったら一旦グリップを引っこ抜きますが、水だとそこそこ食いついていたのでシリコンオイルを基部に塗ってもう一度差し込み、また裏側からパテを押しなおしてやりました。後はこの状態でパテの硬化を待ちます。暖かい時期なら硬化は早いハズですが、焦って変形させた上その状態で硬化したりする失敗をするぐらいなら長めに置いた方がマシでしょうか。
半日置いて引っこ抜いてみると、しっかり硬化していました。
ネジを通す穴をピンバイスで開けてゆきます。思ったよりパテの厚みがあり、ネジが届くか心配になりましたがネジと基部との噛み合いは結構長いので1cmくらい厚さがあっても平気。長穴になってしまっているのは銃側の基部のネジ穴がやや後ろ寄りに開いているのに気づかず真ん中から開けてしまったため。リューターで後ろ側へ掘り拡げましたが、同時に固さや剛性も十分なのも確認。
元々付いていたネジとワッシャーを利用して銃に固定。ワッシャーは大きいものに換えた方が不安が減るでしょう。
しっかり取り付いています。銃の重さがそこそこあるので若干の不安はありますが、無茶な扱いをしない限りは大丈夫でしょう。
底板は無い方がメンテ性に優れますが、グリップ底部の補強と見栄えのため一応取り付けておきます。ガスブロ用だとこのパネルは工具無しで外せるんですが、安くて余ってるグリップは大抵電動用でしょ?
まだまだ高いポテンシャルを秘めているマルゼンCA870チャージャー。トリガーガードはこんな形ですが残念ながらマグプルMOEトリガーガードは寸法が全然違うのでダメでした。
しかしこの銃のグリップ基部は独特な形状をしており、マルイ電動ガン系やWAガスブロ系のどちらとも違い互換性がありません。
当然このグリップに不満を持っている人は他にもいて、ググってみるとマグプルのMOEグリップなどを加工して装着している人もいます。案外簡単にできそうだったので早速マネしてみましょう。
というわけで用意したのが余っていたエレメントのマグプルMIADタイプグリップ。マグプル3点セットに入っていたものですが単体だと千円もしません。
エレメントMIADタイプグリップの基部。電動ガン用なのでモーターピニオンの通る穴、配線の通る穴2つ、メカボックスへグリップを固定するためのネジ穴4つの穴が元々開いており、この穴を繋ぐように開口して銃側の楕円筒状の基部を通す穴を作ります。
材質的にはタミヤの薄刃ニッパーでサクサク切れるので楽勝です。マグプルPTSのMOEグリップ(ガスブロ用)をトイスターM4A1に取り付けた時の加工は彫刻刀をボロボロにし削り粉やら手の腱鞘炎やら二度とやりたくないレベルだったのに較べれば、正に片手間レベル。
銃にはめこんでみます。電動ガン用は幅があるのでトリガーガード左右に少し被る形になりました。トリガー後ろにあるセーフティスイッチに干渉して操作ができなくなるので、ここに当たる角の部分をちょっと切り飛ばしてやります。グリップからストックチューブにかけての部分は少し隙間が多いですが、特に実用面で問題にはならないのでこのままでもOK。
グリップ下から。このままではグリップを引っ張ると抜けてしまうので固定してやらなければなりませんが、ネジと基部を挟むところが無いのでこれを作ってやる必要があります。
先人によるとここはグリップ側にパテを使って作っています。グリップ底側からパテを充填し、硬化したら穴を開けてネジと基部を挟む部分を形作るわけです。とりあえず銃側の基部のネジ穴にパテが入らないようマスキングテープでフタをします。
パテはウェーブのエポキシパテ軽量タイプの残り。結構使ったもののまだ残量があります。
