~趣味の世界~
UFCのマルイAK74MN用G27タイプピストルグリップです。
マルイの次世代電動ガンAKS74Uに標準のグリップはAKMやAK74と同じ樹脂製のグリップですが、これが昔LSのAK74を持った時には非常に握りやすく感じたものの、マルイ次世代電動ガンだと重量が遥かに重いためにギュウギュウに握るため、この細身でそっけない形状のグリップがやや握りにくく感じていました。しかしスタンダード電動AK47系グリップはたくさんあるものの次世代AK用は全然無く、じゃあスタンダード用はというとグリップ基部の形状が違うためポン付けはできません。適当に安いスタンダードAK用グリップを見繕って無理やり付けようかと思っていると、見つけたのがこのグリップ。マルイAK74MN用ですがマルイAK74MNのグリップはAKS74Uのものとはただの色違いなのでこれは付くハズ!と購入。買った後で調べたのですがAKS74Uの他AK102にもポン付けできるようです。
ただ、お値段は高くも安くもないといった値段。
G27グリップはフィンガーチャネルが付いた下に行くほど太くなっているグリップ。M4用やAK47用がありどれも大体3~4千円くらいでしょうか。
それでは早速取り付け。まずはAKS74Uのグリップを外しましょう。グリップ底部のマイナスネジを外します。
ネジを外すとグリップがスルッと抜けてきます。スタンダードのAKもそうですが次世代AK系はM4系と違いモーターはメカボックスの側にモーターホルダーで接続されているのでモーターを外す必要はありません。
比較するとかなり太さが変わるのがわかるでしょうか。
G27グリップを差し込み、底部のマイナスネジを締めます。これで取り付け完了。グリップを被せた時にグリップ基部に隙間があって「大丈夫かな?」と不安になりますが、ネジを締めれば隙間は閉じます。
フォルムは・・・そうねぇ、AK74MNだと全体が真っ黒なのでこれで良いのですが、AKS74Uだとグリップは何かしら色がついてた方がバランスが良いような気がします。カラーバリエーションには今回のBK(黒)の他にOD、DE、TANがあるようです。赤茶・・・は無いか。
肝心の握り心地ですが、「元のよりはマシだけど、イマイチ手に合ってない・・・」という感想。指が太い人には丁度良く、細い人には厚手のグローブ装着で丁度良くなるでしょうか。私は指が細いのでフィンガーチャネルに対して0.8本分な感じで、銃が重いため上に詰められるので薬指や小指がフィンガーチャネルの山の上に来てしまう印象。また親指付け根と中指で締める部分は細いのでここはもうちょっと太い方が好みかな・・・
@@@
人によって手の大きさ形は様々なので実際に握ってみないと合うかどうかはわかりません。他の銃だって合ったり合わなかったりなのでこればかりは仕方無いでしょう。ですが元のAK74タイプグリップが嫌だ!という人はお試しあれ。これがピッタリしっくりという人も必ず居るハズです。
マルイの次世代電動ガンAKS74Uに標準のグリップはAKMやAK74と同じ樹脂製のグリップですが、これが昔LSのAK74を持った時には非常に握りやすく感じたものの、マルイ次世代電動ガンだと重量が遥かに重いためにギュウギュウに握るため、この細身でそっけない形状のグリップがやや握りにくく感じていました。しかしスタンダード電動AK47系グリップはたくさんあるものの次世代AK用は全然無く、じゃあスタンダード用はというとグリップ基部の形状が違うためポン付けはできません。適当に安いスタンダードAK用グリップを見繕って無理やり付けようかと思っていると、見つけたのがこのグリップ。マルイAK74MN用ですがマルイAK74MNのグリップはAKS74Uのものとはただの色違いなのでこれは付くハズ!と購入。買った後で調べたのですがAKS74Uの他AK102にもポン付けできるようです。
ただ、お値段は高くも安くもないといった値段。
G27グリップはフィンガーチャネルが付いた下に行くほど太くなっているグリップ。M4用やAK47用がありどれも大体3~4千円くらいでしょうか。
それでは早速取り付け。まずはAKS74Uのグリップを外しましょう。グリップ底部のマイナスネジを外します。
ネジを外すとグリップがスルッと抜けてきます。スタンダードのAKもそうですが次世代AK系はM4系と違いモーターはメカボックスの側にモーターホルダーで接続されているのでモーターを外す必要はありません。
比較するとかなり太さが変わるのがわかるでしょうか。
G27グリップを差し込み、底部のマイナスネジを締めます。これで取り付け完了。グリップを被せた時にグリップ基部に隙間があって「大丈夫かな?」と不安になりますが、ネジを締めれば隙間は閉じます。
フォルムは・・・そうねぇ、AK74MNだと全体が真っ黒なのでこれで良いのですが、AKS74Uだとグリップは何かしら色がついてた方がバランスが良いような気がします。カラーバリエーションには今回のBK(黒)の他にOD、DE、TANがあるようです。赤茶・・・は無いか。
肝心の握り心地ですが、「元のよりはマシだけど、イマイチ手に合ってない・・・」という感想。指が太い人には丁度良く、細い人には厚手のグローブ装着で丁度良くなるでしょうか。私は指が細いのでフィンガーチャネルに対して0.8本分な感じで、銃が重いため上に詰められるので薬指や小指がフィンガーチャネルの山の上に来てしまう印象。また親指付け根と中指で締める部分は細いのでここはもうちょっと太い方が好みかな・・・
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人によって手の大きさ形は様々なので実際に握ってみないと合うかどうかはわかりません。他の銃だって合ったり合わなかったりなのでこればかりは仕方無いでしょう。ですが元のAK74タイプグリップが嫌だ!という人はお試しあれ。これがピッタリしっくりという人も必ず居るハズです。
S&T G36E IDZに付属のIDZストックがイマイチ動作が渋いのでスープアップします。
まずはストックの付け根のピンを抜きます。上からでも下からでも良いので、爪楊枝でも当てて小突いてやると抜けてきます。
IDZストックが銃本体から分離されました。
さてG36CVに同梱されていたノーマルストックを装着してみます。しかしよく見るとロックボタンが付いていません。ボタンはVストックのものと共通なのであちらから外して使わないといけないようです。オマケでつけてくれたパーツなので贅沢は言えません・・・
IDZストックは外してノーマルストックで使う気満々だったのでIDZストックからロックボタンを奪うべく、まずはボタンの前側にあるスイッチを押し込みながらボタンが外れる方向へ押してゆきます。
外れました。スイッチは小パーツと小さなスプリングで構成されているので飛ばして失くさないように注意しましょう。
ノーマルストックにスプリングをセットし、ロックボタンのスイッチを押し込みながらストックの穴へセット・・・
入りません・・・
Vストックのロックボタンを見ると、全然違う・・・
Vストックのロックボタンは金属製で、スイッチを押し込みながら取り出すのは同じですがスイッチは板バネでテンションが掛けられており、それでいて中のスプリングに当たっているので非常に固く、ロックボタンを外す時はこのスイッチを力いっぱい押し込む必要があります。
Vストックとノーマルストックのロックボタンの入る穴は同じなのですが、IDZストックのものとは違っていてスイッチのある側が四角く出っ張っているのでロックボタンの相互利用ができなくなっています。いっそIDZストックの側のロックボタンの当たる部分を削るかノーマルストックの穴の内側を削るか考えましたが、見合わせてみるとどうも無理なようで・・・
素直にIDZストックを使う事にしましょう。まずはこのようにレバーが押し込まれて戻らないのだけは直さないと。
レバーは側面にある太いピンで留まっているようなのでこれを爪楊枝で小突いて抜きます。
レバーが外れました。ストックへ刺さるピンがM4などのストックに較べ全然小さく、こんなんで大丈夫か・・・
ピンが刺さる側には穴が複数あいており、ここに刺さってロックされます。ネジが一本刺さっているのはここで伸びるのを止めてすっぽ抜けないようにするためのストッパーの役割を持ちます。1cmほど後方にもう一か所ネジの入りそうな穴があり、ここへネジを挿し直せば伸縮量を増やす事ができそうですが、ここまで伸ばすとストックがグラグラになるかもしれません。
チークパッドはどうやって外すのかな・・・と探るとロックボタンの軸にイモネジが2つ刺さっています。何て面倒な事をするの・・・
ここのロックボタンはスプリングでテンションが掛けられていますが、左側から押すとチークパッドの右側を押し開きながら中にあるロック位置からズレて可動するようになっています。軸にボタンパーツがイモネジで固定されているのでどうにかしてイモネジを抜いて左右のボタンパーツを外さなくてはなりません。上画像では隙間にレンチを斜めに差し込んでいますがこれはナメますので前側からアクセスした方が良いでしょう。
やっと外れました。軸は右側から差し込まれており、さらにスプリングを被せ、スプリングを少し縮めながら右側のイモネジを仮止めし、チークパッドを被せ、右のボタンパーツを挿してイモネジを締め、左のボタンパーツを挿して隙間からどうにかしてイモネジを挿して締める、というような組み立て方になるでしょうか。
バラし終えたところ。バットプレートはゴム製でここも外れるといえば外れるのですが、接着されているし外しても何もないので外さない方が良いです。
チークパッドの内側と、そこと重なるストックの背の部分をシリコンオイルで拭いて滑りをよくしてやりました。ここはあまり動かさないので別にいじらなくてもよいかもしれません。
ストックのピンが刺さる穴をリューターで軽く撫でる程度にバリ取りと僅かな拡大を行い、伸縮の際に擦れる部分をシリコンオイルで拭いて滑りをよくしておきます。
レバーは押し込んだ時に段差に掛かって「コックッ」という感じの手応えをつけてあるのですが、これのために押し込んだまま戻らなったりします。
全部削り落とすのは大変なのでちゃんと押し込んでも戻ってくる程度にレバーと段差をヤスリ掛けしてゆきます。
どうにかちゃんと使えるようになりました。ただやはりVストックに較べると操作はどうしてもやりづらいです。
銃本体へ再び装着。
ちょっと使って外していたキャリハンスコープを装着。銃に付いていたネジもキャリハンスコープに付属のネジも全く同じものでした。そういやこのキャリハンスコープはUFCのだっけか。
やっぱフルサイズG36はキャリハンスコープだなー!
スコープの見晴らし。4倍固定だったかな?アイレリーフはめっちゃ近く、ゴーグルによっては装着状態だと覗ききれないかもしれません。
スコープの上に乗っているドットサイト。径が小さい上に外側の三角形が邪魔でいかんせん使いにくいです。位置も高く、チークパッドを上げていても頬を離さないと覗きこめません。
総合すると、IDZレイルの上に光学サイトを載せた方が全然使いやすいのですが、これはカッコイイだろう!!!(ギャキィで使うもの。
@@@
エアガンとしてはこんな長い必要はなく、G36Cの長さで十分。しかしフルサイズにはロマン分が詰まっています。格好良さのためには多少実用度が下がってもロマン分が補ってくれます。格好良さ、実用・・・Vストックもう一個買おうかしら。
まずはストックの付け根のピンを抜きます。上からでも下からでも良いので、爪楊枝でも当てて小突いてやると抜けてきます。
IDZストックが銃本体から分離されました。
さてG36CVに同梱されていたノーマルストックを装着してみます。しかしよく見るとロックボタンが付いていません。ボタンはVストックのものと共通なのであちらから外して使わないといけないようです。オマケでつけてくれたパーツなので贅沢は言えません・・・
IDZストックは外してノーマルストックで使う気満々だったのでIDZストックからロックボタンを奪うべく、まずはボタンの前側にあるスイッチを押し込みながらボタンが外れる方向へ押してゆきます。
外れました。スイッチは小パーツと小さなスプリングで構成されているので飛ばして失くさないように注意しましょう。
ノーマルストックにスプリングをセットし、ロックボタンのスイッチを押し込みながらストックの穴へセット・・・
入りません・・・
Vストックのロックボタンを見ると、全然違う・・・
Vストックのロックボタンは金属製で、スイッチを押し込みながら取り出すのは同じですがスイッチは板バネでテンションが掛けられており、それでいて中のスプリングに当たっているので非常に固く、ロックボタンを外す時はこのスイッチを力いっぱい押し込む必要があります。
Vストックとノーマルストックのロックボタンの入る穴は同じなのですが、IDZストックのものとは違っていてスイッチのある側が四角く出っ張っているのでロックボタンの相互利用ができなくなっています。いっそIDZストックの側のロックボタンの当たる部分を削るかノーマルストックの穴の内側を削るか考えましたが、見合わせてみるとどうも無理なようで・・・
素直にIDZストックを使う事にしましょう。まずはこのようにレバーが押し込まれて戻らないのだけは直さないと。
レバーは側面にある太いピンで留まっているようなのでこれを爪楊枝で小突いて抜きます。
レバーが外れました。ストックへ刺さるピンがM4などのストックに較べ全然小さく、こんなんで大丈夫か・・・
ピンが刺さる側には穴が複数あいており、ここに刺さってロックされます。ネジが一本刺さっているのはここで伸びるのを止めてすっぽ抜けないようにするためのストッパーの役割を持ちます。1cmほど後方にもう一か所ネジの入りそうな穴があり、ここへネジを挿し直せば伸縮量を増やす事ができそうですが、ここまで伸ばすとストックがグラグラになるかもしれません。
チークパッドはどうやって外すのかな・・・と探るとロックボタンの軸にイモネジが2つ刺さっています。何て面倒な事をするの・・・
ここのロックボタンはスプリングでテンションが掛けられていますが、左側から押すとチークパッドの右側を押し開きながら中にあるロック位置からズレて可動するようになっています。軸にボタンパーツがイモネジで固定されているのでどうにかしてイモネジを抜いて左右のボタンパーツを外さなくてはなりません。上画像では隙間にレンチを斜めに差し込んでいますがこれはナメますので前側からアクセスした方が良いでしょう。
やっと外れました。軸は右側から差し込まれており、さらにスプリングを被せ、スプリングを少し縮めながら右側のイモネジを仮止めし、チークパッドを被せ、右のボタンパーツを挿してイモネジを締め、左のボタンパーツを挿して隙間からどうにかしてイモネジを挿して締める、というような組み立て方になるでしょうか。
バラし終えたところ。バットプレートはゴム製でここも外れるといえば外れるのですが、接着されているし外しても何もないので外さない方が良いです。
チークパッドの内側と、そこと重なるストックの背の部分をシリコンオイルで拭いて滑りをよくしてやりました。ここはあまり動かさないので別にいじらなくてもよいかもしれません。
ストックのピンが刺さる穴をリューターで軽く撫でる程度にバリ取りと僅かな拡大を行い、伸縮の際に擦れる部分をシリコンオイルで拭いて滑りをよくしておきます。
レバーは押し込んだ時に段差に掛かって「コックッ」という感じの手応えをつけてあるのですが、これのために押し込んだまま戻らなったりします。
全部削り落とすのは大変なのでちゃんと押し込んでも戻ってくる程度にレバーと段差をヤスリ掛けしてゆきます。
どうにかちゃんと使えるようになりました。ただやはりVストックに較べると操作はどうしてもやりづらいです。
銃本体へ再び装着。
ちょっと使って外していたキャリハンスコープを装着。銃に付いていたネジもキャリハンスコープに付属のネジも全く同じものでした。そういやこのキャリハンスコープはUFCのだっけか。
やっぱフルサイズG36はキャリハンスコープだなー!