先人の言う通り、基部に水をつけてパテが食いつかないようにしておき、グリップをハメた状態でグリップ底側からパテを詰めてゆきます。エポキシパテは素手で触ると有害なのでダイソーで買ってきたポリエチレン手袋をはめてみましたが、こねてる時点でくっつきまくって手袋が引っこ抜かれそうになって何気に作業性が悪い・・・エポキシパテを使う用途であれば触るのは指だけなので使い捨ての指サックの方が良いそうな。混ぜ合わせたパテを割り箸でつつくように隙間に詰めてゆき、指でペタペタ押してならします。深い位置なので指が短い人はツライかも。
詰め終わったら一旦グリップを引っこ抜きますが、水だとそこそこ食いついていたのでシリコンオイルを基部に塗ってもう一度差し込み、また裏側からパテを押しなおしてやりました。後はこの状態でパテの硬化を待ちます。暖かい時期なら硬化は早いハズですが、焦って変形させた上その状態で硬化したりする失敗をするぐらいなら長めに置いた方がマシでしょうか。
半日置いて引っこ抜いてみると、しっかり硬化していました。
ネジを通す穴をピンバイスで開けてゆきます。思ったよりパテの厚みがあり、ネジが届くか心配になりましたがネジと基部との噛み合いは結構長いので1cmくらい厚さがあっても平気。長穴になってしまっているのは銃側の基部のネジ穴がやや後ろ寄りに開いているのに気づかず真ん中から開けてしまったため。リューターで後ろ側へ掘り拡げましたが、同時に固さや剛性も十分なのも確認。
元々付いていたネジとワッシャーを利用して銃に固定。ワッシャーは大きいものに換えた方が不安が減るでしょう。
しっかり取り付いています。銃の重さがそこそこあるので若干の不安はありますが、無茶な扱いをしない限りは大丈夫でしょう。
底板は無い方がメンテ性に優れますが、グリップ底部の補強と見栄えのため一応取り付けておきます。ガスブロ用だとこのパネルは工具無しで外せるんですが、安くて余ってるグリップは大抵電動用でしょ?
まだまだ高いポテンシャルを秘めているマルゼンCA870チャージャー。トリガーガードはこんな形ですが残念ながらマグプルMOEトリガーガードは寸法が全然違うのでダメでした。
<前回のあらすじ>
UMAREX G36CVにマガジンアダプターを装着して試射、問題なく給弾されている事を確認しますが、何かがおかしい。
そう、音。このG36CVはブローバックモデルなので音は本来シャカシャカしているのですが、この時の音は普通のスタンダード電動ガンのようなウィポポ音だったのです。今一度確認のために撃ってみると、コッキングレバーもエジェクションポートも可動していません。
コッキングレバーを引いてみると、半分ほどの位置で止まってしまいます。
何これ!分解だー!!
とりあえず外れそうなところを手当たりしだいに外してゆきます。ハンドガードのピンを抜いてハンドガードを外し、バレル付け根のバレルナットを回してアウターバレルを外します。今時の銃はずいぶん簡単に外せるようになってるなぁ・・・
アウターバレルはガスブロックとガスピストンが一緒になってスルリと抜けます。インナーバレルはチャンバーに固定されていてこの時点ではまだ銃側に取り付いています。ここはアウターバレルを交換する時以外では特に外す必要はありませんが、まあ何となく。
さて本題。トラブってるのはブローバックメカなのでメカボックスを目指します。マガジンアダプターはピンを抜いて外しておき、次はレシーバー後方に刺さっているピンをハンドガードやマガジンアダプターを留めているものと同様に抜きます。ここは他のピンよりやや固いです
が頑張りましょう。
ストックを折りたたみ、レシーバー後面から黒い金属製のブロックを引っ張り出すと、バッファースプリング?も一緒に抜けてきます。
グリップを持ってガタガタ揺すりながら下へ引くとメカボックスがロワレシーバーごと外れます。
レシーバーの後面からコッキングレバーを抜き出します。エジェクションポートを塞いでいたポートカバーと一体になっています。