スコープの見晴らし。4倍固定だったかな?アイレリーフはめっちゃ近く、ゴーグルによっては装着状態だと覗ききれないかもしれません。
スコープの上に乗っているドットサイト。径が小さい上に外側の三角形が邪魔でいかんせん使いにくいです。位置も高く、チークパッドを上げていても頬を離さないと覗きこめません。
総合すると、IDZレイルの上に光学サイトを載せた方が全然使いやすいのですが、これはカッコイイだろう!!!(ギャキィで使うもの。
@@@
エアガンとしてはこんな長い必要はなく、G36Cの長さで十分。しかしフルサイズにはロマン分が詰まっています。格好良さのためには多少実用度が下がってもロマン分が補ってくれます。格好良さ、実用・・・Vストックもう一個買おうかしら。
S&Tの電動ガン、G36E IDZです。
またS&Tなのかよ!だってお安いし・・・UMAREXのG36CVはコンバージョンキット入れてガスブロになっちゃったので電動ブローバックがマルイの次世代AKS74Uだけになっちゃって、フルオートでシャバシャバするのが恋しくなってきて(マルイのもいいんだけど、どうもAKは気軽に触る気にならないし・・・)、そこへ憧れのフルサイズG36がセールで18000円!とかされたらもう、ねえ?
外箱はG36CVの時と同じ、UMAREXブランドの黒い箱。
初速証明が貼られています。0.2gで92~94m/sに調整されているようです。
箱を開けると、説明書とUFCの保障書。説明書はG36CVに付属したものと全く同じもので、UMAREXブランドのG36Cコンペティション・G36CV・KV・V共通のもの。UFCの保障はユーザー登録をしないと保障を受けられないようです。
銃本体はストックを畳んだ状態で箱に収められています。バイポッドがタイラップでハンドガードに固定されています。付属品はマガジン1個のみで、G36CVとは違いノーマルストックは付属しません。
ストックを畳んでいるとはいえやはり長い!
ストックを展開し、マガジンを挿します。ストックは少し上側に引っ張るようにして動かすとロックが外れ、後は展開した状態に持ってくるとカチッと軽快にロックされます。操作感はいたって良好。
マガジンは半透明の多弾タイプ。マルイのG36C/K用(スタンダード・次世代共通)と互換があります。
アウターバレル・ハイダーは金属製で着剣ラグも付いています。
フルサイズG36の長いハンドガードの前端下にバイポッドが装着されています。
畳んだ状態ではクリックのみの固定になりますが、伸ばした状態ではスイッチによるしっかりとしたロックが掛かります。バイポッドは樹脂製ですが必要十分な剛性はあり、立てた状態で剛性に不安を感じたりする事はないでしょう。基部のガタがややありますが実用上問題にはならないでしょう。
ある程度傾ける方向に可動範囲があります。というかこれと基部の多少のガタがないとバイポッドを接地させた状態で狙いをつける時に銃口が動かず、銃を持ち上げて向きを変えないといけないので・・・
バイポッドの付け根近くの後ろ面にスイッチがあり、ここを押してロックを解除しながら畳みます。ベルサタイプのバイポッドなどに慣れていると一本ずつ動かすのが面倒に感じるかもしれません。
レシーバー左側面。刻印はG36Vになっており、多分UMAREXブランドのG36Vとはトップレイルとストックが違う以外全く同じで、レシーバー外装は白いプリント刻印以外はCVやKVとも共通なのだろうと思います。
レシーバー後半。セレクターやトリガーのタッチもCVと全く同じ。セレクターは操作しやすい適度なクリック感があり、トリガーはややストロークが長いものの軽く、奥の方で「カッチッ」というような手ごたえがあります。
IDZストック。伸縮機能はVストックにもありますが畳んだ状態での排莢を妨げない穴が追加され、チークパッドも後ろ軸に前側が持ち上がるSCARのストックに似た機能が追加されています。
ストックの伸縮はストック下面に内蔵されたレバーの後端を押し込みながら操作します。ただこの個体だけかもしれませんがレバーが押し込んだ状態で止まってしまい、前側を押してやらないと戻ってこないので素早く操作できずちょっと使いづらいです。
いっぱいに伸ばした状態。途中でも何段階かロック位置がありますが、途中でレバーを離しても戻らないのでVストックやM4のストックのようにはいきません。少し擦り合わせが必要。
チークパッドはストック基部側に残り、丸いボタンを左側から押し込みながらチークパッドを持ち上げると可動します。持ち上がる量が少なく、前側しか持ち上がらないので頬づけをストックの後ろ寄りにする人には無駄な機能になってしまうかもしれません。
チークパッド上面にはややバリが高めに残っています。少し削ってやった方が安心。
レシーバー右側。セレクターはアンビタイプでこちら側からでも操作できます。
エジェクションポートとその下の刻印。
チャージハンドルは左右に可動するので銃の左右どちらからでも操作できます。フルストロークで後退しエジェクションポートも大きく開口します。いっぱいに引いた状態でトリガーの前にあるボルトストップを押し込むと後退位置で止める事ができます。このボルトストップは逆転防止ラッチの解放機能を兼ねており、フルオートで撃ったあとにチャージハンドルが中途半端な位置で止まっていてもこのボルトストップを押し込む事で前進位置に戻す事ができますが、セミオートで撃ったあとでエジェクションポートが閉まりきらなかった時に押しても閉まりきらない事が多いです。またマガジンとは連動していないので撃ちきってもチャージハンドルは後退位置で止まったりはしません。(ガスブローバックの方では撃ちきった時にこのボルトストップが自動で押されて後退位置で止まるのですが、M16/M4などとは違い次マガジン装填後はボルトストップを押すのではなく、後退位置で止まったチャージハンドルを更に引いて手を離すとリリースされます)
ホップアップの調整はエジェクションポート内に露出するバレル軸のダイヤルを操作して行います。どちらへ回せばいいのか表示がありませんが、下方向へ回してUP、上方向へ回してDOWN、だったかな?
レシーバー上にはキャリハンスコープに代わりIDZレイルが装着されています。CVに標準のレイルの前後にあるオープンサイトを簡易な折り畳みサイトに換えたようなもの、と思ったら良いでしょうか。レイル下には金属製の補強プレートがネジ留めされていますが、それでもキャリハンとしてはあまり強度は高くなく、やや華奢にかんじます。
前後サイトを起こした状態。起こした時も倒した時もクリックのみの固定なので動かすのは容易ですが調整機能が無いのでゼロインが出来ないため、あくまでも簡易的なものとなっています。
サイトの見晴らし。必要十分ではありますが物足りない人はスコープやドットサイト等好きな光学サイトをレイル上に装着して使用しましょう。
さて早速実射ですが電動ガンなのでまずはバッテリーを装着しなくてはなりません。バッテリーはハンドガード内に収めるようになっており、ハンドガードを外すにはフロントサイトの下の方にあるハンドガード固定ピンを右側から押して突出した部分を左から掴んで抜きます。
ピンを抜いたらハンドガードを前に抜きます。バレルが長いのでかなり前まで移動させなければなりません。アウターバレルの付け根の下あたりから配線が出ています。コネクターはミニバッテリー端子。
そうそう、ハイダーはM14正ネジタイプとなっています。ハイダー側に針金のロックピンがあり、そのまま回すとアウターバレルが傷だらけになります。
フルサイズG36のアウターバレルはガスブロックがCVよりも前にあるのでバッテリースペースはその分広くなっています。CVだとミニバッテリーでいっぱいいっぱいでしたがこちらは余裕があります。
AKバッテリーも入ります。ハンドガード内下面に細長いスペースがあるためミニバッテリーよりも収めやすいです。
セパレートのリポバッテリーだと厚さによってはアウターバレルとレシーバーの間にちょうど収まるので配線やコネクターの取り回しがしやすいです。
射撃。シャババババと軽快にブローバックします。リコイルはマルイの次世代に較べたら軽いですが、フルストロークで激しく前後するため痛快です。
初速は87~94m/s、サイクルは7.4Vリポバッテリーで秒12発程度。インナーバレルが長いですが初速は調整されているため撃った感じはCVとほぼ同じです。
@@@
フルサイズが高かったのでCVで妥協したのに今になって更に安い値段でフルサイズが来るとは思いもしませんでしたよ!CVに付属のノーマルストックや以前買ったキャリハンスコープを使えば普通のフルサイズG36にもできるし。
ただIDZストックはデザインがオモチャっぽいし動作もイマイチでここはちょっと残念な印象。レバーの軸が折れるという話もよく聞くので早めに軽く動くようにスープアップしてやらないと。
(上2つの写真はそれぞれストックを一番縮めた状態といっぱいに伸ばした状態で比較しています)
CVの方はKの長さにした時点で伸ばすのは諦めていたので、やはりCV~Vの長さ変更はパーツ交換でやるより銃ごと買った方が早いという事になりますね・・・
またS&Tなのかよ!だってお安いし・・・UMAREXのG36CVはコンバージョンキット入れてガスブロになっちゃったので電動ブローバックがマルイの次世代AKS74Uだけになっちゃって、フルオートでシャバシャバするのが恋しくなってきて(マルイのもいいんだけど、どうもAKは気軽に触る気にならないし・・・)、そこへ憧れのフルサイズG36がセールで18000円!とかされたらもう、ねえ?
外箱はG36CVの時と同じ、UMAREXブランドの黒い箱。
初速証明が貼られています。0.2gで92~94m/sに調整されているようです。
箱を開けると、説明書とUFCの保障書。説明書はG36CVに付属したものと全く同じもので、UMAREXブランドのG36Cコンペティション・G36CV・KV・V共通のもの。UFCの保障はユーザー登録をしないと保障を受けられないようです。
銃本体はストックを畳んだ状態で箱に収められています。バイポッドがタイラップでハンドガードに固定されています。付属品はマガジン1個のみで、G36CVとは違いノーマルストックは付属しません。
ストックを畳んでいるとはいえやはり長い!
ストックを展開し、マガジンを挿します。ストックは少し上側に引っ張るようにして動かすとロックが外れ、後は展開した状態に持ってくるとカチッと軽快にロックされます。操作感はいたって良好。
マガジンは半透明の多弾タイプ。マルイのG36C/K用(スタンダード・次世代共通)と互換があります。
アウターバレル・ハイダーは金属製で着剣ラグも付いています。
フルサイズG36の長いハンドガードの前端下にバイポッドが装着されています。
畳んだ状態ではクリックのみの固定になりますが、伸ばした状態ではスイッチによるしっかりとしたロックが掛かります。バイポッドは樹脂製ですが必要十分な剛性はあり、立てた状態で剛性に不安を感じたりする事はないでしょう。基部のガタがややありますが実用上問題にはならないでしょう。
ある程度傾ける方向に可動範囲があります。というかこれと基部の多少のガタがないとバイポッドを接地させた状態で狙いをつける時に銃口が動かず、銃を持ち上げて向きを変えないといけないので・・・
バイポッドの付け根近くの後ろ面にスイッチがあり、ここを押してロックを解除しながら畳みます。ベルサタイプのバイポッドなどに慣れていると一本ずつ動かすのが面倒に感じるかもしれません。
レシーバー左側面。刻印はG36Vになっており、多分UMAREXブランドのG36Vとはトップレイルとストックが違う以外全く同じで、レシーバー外装は白いプリント刻印以外はCVやKVとも共通なのだろうと思います。
レシーバー後半。セレクターやトリガーのタッチもCVと全く同じ。セレクターは操作しやすい適度なクリック感があり、トリガーはややストロークが長いものの軽く、奥の方で「カッチッ」というような手ごたえがあります。
IDZストック。伸縮機能はVストックにもありますが畳んだ状態での排莢を妨げない穴が追加され、チークパッドも後ろ軸に前側が持ち上がるSCARのストックに似た機能が追加されています。
ストックの伸縮はストック下面に内蔵されたレバーの後端を押し込みながら操作します。ただこの個体だけかもしれませんがレバーが押し込んだ状態で止まってしまい、前側を押してやらないと戻ってこないので素早く操作できずちょっと使いづらいです。
いっぱいに伸ばした状態。途中でも何段階かロック位置がありますが、途中でレバーを離しても戻らないのでVストックやM4のストックのようにはいきません。少し擦り合わせが必要。
チークパッドはストック基部側に残り、丸いボタンを左側から押し込みながらチークパッドを持ち上げると可動します。持ち上がる量が少なく、前側しか持ち上がらないので頬づけをストックの後ろ寄りにする人には無駄な機能になってしまうかもしれません。
チークパッド上面にはややバリが高めに残っています。少し削ってやった方が安心。
レシーバー右側。セレクターはアンビタイプでこちら側からでも操作できます。
エジェクションポートとその下の刻印。
チャージハンドルは左右に可動するので銃の左右どちらからでも操作できます。フルストロークで後退しエジェクションポートも大きく開口します。いっぱいに引いた状態でトリガーの前にあるボルトストップを押し込むと後退位置で止める事ができます。このボルトストップは逆転防止ラッチの解放機能を兼ねており、フルオートで撃ったあとにチャージハンドルが中途半端な位置で止まっていてもこのボルトストップを押し込む事で前進位置に戻す事ができますが、セミオートで撃ったあとでエジェクションポートが閉まりきらなかった時に押しても閉まりきらない事が多いです。またマガジンとは連動していないので撃ちきってもチャージハンドルは後退位置で止まったりはしません。(ガスブローバックの方では撃ちきった時にこのボルトストップが自動で押されて後退位置で止まるのですが、M16/M4などとは違い次マガジン装填後はボルトストップを押すのではなく、後退位置で止まったチャージハンドルを更に引いて手を離すとリリースされます)
ホップアップの調整はエジェクションポート内に露出するバレル軸のダイヤルを操作して行います。どちらへ回せばいいのか表示がありませんが、下方向へ回してUP、上方向へ回してDOWN、だったかな?
レシーバー上にはキャリハンスコープに代わりIDZレイルが装着されています。CVに標準のレイルの前後にあるオープンサイトを簡易な折り畳みサイトに換えたようなもの、と思ったら良いでしょうか。レイル下には金属製の補強プレートがネジ留めされていますが、それでもキャリハンとしてはあまり強度は高くなく、やや華奢にかんじます。
前後サイトを起こした状態。起こした時も倒した時もクリックのみの固定なので動かすのは容易ですが調整機能が無いのでゼロインが出来ないため、あくまでも簡易的なものとなっています。
サイトの見晴らし。必要十分ではありますが物足りない人はスコープやドットサイト等好きな光学サイトをレイル上に装着して使用しましょう。
さて早速実射ですが電動ガンなのでまずはバッテリーを装着しなくてはなりません。バッテリーはハンドガード内に収めるようになっており、ハンドガードを外すにはフロントサイトの下の方にあるハンドガード固定ピンを右側から押して突出した部分を左から掴んで抜きます。
ピンを抜いたらハンドガードを前に抜きます。バレルが長いのでかなり前まで移動させなければなりません。アウターバレルの付け根の下あたりから配線が出ています。コネクターはミニバッテリー端子。
そうそう、ハイダーはM14正ネジタイプとなっています。ハイダー側に針金のロックピンがあり、そのまま回すとアウターバレルが傷だらけになります。
フルサイズG36のアウターバレルはガスブロックがCVよりも前にあるのでバッテリースペースはその分広くなっています。CVだとミニバッテリーでいっぱいいっぱいでしたがこちらは余裕があります。
AKバッテリーも入ります。ハンドガード内下面に細長いスペースがあるためミニバッテリーよりも収めやすいです。
セパレートのリポバッテリーだと厚さによってはアウターバレルとレシーバーの間にちょうど収まるので配線やコネクターの取り回しがしやすいです。
射撃。シャババババと軽快にブローバックします。リコイルはマルイの次世代に較べたら軽いですが、フルストロークで激しく前後するため痛快です。
初速は87~94m/s、サイクルは7.4Vリポバッテリーで秒12発程度。インナーバレルが長いですが初速は調整されているため撃った感じはCVとほぼ同じです。
@@@
フルサイズが高かったのでCVで妥協したのに今になって更に安い値段でフルサイズが来るとは思いもしませんでしたよ!CVに付属のノーマルストックや以前買ったキャリハンスコープを使えば普通のフルサイズG36にもできるし。
ただIDZストックはデザインがオモチャっぽいし動作もイマイチでここはちょっと残念な印象。レバーの軸が折れるという話もよく聞くので早めに軽く動くようにスープアップしてやらないと。
(上2つの写真はそれぞれストックを一番縮めた状態といっぱいに伸ばした状態で比較しています)
CVの方はKの長さにした時点で伸ばすのは諦めていたので、やはりCV~Vの長さ変更はパーツ交換でやるより銃ごと買った方が早いという事になりますね・・・
前回のお買い物でちょっと調査不足だったためパスしたものを追加で注文し、到着いたしました。
ここで買うとなぜかヤマト運輸がちゃんと仕事をしてくれない・・・午前中指定なのに13時になっても持ってこないのでちょっと電話口でキレました。前回も原因不明の1日遅れで正午ギリギリに持ってくる始末だし・・・
今回もオマケが入っていました。バラクラーバ?と思ったら忍者マスク!