折角だからチャンバーもチェックしておきましょうか。コッキングレバーに隠れていたレシーバー上面の開口部に見える、チャンバーの真上にあるイモネジを抜きます。
下からチャンバーを銃の前方へグッと押し込み、反時計回りに90度回転させるとチャンバーのロックが外れ、スプリングに押されるように後方へ抜けます。ここは押しづらいし回しにくいですが頑張ります。
レシーバー後面の穴からインナーバレルとチャンバーを抜き出したところ。スタンダード電動のM4やAKと較べると非常にシンプル。このシンプルでコンパクトな中にちゃんと可変ホップアップ機構があります。
それではトラブルの検証をしましょう。メカボックスの上面には前後にスライド可動するパーツがあり、そのパーツからは上に突起が出ています。
後ろへスライドさせたところ。ピストンがモーターの力で後ろへ引かれるのと一緒にこのパーツも後ろへスライドし、この突起がコッキングレバーを引っ掛けて後ろへ動かす仕組みのようです。
後ろへ下がったコッキングレバーはピストンが発射のために前進すると突起の出ているパーツとコッキングレバーは一旦その位置に留まり、後退時に縮められていたバッファースプリングの力で前進します。これがこの銃のブローバックの仕組み。
メカボックスの上にコッキングレバーと、バッファー一式を配置したところ。正常な状態ではこの配置になっていますが・・・
何かの拍子でコッキングレバーが上へ持ち上がったりして、メカボックスから突き出た突起がこのようにコッキングレバーの後ろへ来てしまうと、ピストンの後退と一緒に後退するこの突起パーツはコッキングレバーを後退さられせず単独で後退する事になり、ブローバック動作を起こさなくなります。
突起がコッキングレバーの後ろに来てしまった場合、コッキングレバーは一番後ろまで引けずに突起が後退できる一番後ろの位置までで止まります。これがコッキングレバーを引いても半分ほどエジェクションポートが閉まったままになる原因だったもよう。トラブルの原因はこの突起が何かの拍子にコッキングレバーとの連結が外れて後ろの位置に来てしまった事なので、正しく組みなおせばちゃんとブローバック動作するようになるはずです。
組みなおせば直ると分かったら次はチャンバーのチェック。インナーバレル付け根にはまっているC字状のロックパーツを外し、ホップ調整ダイヤルを回して位置を合わせると前方へ抜けます。が、その際ポロポロと小さなパーツが転げ落ちてきました。ホップゴムを押すための小パーツが2つあるので失くさないように注意。ホップ調整ダイヤルの内面は回転させると内径が狭まるように面取られていて、狭くなる方へ回すと小パーツ2つが中心に向かって押し込まれ、ホップゴムを押す仕組みになっています。考えてみれば確かにこれで十分機能するわ・・・って納得する単純構造。
インナーバレルをチャンバーから引っこ抜けばチャンバーパッキンごと抜けますが、その前にある真鍮のリングがスムーズに抜けてこないのでここは無理せずこの真鍮リングを丁寧に抜く事を重視して抜きます。
取り出したチャンバーパッキンは多分普通の電動ガン用と同じもの。内側にはホップを掛ける二つの突起と、インナーバレルとの位置合わせのためのレール状の突起があります。銃と一緒にチャンバーパッキンも買っておいたのですが、特に交換の必要は無さげ。この辺りは好みで換えるかこのままでいくか決めて構わないでしょう。
組み付けはまずチャンバーパッキンをインナーバレルとの噛み合いに合わせ取り付け、チャンバーへ差し込みます。真鍮リングも差し込んだらインナーバレルを回転させて位置を合わせます。チャンバー上側にある四角い穴に小パーツ2つを入れます。短いチューブ状のパーツを横向きに入れてから、もう一方の小パーツの丸く窪んでいる面をチューブ状のパーツに合わせるように被せます。窪んでいる面と反対側の片側に出っ張っている部分がある方を前側にします。