さて届きましたるはレイルパネル。
FMAのACM FTM Rail Panelという商品。
ブラック/オリーブドラブ/ダークアース/フォリッジグリーンの4色のピースが8枚ずつ、計32枚入ったセットです。以前これと同様のマグプルPTSのレイルパネルを買った事があるのですが、4pで1000円くらいして「高いなぁ・・・」と思ったものですが、今回のものはこれで1500円。
2pずつピカティニーレイルに挟み込んで使用します。迷彩のように色を組み合わせるとオシャレ。
十字断面のRASハンドガードはそのままだとつかみにくいですが、これを装着する事で丸断面のハンドガードになります。ただしかなり太くなるのでやや好みが出るかもしれません。
次はこちら。AABBのCRRスタイルレイルカバーkeymod用。
内容はパネル6枚と取り付けネジ。
keymodのハンドガードに開いている穴に合わせてはめ込むようになっています。ただ剥がすと軽く外れてしまうので・・・
固定用のネジを使用します。
このように取り付けて・・・
穴の大きい側に差し込み、狭い方へスライドさせます。
スライドさせた後ネジを締め込んで固定。ネジはかなりギチギチに締め込む必要がありますが、締め込めばガッチリ取り付きます。9インチのkeymodハンドガードなら6枚を左右と下面に取り付けて丁度全部の穴をカバーするようになります。スリムさは良いけど握るにはちょっと細すぎるかなぁ・・・というkeymodハンドガードもこれで程よく握りやすい太さになります。
ただ色はフォリッジグリーン(FG)ですがマグプルのFG色とは大分違う色合い。
こちらは今回の本題。
マルイのEG1000ロングモーター(上段)、SHSアルミピストンヘッド(中段左)、ELEMENTフルスティール赤ピストン(中段右)、SHS13:1スーパーハイスピードギア(下段)。
ピストンはボディが樹脂製でラックギヤが全て金属歯になっている強化タイプ。引き始めの1枚がカットされた高サイクル対応の14枚型です。何でELEMENTかというと、定番なSHSの青いピストンが売切れてたので、そのとなりにあったやつ。ピストンヘッドはピンク色のアルミ製でスラストベアリングが付属するもの。
説明書も何もないのでどうやって組むんだろう?とググってみると、スラストベアリングはピストン内に入れて内側からネジ止めするようです。
スラストベアリングはここに接触するスプリングの回転方向の動きを相殺するためのもののようです。スプリングの後方に掛かるスプリングガイドもベアリング内蔵のものに換えるとなお良いのでしょう。
というわけでS&T BABY M4のメカボックスを開きます。このメカボックスは見た目が頑丈そうでポテンシャルが高そうに見えます。はてさて・・・
元々入っていたギヤとSHS13:1スーパーハイスピードギア。ギヤ比が違うため歯車の大きさの組み合わせが異なっています。
ピストンの比較。元々14枚の全金属歯なのですが、歯の幅が倍ほど違います。本音はこの標準ピストンを壊したくなかったので、壊れてもいいように買ったのが赤い方・・・
前回開けた時ほったらかしだったのでベアリング軸受けをメカボックスに接着します。ただこのベアリング軸受けはメカボックスの外側に0.5mmほど突き出すので外側を押さえた時にうっかり押し込んで接着を剥がしてしまいがち。
ギヤを置いて調整。といってもあまり調整するほどでもなく、セクターギヤだけちょっと左右に緩かったのでその右側にシムを1枚足すだけで十分な感じ。
組み上げます。本来ならセクターカット(セクターギヤの歯を端から1~2枚切る)をやっておくと良いのですが、あまり高サイクルにならないなら必要でもないというし、まずはそのままで様子見。ギヤは鉄製なので切るのも大変。(マルイのハイサイクル電動ガン用のギヤは元々引き側が2枚・解放側が1枚切った状態になっているようです)
モーターは標準のものからマルイの標準モーターであるEG1000に交換します。海外製の電動ガンのモーターは本国仕様の強力なスプリングを引くために高トルク型のモーターが入れられており、高回転が苦手。そのためバランスが良く平均性能の高いEG1000に交換するのが定番。おサイフと相談してより高速型なEG30000(マルイのハイサイクル電動ガン標準のモーター)に交換するもよし、高電圧バッテリーで強引に回すなら耐性の高い海外製の高性能モーターに換えるのもあり(マルイのモーターはあまり高電圧には対応していません)。
いよいよ初速&サイクルチェック。7.4V800mAのリポバッテリーで秒12発ほどだったのが17~18発に向上。
9.6Vニッケル水素バッテリーだと秒20発を超えます。マルイのスタンダード電動M4よりちょっぴり高サイクルになります。ただ、初速は80~94とばらつきがあり、どこかタイミングが合っていないせいで機密漏れしている時があるのかもしれません。
と、撃っていると何だか音がおかしくなり、あれっ?と思ってSEMIで撃とうとしたらロックしてしまいました。
やべぇ!これがもしや「ピスクラ」ってやつか!?
早速バラしに掛かりますと、シリンダーの吸気穴から見えるピストン前面が樹脂製。ピストンヘッドは穴より前にあり、ヘッド前面が後ろを向いています。
ピストンは後退しきった位置で固着しており、逆転防止ラッチのリリースも効かずメカボックスを開けるのが怖い!幸いメカボックスをちょっと開くとピストンだけが前進し、スプリングガイドが発射される事はありませんでした。止まったセクターギヤに引っ掛かってたんやねえ・・・
ピストンヘッドのネジが外れてピストンヘッドがシリンダー内に脱落していました。そういや内側から締めるネジ、あんまり強く締め付けてなかったような気が。
ラックギヤがやや傷付きましたが大したダメージではなさそう。スラストベアリングとネジの受け台の間で摺動がされず、スプリングの動きでネジが受け台ごと回される内にネジが外れてしまった、と推測。
スラストベアリングと受け台の間にグリスを塗り、ネジを力いっぱい締め込んでおきました。ネジロック剤を使うのが良いのでしょうが、そんなもの持ってないので・・・
組み直し、ちゃんと動作する事を確認。
@@@
ググり直してみるとこのレシピではこんなもんで、そもそも秒25だの30だのはもう少し突っ込んだ事をするか、高電圧なバッテリーを使うもののようです。やや物足りない上がり幅とはいえ確実にサイクルは上がったので良しとしましょうか。
#翌日追記
そういやバッテリーを充電してから結構経ってたのに気付き、満充電で再計測してみました。
リポ7.4V800mA満充電では秒19弱。
ニッケル水素9.6V1300mA満充電では秒23発まで行きました。このくらいの数字だと十分満足。
何か冴えないと思ったらバッテリーが充電してないとかしょうもないオチでしたが、それでもまだ手を入れる余地がいくらでもある状態でもこれなのですからまだまだポテンシャルを秘めていると思います。
ここで買うとなぜかヤマト運輸がちゃんと仕事をしてくれない・・・午前中指定なのに13時になっても持ってこないのでちょっと電話口でキレました。前回も原因不明の1日遅れで正午ギリギリに持ってくる始末だし・・・
今回もオマケが入っていました。バラクラーバ?と思ったら忍者マスク!