小パーツ2つを押し込みながらホップ調整ダイヤルを所定の位置に配置させます。時計回りにいっぱいに回してホップ最強にしておくと位置がズレにくいでしょう。
チャンバーを後ろ側から覗いたところ。突起が適正に押し出されているか、突起がちゃんと真上の位置にあるかを確認。
インナーバレルとチャンバーをレシーバー後面から差し込みます。
レシーバー内のチャンバーが刺さる位置の形状を合わせます。この写真の位置ならチャンバーを左に90度回転させた位置。外す時に抜けてきた角度ですね。
押し込んで90度時計周りに回して固定。
レシーバーの上側からイモネジをねじ込みます。ストックを畳んでいると邪魔になるので伸ばしておくとか、いっそレールを外しておくと作業性が良いでしょう。
アウターバレルをインナーバレルの先端から被せます。
ガスピストンに付いている板状のパーツはこの位置に。
バレルナットを締めます。本来専用のレンチが必要ですが、ラジオペンチでこのようにして締めてもまあ十分。ただしバレルナットに傷が付きやすいので注意。
レシーバー後面から覗いてホップの突起がちゃんと正しい向きにあるか最終確認。ホップ調整ダイヤルを半時計周りに止まるまで回して最弱にしておきます。
コッキングレバーをレシーバー後面から差し込みます。
メカボックス上面から出ている突起パーツの動く範囲に油っ気が全然無かったので注油して滑りを良くしておきます。メカボックス上面もコッキングレバー下面が擦れ合うのでここも。ジョボジョボ流し込むんじゃなく、染み込ませたティッシュで拭いて表面をコーティングする要領で。
ロワレシーバーを取り付けます。ノズルがチャンバーへ入るようにしつつ滑り込ませると比較的スムーズに入ってゆきます。
メカボックス上面の突起がちゃんとコッキングレバー後ろのブロックより前にあるかを後ろから覗き込んで確認。ここで突起が後ろにあると元の木阿弥です。
バッファースプリングをスプリングガイドの付いている黒いブロックに挿し、レシーバー後面から差込んでピンを刺し固定。この写真だと上側に隙間がありますが、この隙間を閉めるように位置合わせしないとピンが刺さりません。
コッキングレバーを引いてフルストロークすればOK。この状態でトリガー前のボルトストップを押してちゃんとロックできるか、更にそこからコッキングレバーを軽く引いてちゃんとリリースできるかを確認。
マガジンアダプターとハンドガードを取り付けて完成。バッテリーを繋いで空撃ちしちゃんとブローバックする事を確認。やれやれ・・・
UMAREX G36CVでブローバックしなくなった、コッキングレバーを引くと途中で止まる、という症状が出たらメカボックス上の突起とコッキングレバーの位置関係をチェックしてみましょう。今回と同じ症例ならばレシーバー後ろ側のピンを抜いてバッファーを抜き出すだけでチェックできるハズです。
補足:ハイダーがハンドガードに埋まった位置にあるためサイレンサー取り付けには延長アダプターが必要、と先日書きましたが別に無くてもファットサプレッサー(外径30mm)が取り付きました。
ただしサイレンサー側のネジ位置が奥まっているものはアウターバレルを覆う分がハンドガードと干渉すると思うのでその場合はやはりアダプターが必要です。理屈じゃなく実際にやってみるのが一番でしょう。
UMAREX G36CVにマガジンアダプターを装着して試射、問題なく給弾されている事を確認しますが、何かがおかしい。
そう、音。このG36CVはブローバックモデルなので音は本来シャカシャカしているのですが、この時の音は普通のスタンダード電動ガンのようなウィポポ音だったのです。今一度確認のために撃ってみると、コッキングレバーもエジェクションポートも可動していません。
コッキングレバーを引いてみると、半分ほどの位置で止まってしまいます。
何これ!分解だー!!
とりあえず外れそうなところを手当たりしだいに外してゆきます。ハンドガードのピンを抜いてハンドガードを外し、バレル付け根のバレルナットを回してアウターバレルを外します。今時の銃はずいぶん簡単に外せるようになってるなぁ・・・
アウターバレルはガスブロックとガスピストンが一緒になってスルリと抜けます。インナーバレルはチャンバーに固定されていてこの時点ではまだ銃側に取り付いています。ここはアウターバレルを交換する時以外では特に外す必要はありませんが、まあ何となく。
さて本題。トラブってるのはブローバックメカなのでメカボックスを目指します。マガジンアダプターはピンを抜いて外しておき、次はレシーバー後方に刺さっているピンをハンドガードやマガジンアダプターを留めているものと同様に抜きます。ここは他のピンよりやや固いです
が頑張りましょう。
ストックを折りたたみ、レシーバー後面から黒い金属製のブロックを引っ張り出すと、バッファースプリング?も一緒に抜けてきます。
グリップを持ってガタガタ揺すりながら下へ引くとメカボックスがロワレシーバーごと外れます。
レシーバーの後面からコッキングレバーを抜き出します。エジェクションポートを塞いでいたポートカバーと一体になっています。
折角だからチャンバーもチェックしておきましょうか。コッキングレバーに隠れていたレシーバー上面の開口部に見える、チャンバーの真上にあるイモネジを抜きます。
下からチャンバーを銃の前方へグッと押し込み、反時計回りに90度回転させるとチャンバーのロックが外れ、スプリングに押されるように後方へ抜けます。ここは押しづらいし回しにくいですが頑張ります。
レシーバー後面の穴からインナーバレルとチャンバーを抜き出したところ。スタンダード電動のM4やAKと較べると非常にシンプル。このシンプルでコンパクトな中にちゃんと可変ホップアップ機構があります。
それではトラブルの検証をしましょう。メカボックスの上面には前後にスライド可動するパーツがあり、そのパーツからは上に突起が出ています。
後ろへスライドさせたところ。ピストンがモーターの力で後ろへ引かれるのと一緒にこのパーツも後ろへスライドし、この突起がコッキングレバーを引っ掛けて後ろへ動かす仕組みのようです。
後ろへ下がったコッキングレバーはピストンが発射のために前進すると突起の出ているパーツとコッキングレバーは一旦その位置に留まり、後退時に縮められていたバッファースプリングの力で前進します。これがこの銃のブローバックの仕組み。
メカボックスの上にコッキングレバーと、バッファー一式を配置したところ。正常な状態ではこの配置になっていますが・・・
何かの拍子でコッキングレバーが上へ持ち上がったりして、メカボックスから突き出た突起がこのようにコッキングレバーの後ろへ来てしまうと、ピストンの後退と一緒に後退するこの突起パーツはコッキングレバーを後退さられせず単独で後退する事になり、ブローバック動作を起こさなくなります。
突起がコッキングレバーの後ろに来てしまった場合、コッキングレバーは一番後ろまで引けずに突起が後退できる一番後ろの位置までで止まります。これがコッキングレバーを引いても半分ほどエジェクションポートが閉まったままになる原因だったもよう。トラブルの原因はこの突起が何かの拍子にコッキングレバーとの連結が外れて後ろの位置に来てしまった事なので、正しく組みなおせばちゃんとブローバック動作するようになるはずです。
組みなおせば直ると分かったら次はチャンバーのチェック。インナーバレル付け根にはまっているC字状のロックパーツを外し、ホップ調整ダイヤルを回して位置を合わせると前方へ抜けます。が、その際ポロポロと小さなパーツが転げ落ちてきました。ホップゴムを押すための小パーツが2つあるので失くさないように注意。ホップ調整ダイヤルの内面は回転させると内径が狭まるように面取られていて、狭くなる方へ回すと小パーツ2つが中心に向かって押し込まれ、ホップゴムを押す仕組みになっています。考えてみれば確かにこれで十分機能するわ・・・って納得する単純構造。
インナーバレルをチャンバーから引っこ抜けばチャンバーパッキンごと抜けますが、その前にある真鍮のリングがスムーズに抜けてこないのでここは無理せずこの真鍮リングを丁寧に抜く事を重視して抜きます。