さて届きましたるはレイルパネル。
FMAのACM FTM Rail Panelという商品。
ブラック/オリーブドラブ/ダークアース/フォリッジグリーンの4色のピースが8枚ずつ、計32枚入ったセットです。以前これと同様のマグプルPTSのレイルパネルを買った事があるのですが、4pで1000円くらいして「高いなぁ・・・」と思ったものですが、今回のものはこれで1500円。
2pずつピカティニーレイルに挟み込んで使用します。迷彩のように色を組み合わせるとオシャレ。
十字断面のRASハンドガードはそのままだとつかみにくいですが、これを装着する事で丸断面のハンドガードになります。ただしかなり太くなるのでやや好みが出るかもしれません。
次はこちら。AABBのCRRスタイルレイルカバーkeymod用。
内容はパネル6枚と取り付けネジ。
keymodのハンドガードに開いている穴に合わせてはめ込むようになっています。ただ剥がすと軽く外れてしまうので・・・
固定用のネジを使用します。
このように取り付けて・・・
穴の大きい側に差し込み、狭い方へスライドさせます。
スライドさせた後ネジを締め込んで固定。ネジはかなりギチギチに締め込む必要がありますが、締め込めばガッチリ取り付きます。9インチのkeymodハンドガードなら6枚を左右と下面に取り付けて丁度全部の穴をカバーするようになります。スリムさは良いけど握るにはちょっと細すぎるかなぁ・・・というkeymodハンドガードもこれで程よく握りやすい太さになります。
ただ色はフォリッジグリーン(FG)ですがマグプルのFG色とは大分違う色合い。
こちらは今回の本題。
マルイのEG1000ロングモーター(上段)、SHSアルミピストンヘッド(中段左)、ELEMENTフルスティール赤ピストン(中段右)、SHS13:1スーパーハイスピードギア(下段)。
ピストンはボディが樹脂製でラックギヤが全て金属歯になっている強化タイプ。引き始めの1枚がカットされた高サイクル対応の14枚型です。何でELEMENTかというと、定番なSHSの青いピストンが売切れてたので、そのとなりにあったやつ。ピストンヘッドはピンク色のアルミ製でスラストベアリングが付属するもの。
説明書も何もないのでどうやって組むんだろう?とググってみると、スラストベアリングはピストン内に入れて内側からネジ止めするようです。
スラストベアリングはここに接触するスプリングの回転方向の動きを相殺するためのもののようです。スプリングの後方に掛かるスプリングガイドもベアリング内蔵のものに換えるとなお良いのでしょう。
というわけでS&T BABY M4のメカボックスを開きます。このメカボックスは見た目が頑丈そうでポテンシャルが高そうに見えます。はてさて・・・
元々入っていたギヤとSHS13:1スーパーハイスピードギア。ギヤ比が違うため歯車の大きさの組み合わせが異なっています。
ピストンの比較。元々14枚の全金属歯なのですが、歯の幅が倍ほど違います。本音はこの標準ピストンを壊したくなかったので、壊れてもいいように買ったのが赤い方・・・
前回開けた時ほったらかしだったのでベアリング軸受けをメカボックスに接着します。ただこのベアリング軸受けはメカボックスの外側に0.5mmほど突き出すので外側を押さえた時にうっかり押し込んで接着を剥がしてしまいがち。
ギヤを置いて調整。といってもあまり調整するほどでもなく、セクターギヤだけちょっと左右に緩かったのでその右側にシムを1枚足すだけで十分な感じ。
組み上げます。本来ならセクターカット(セクターギヤの歯を端から1~2枚切る)をやっておくと良いのですが、あまり高サイクルにならないなら必要でもないというし、まずはそのままで様子見。ギヤは鉄製なので切るのも大変。(マルイのハイサイクル電動ガン用のギヤは元々引き側が2枚・解放側が1枚切った状態になっているようです)
モーターは標準のものからマルイの標準モーターであるEG1000に交換します。海外製の電動ガンのモーターは本国仕様の強力なスプリングを引くために高トルク型のモーターが入れられており、高回転が苦手。そのためバランスが良く平均性能の高いEG1000に交換するのが定番。おサイフと相談してより高速型なEG30000(マルイのハイサイクル電動ガン標準のモーター)に交換するもよし、高電圧バッテリーで強引に回すなら耐性の高い海外製の高性能モーターに換えるのもあり(マルイのモーターはあまり高電圧には対応していません)。
いよいよ初速&サイクルチェック。7.4V800mAのリポバッテリーで秒12発ほどだったのが17~18発に向上。
9.6Vニッケル水素バッテリーだと秒20発を超えます。マルイのスタンダード電動M4よりちょっぴり高サイクルになります。ただ、初速は80~94とばらつきがあり、どこかタイミングが合っていないせいで機密漏れしている時があるのかもしれません。
と、撃っていると何だか音がおかしくなり、あれっ?と思ってSEMIで撃とうとしたらロックしてしまいました。
やべぇ!これがもしや「ピスクラ」ってやつか!?