取り出したチャンバーパッキンは多分普通の電動ガン用と同じもの。内側にはホップを掛ける二つの突起と、インナーバレルとの位置合わせのためのレール状の突起があります。銃と一緒にチャンバーパッキンも買っておいたのですが、特に交換の必要は無さげ。この辺りは好みで換えるかこのままでいくか決めて構わないでしょう。
組み付けはまずチャンバーパッキンをインナーバレルとの噛み合いに合わせ取り付け、チャンバーへ差し込みます。真鍮リングも差し込んだらインナーバレルを回転させて位置を合わせます。チャンバー上側にある四角い穴に小パーツ2つを入れます。短いチューブ状のパーツを横向きに入れてから、もう一方の小パーツの丸く窪んでいる面をチューブ状のパーツに合わせるように被せます。窪んでいる面と反対側の片側に出っ張っている部分がある方を前側にします。
小パーツ2つを押し込みながらホップ調整ダイヤルを所定の位置に配置させます。時計回りにいっぱいに回してホップ最強にしておくと位置がズレにくいでしょう。
チャンバーを後ろ側から覗いたところ。突起が適正に押し出されているか、突起がちゃんと真上の位置にあるかを確認。
インナーバレルとチャンバーをレシーバー後面から差し込みます。
レシーバー内のチャンバーが刺さる位置の形状を合わせます。この写真の位置ならチャンバーを左に90度回転させた位置。外す時に抜けてきた角度ですね。
押し込んで90度時計周りに回して固定。
レシーバーの上側からイモネジをねじ込みます。ストックを畳んでいると邪魔になるので伸ばしておくとか、いっそレールを外しておくと作業性が良いでしょう。
アウターバレルをインナーバレルの先端から被せます。
ガスピストンに付いている板状のパーツはこの位置に。
バレルナットを締めます。本来専用のレンチが必要ですが、ラジオペンチでこのようにして締めてもまあ十分。ただしバレルナットに傷が付きやすいので注意。
レシーバー後面から覗いてホップの突起がちゃんと正しい向きにあるか最終確認。ホップ調整ダイヤルを半時計周りに止まるまで回して最弱にしておきます。
コッキングレバーをレシーバー後面から差し込みます。
メカボックス上面から出ている突起パーツの動く範囲に油っ気が全然無かったので注油して滑りを良くしておきます。メカボックス上面もコッキングレバー下面が擦れ合うのでここも。ジョボジョボ流し込むんじゃなく、染み込ませたティッシュで拭いて表面をコーティングする要領で。
ロワレシーバーを取り付けます。ノズルがチャンバーへ入るようにしつつ滑り込ませると比較的スムーズに入ってゆきます。
メカボックス上面の突起がちゃんとコッキングレバー後ろのブロックより前にあるかを後ろから覗き込んで確認。ここで突起が後ろにあると元の木阿弥です。
バッファースプリングをスプリングガイドの付いている黒いブロックに挿し、レシーバー後面から差込んでピンを刺し固定。この写真だと上側に隙間がありますが、この隙間を閉めるように位置合わせしないとピンが刺さりません。
コッキングレバーを引いてフルストロークすればOK。この状態でトリガー前のボルトストップを押してちゃんとロックできるか、更にそこからコッキングレバーを軽く引いてちゃんとリリースできるかを確認。
マガジンアダプターとハンドガードを取り付けて完成。バッテリーを繋いで空撃ちしちゃんとブローバックする事を確認。やれやれ・・・
UMAREX G36CVでブローバックしなくなった、コッキングレバーを引くと途中で止まる、という症状が出たらメカボックス上の突起とコッキングレバーの位置関係をチェックしてみましょう。今回と同じ症例ならばレシーバー後ろ側のピンを抜いてバッファーを抜き出すだけでチェックできるハズです。
補足:ハイダーがハンドガードに埋まった位置にあるためサイレンサー取り付けには延長アダプターが必要、と先日書きましたが別に無くてもファットサプレッサー(外径30mm)が取り付きました。
ただしサイレンサー側のネジ位置が奥まっているものはアウターバレルを覆う分がハンドガードと干渉すると思うのでその場合はやはりアダプターが必要です。理屈じゃなく実際にやってみるのが一番でしょう。