早速バラしに掛かりますと、シリンダーの吸気穴から見えるピストン前面が樹脂製。ピストンヘッドは穴より前にあり、ヘッド前面が後ろを向いています。
ピストンは後退しきった位置で固着しており、逆転防止ラッチのリリースも効かずメカボックスを開けるのが怖い!幸いメカボックスをちょっと開くとピストンだけが前進し、スプリングガイドが発射される事はありませんでした。止まったセクターギヤに引っ掛かってたんやねえ・・・
ピストンヘッドのネジが外れてピストンヘッドがシリンダー内に脱落していました。そういや内側から締めるネジ、あんまり強く締め付けてなかったような気が。
ラックギヤがやや傷付きましたが大したダメージではなさそう。スラストベアリングとネジの受け台の間で摺動がされず、スプリングの動きでネジが受け台ごと回される内にネジが外れてしまった、と推測。
スラストベアリングと受け台の間にグリスを塗り、ネジを力いっぱい締め込んでおきました。ネジロック剤を使うのが良いのでしょうが、そんなもの持ってないので・・・
組み直し、ちゃんと動作する事を確認。
@@@
ググり直してみるとこのレシピではこんなもんで、そもそも秒25だの30だのはもう少し突っ込んだ事をするか、高電圧なバッテリーを使うもののようです。やや物足りない上がり幅とはいえ確実にサイクルは上がったので良しとしましょうか。
#翌日追記
そういやバッテリーを充電してから結構経ってたのに気付き、満充電で再計測してみました。
リポ7.4V800mA満充電では秒19弱。
ニッケル水素9.6V1300mA満充電では秒23発まで行きました。このくらいの数字だと十分満足。
何か冴えないと思ったらバッテリーが充電してないとかしょうもないオチでしたが、それでもまだ手を入れる余地がいくらでもある状態でもこれなのですからまだまだポテンシャルを秘めていると思います。
引き続きG&G CM16 Carbine Lightの分解です。
取り出されたメカボックス。マルイのVer.2互換タイプです。ただ前回のS&Tのものと較べネジが六角ネジでメカボックスの左側から刺さっています。
右側。こちら側にネジはありません。
まあどっちでもいいので、逆転防止ラッチをリリースしましょう。メカボックス下側のモーターの刺さる穴の奥、後ろ側に見える逆転防止ラッチを引っ掛け棒を使って手前に引き、カシャッと音がすればOK。
メカボックス前方下側に分解防止の封が貼られているので引っぺがします。買った店もう無いし。
メカボックス左側を上にして上側の短いネジ4本、それ以外の長いネジ4本を抜きます。
メカボックスをひっくり返して右側を上にし、メカボックスを開けます。スプリングガイドが射出されてしまいました。
メカボックス内部はマルイ製とよく似ています。前回のS&Tのものはもっとムク部分が多くて重いVer.2の強化タイプで、どちらかといえば89式小銃用のVer.8の中身に近いものでした。
ギヤにはG&Gの刻印が入っています。
シリンダー周り。この辺りはマルイのものと大差ないか。
スプリングは不等ピッチの長いものが入っており、切った跡などはありません。初速は0.2gで91m/sほどなので輸入する際に交換されていたにしてもわざわざ不等ピッチのものを入れるだろうか?ともあれスプリングは買っておいたのですが元々入ってるものの方がモノが良さそうです。
シリンダー下のタペットプレートに掛かっているスプリングを外します。
シリンダー付近のパーツを取り出したところ。ピストンヘッドは特徴的な前面形状をしており、金属歯は掛かり始めの1枚だけ。
ノズル長は21mmとちょっと。
軸受けはメタル軸受けでシムはスパーギヤの左右に1枚ずつ、べベルギヤの右のみ1枚、セクターギヤの左に1枚・右に薄厚計2枚がセットされていました。ギヤ同士が結構スレててシャカシャカとフリクションがあるように感じるのでもう少し煮詰める余地がありそうです。
今回の本題として配線を後方配線に引き直します。まずは配線の上に掛かっているトリガーを外します。
前方に出ている配線の被覆1枚を適宜に剥いで後方へ引き直しますが、グリップ側に出る黒コードがだだ長くて後ろから出る配線が短いので・・・
赤コードを根元から延長し、グリップ側に出る黒赤コードを同じ長さになるようにすると、後方に出る配線が伸びました。
適宜にグリスアップしつつメカボックス内を組み直します。ギヤにはアンチウェアグリス、シリンダー周りにはセラグリスを使いました。潤滑性だけみればギヤ周りもセラグリスでよくね?と思いがちですが、ギヤ周りにセラグリスを使うと回転慣性で全部飛んでメカボックス内がグリスまみれになってしまいます(以前CYMAのAK47の時にそうなりました)ので、ギヤ周りは粘度が高く慣性で飛びにくいアンチウェアグリスを使った方がよいでしょう。逆にシリンダー周りにアンチウェアグリスが付くと抵抗になりパワーダウンしたり過負荷になったりするので、アンチウェアグリスがシリンダーの方へ飛ぶほど大量に盛り付けないように留意する必要はあります。
メカボックスを閉じ、ひっくり返して左側を向けてネジを締めます。不等ピッチの長いスプリングだとメカボックスを閉じるのに苦労するものですが、今回は収まりが良く比較的すんなり閉まります。
ロワレシーバーにトリガー辺りから差し込むようにメカボックスを収めます。
グリップを取り付け、モーターを差し込んで端子をセット。余った配線はモーターの前後にうまく収めます。
グリップパネルを取り付けます。モーターエンドの形状にグリップパネルの形状を合わせ、配線をより分けるようにして収めます。
一旦バッテリーを繋いで試運転。キャーという異音がしないか確認し、するようならグリップエンドのネジを締めたり緩めたりして調整します。調整しきれない場合はモーターエンドとグリップパネルの間に配線を挟み込んでいる場合があります。
ロワレシーバー後端に出ている部分を切ります。上画像だと無頓着にやっていますが、配線はのこぎりの歯がかすっただけでも困る事になるので前方へ引っ張りよせるなどしておきましょう。
切り足りなかった・・・
出っ張りは2.5cmくらい残っていれば十分なようです。
ストックチューブを取り付けますが、内部に入るD字型のパーツが所定の位置、角度からズレやすくて非常に手こずります。ドライバーは上画像のものより倍くらい長いやつを用意したいところ。
ストックチューブにちゃんと収まる気がしねぇ・・・
まあ無理だよね・・・
こんな事もあろうかと買っておいたストック。
CBIR TROYタイプストック。
バットプレートにあるスイッチを操作すると下ヒンジでバットプレートが開けられ、ストック下半分に収納スペースがあります。が、さすがにバッテリーが入るほど奥行きがなかった・・・
ヒューズボックスを撤去し、配線を切り詰めます。
ちょっとハンダ付けで手こずり、配線の柔軟性が無くなってしまった印象。メカボックスからコネクターまでシームレスにした方が良かったかもしれません。
ストック内の配線を通す穴へコネクターだけを出してみますが、伸縮させられなくなるのであまり実用的な取り回しではありません。
切り詰めても結局ストックチューブからははみ出るので、とりあえずこの状態で良しとし、ストックを縮めきるのを禁止にすれば、ストックを選ばずに使えるでしょうか。伸縮もある程度はできるのでいくらか実用レベルか。
後方が解決したので前周りを。アッパーレシーバーにアウターバレルを差し込みます。
バレルナットを締め込んで固定。幸いグラつきはありません。ただアッパーレシーバーは樹脂製なので締めすぎ危険だしここへ過大な負荷をかける事はそもそもよろしくありません。
ハンドガードを差し込みます。9インチだとアウターバレルはちょっと顔を出します。
レシーバーのアッパーレイルとは段差が出来てしまいますが、この辺は仕方ありません。
ガスブロックとガスチューブを取り付けますが、あれ?長さが足りない・・・
G&Pのガスチューブをジャンクから引っ張ってきました。こっちのが若干長いです。
ただ、ピン穴が合わない・・・
ミッドレングス用のガスチューブ(βプロジェクトの16インチバレルに付属のもの)だと一見うまくいってるように見えます。
アッパーレシーバーのガスチューブが刺さる穴は貫通しており、内側からはチャンバーの一片が刺さる穴なのでこちら側は軽く刺さる程度にとどめなくてはなりません。
G&Pのガスチューブをアルミテープとセロテープで太さ調整し前後に動かないようにして取り付け。
ハンドガードをあらためて取り付け、ネジで固定。レイルの角度をキッチリ合わせつつ緩まないようにするにはバレルナットとアウターバレルの間でシム調整が要ります。(シムはわざわざ専用のものを買わなくても薄いプラ版とかで十分でしょう・・・)
ハイダーを取り付けます。アウターバレルのネジは元と同じM14逆ネジなので、付けていたハイダーをそのまま継承します。CM16のハイダーはゴムのOリングで角度調整されているのでこのOリングをこちらに移してみましたがイマイチいい角度になりません。隙間が開くのも・・・
インナーバレル/チャンバーを差し込みます。
アッパーレシーバーとロワレシーバーを結合。
元の状態からはさほど軽くなったりはしていないのですが、重量バランスは若干後ろに寄った印象。バッテリー・マガジンを外した状態で2kg弱。
マグプルMBUSを取り付けました。無くても光学サイト載せれば良いのですが、やはりトップレイルのこの位置に何か付いてた方がバランスよく見える気がします。
KeyModに対応したパーツは今回一切買わなかったのでハンドガードには上面のレイル以外に何も取り付けられませんが、ハンドガードは丸断面で細身なので握りやすいし何もつけないのもこれはこれで良いかもしれません。
@@@
パーツから銃が生えるともいわれるM4地獄ですが地獄にもいろいろあり今回は正に「そのあまり使ってないM4、何かいじれそうじゃね?アッ」というパターンの地獄。外したマグプルパーツから銃が生えてこないように注意しなくては・・・
取り出されたメカボックス。マルイのVer.2互換タイプです。ただ前回のS&Tのものと較べネジが六角ネジでメカボックスの左側から刺さっています。
右側。こちら側にネジはありません。
まあどっちでもいいので、逆転防止ラッチをリリースしましょう。メカボックス下側のモーターの刺さる穴の奥、後ろ側に見える逆転防止ラッチを引っ掛け棒を使って手前に引き、カシャッと音がすればOK。
メカボックス前方下側に分解防止の封が貼られているので引っぺがします。買った店もう無いし。
メカボックス左側を上にして上側の短いネジ4本、それ以外の長いネジ4本を抜きます。
メカボックスをひっくり返して右側を上にし、メカボックスを開けます。スプリングガイドが射出されてしまいました。
メカボックス内部はマルイ製とよく似ています。前回のS&Tのものはもっとムク部分が多くて重いVer.2の強化タイプで、どちらかといえば89式小銃用のVer.8の中身に近いものでした。
ギヤにはG&Gの刻印が入っています。
シリンダー周り。この辺りはマルイのものと大差ないか。
スプリングは不等ピッチの長いものが入っており、切った跡などはありません。初速は0.2gで91m/sほどなので輸入する際に交換されていたにしてもわざわざ不等ピッチのものを入れるだろうか?ともあれスプリングは買っておいたのですが元々入ってるものの方がモノが良さそうです。
シリンダー下のタペットプレートに掛かっているスプリングを外します。
シリンダー付近のパーツを取り出したところ。ピストンヘッドは特徴的な前面形状をしており、金属歯は掛かり始めの1枚だけ。
ノズル長は21mmとちょっと。
軸受けはメタル軸受けでシムはスパーギヤの左右に1枚ずつ、べベルギヤの右のみ1枚、セクターギヤの左に1枚・右に薄厚計2枚がセットされていました。ギヤ同士が結構スレててシャカシャカとフリクションがあるように感じるのでもう少し煮詰める余地がありそうです。
今回の本題として配線を後方配線に引き直します。まずは配線の上に掛かっているトリガーを外します。
前方に出ている配線の被覆1枚を適宜に剥いで後方へ引き直しますが、グリップ側に出る黒コードがだだ長くて後ろから出る配線が短いので・・・
赤コードを根元から延長し、グリップ側に出る黒赤コードを同じ長さになるようにすると、後方に出る配線が伸びました。
適宜にグリスアップしつつメカボックス内を組み直します。ギヤにはアンチウェアグリス、シリンダー周りにはセラグリスを使いました。潤滑性だけみればギヤ周りもセラグリスでよくね?と思いがちですが、ギヤ周りにセラグリスを使うと回転慣性で全部飛んでメカボックス内がグリスまみれになってしまいます(以前CYMAのAK47の時にそうなりました)ので、ギヤ周りは粘度が高く慣性で飛びにくいアンチウェアグリスを使った方がよいでしょう。逆にシリンダー周りにアンチウェアグリスが付くと抵抗になりパワーダウンしたり過負荷になったりするので、アンチウェアグリスがシリンダーの方へ飛ぶほど大量に盛り付けないように留意する必要はあります。
メカボックスを閉じ、ひっくり返して左側を向けてネジを締めます。不等ピッチの長いスプリングだとメカボックスを閉じるのに苦労するものですが、今回は収まりが良く比較的すんなり閉まります。
ロワレシーバーにトリガー辺りから差し込むようにメカボックスを収めます。
グリップを取り付け、モーターを差し込んで端子をセット。余った配線はモーターの前後にうまく収めます。
グリップパネルを取り付けます。モーターエンドの形状にグリップパネルの形状を合わせ、配線をより分けるようにして収めます。
一旦バッテリーを繋いで試運転。キャーという異音がしないか確認し、するようならグリップエンドのネジを締めたり緩めたりして調整します。調整しきれない場合はモーターエンドとグリップパネルの間に配線を挟み込んでいる場合があります。
ロワレシーバー後端に出ている部分を切ります。上画像だと無頓着にやっていますが、配線はのこぎりの歯がかすっただけでも困る事になるので前方へ引っ張りよせるなどしておきましょう。
切り足りなかった・・・
出っ張りは2.5cmくらい残っていれば十分なようです。
ストックチューブを取り付けますが、内部に入るD字型のパーツが所定の位置、角度からズレやすくて非常に手こずります。ドライバーは上画像のものより倍くらい長いやつを用意したいところ。
ストックチューブにちゃんと収まる気がしねぇ・・・
まあ無理だよね・・・
こんな事もあろうかと買っておいたストック。
CBIR TROYタイプストック。
バットプレートにあるスイッチを操作すると下ヒンジでバットプレートが開けられ、ストック下半分に収納スペースがあります。が、さすがにバッテリーが入るほど奥行きがなかった・・・
ヒューズボックスを撤去し、配線を切り詰めます。
ちょっとハンダ付けで手こずり、配線の柔軟性が無くなってしまった印象。メカボックスからコネクターまでシームレスにした方が良かったかもしれません。
ストック内の配線を通す穴へコネクターだけを出してみますが、伸縮させられなくなるのであまり実用的な取り回しではありません。
切り詰めても結局ストックチューブからははみ出るので、とりあえずこの状態で良しとし、ストックを縮めきるのを禁止にすれば、ストックを選ばずに使えるでしょうか。伸縮もある程度はできるのでいくらか実用レベルか。
後方が解決したので前周りを。アッパーレシーバーにアウターバレルを差し込みます。
バレルナットを締め込んで固定。幸いグラつきはありません。ただアッパーレシーバーは樹脂製なので締めすぎ危険だしここへ過大な負荷をかける事はそもそもよろしくありません。
ハンドガードを差し込みます。9インチだとアウターバレルはちょっと顔を出します。
レシーバーのアッパーレイルとは段差が出来てしまいますが、この辺は仕方ありません。
ガスブロックとガスチューブを取り付けますが、あれ?長さが足りない・・・
G&Pのガスチューブをジャンクから引っ張ってきました。こっちのが若干長いです。
ただ、ピン穴が合わない・・・
ミッドレングス用のガスチューブ(βプロジェクトの16インチバレルに付属のもの)だと一見うまくいってるように見えます。
アッパーレシーバーのガスチューブが刺さる穴は貫通しており、内側からはチャンバーの一片が刺さる穴なのでこちら側は軽く刺さる程度にとどめなくてはなりません。
G&Pのガスチューブをアルミテープとセロテープで太さ調整し前後に動かないようにして取り付け。
ハンドガードをあらためて取り付け、ネジで固定。レイルの角度をキッチリ合わせつつ緩まないようにするにはバレルナットとアウターバレルの間でシム調整が要ります。(シムはわざわざ専用のものを買わなくても薄いプラ版とかで十分でしょう・・・)
ハイダーを取り付けます。アウターバレルのネジは元と同じM14逆ネジなので、付けていたハイダーをそのまま継承します。CM16のハイダーはゴムのOリングで角度調整されているのでこのOリングをこちらに移してみましたがイマイチいい角度になりません。隙間が開くのも・・・
インナーバレル/チャンバーを差し込みます。
アッパーレシーバーとロワレシーバーを結合。
元の状態からはさほど軽くなったりはしていないのですが、重量バランスは若干後ろに寄った印象。バッテリー・マガジンを外した状態で2kg弱。
マグプルMBUSを取り付けました。無くても光学サイト載せれば良いのですが、やはりトップレイルのこの位置に何か付いてた方がバランスよく見える気がします。
KeyModに対応したパーツは今回一切買わなかったのでハンドガードには上面のレイル以外に何も取り付けられませんが、ハンドガードは丸断面で細身なので握りやすいし何もつけないのもこれはこれで良いかもしれません。
@@@
パーツから銃が生えるともいわれるM4地獄ですが地獄にもいろいろあり今回は正に「そのあまり使ってないM4、何かいじれそうじゃね?アッ」というパターンの地獄。外したマグプルパーツから銃が生えてこないように注意しなくては・・・