~趣味の世界~
S&TのBABY M4は短くて良い(重いので軽便とか取り回しが良い、とは言えないのですが)ものの、十字断面のRASハンドガードが握りづらくてどうにも勘弁ならず、試しにマグウェルグリップを付けてみたものの違和感が増えただけでした。


もちろん人によって合う合わないがあるのですが、レイルカバーだとハンドガードが太くなりすぎるし、フォアグリップは何を付けてもマグウェルをつかむのに比べて違和感が拭えませんでした。特に左右のレイルはどの銃でも標準装備されていたら速攻で外しちゃうタイプなので、固定で握る部分にもガッチリ付いていると非常に邪魔・・・


そこでトップレイル以外はオプションとなっているKeyModハンドガードの登場です。少し前にG&GのCM16に9インチのKeyModハンドガードを取り付けましたが今回は7インチ。5KUのNSR Keymodハンドガード7”です。


KeyModのハンドガードはどれも似ていて見分けがつかね・・・他社のものと比べると微妙に穴の数やら形に違いがあります。


ノベスケのマークや刻印が入っています。


ネジを外すとバレルナットが出てきます。


ハンドガード単体では115g。


バレルナットとネジも込むと207gです。


それでは早速取り付けにかかりましょう。銃からサプレッサーとフォアグリップを外します。


ハンドガードの下後方に2本あるイモネジを緩めます。


ハンドガードをグルグル回して緩めてゆきます。


ハンドガードが外れました。


バレルナットを外します。おっとアウターバレルは抜かなくてもいいんだった。


こちらのハンドガードとバレルナットは155g。サプレッサーの重さもあるのですが、ハイダーを取り付けるのでイーブンくらい?


Keymodハンドガードのバレルナットをねじ込みます。


Keymodハンドガードを取り付け、ってあれー?盛大な隙間が。


バレルナットの向きが逆でした。何で前後どっちにもネジ切ってあるんだろう?外側に一本溝がある方が後ろになります。


でもちょっとだけ隙間が開く・・・これは仕方ないかな。アッパーレシーバーの方のネジ切りによって変わるので、このハンドガードは隙間が開くからダメだ、というわけではありません。隙間は開くもののレイルの高さは大体丁度良いです。ただしこれもアッパーレシーバーとの相性次第。


ハンドガードを差し込みます。


元のハンドガード+サプレッサーの長さと近い長さになっています。さてハイダーは何をつけようか・・・


ライラクスのファットサプレッサー100を取り付けてみたところ。中々丁度良いのですが、このサプレッサーはL96に使ってるので・・・


余り物でいってみましょうか。左のハイダーは基部が太くて長い銃にしか似合わないので長らくマルイM4に使っていましたがカッチョイイMB556ハイダーに換えてしまったので浮いていました。ハイダーのネジが正ネジなので真ん中のKMの変換アダプター、右が同じKMの延長アウターの短い方。


ハイダー部分だけハンドガードの先に顔を出す形になりました。


元のハンドガードに付いていたナイツタイプのフロントサイトを移設。


と、ハンドガードのネジ留め穴が丁度いい位置に来ないのでバレルナットがやや緩めに締まっており、持ってひねると簡単に回ってしまいます。


レシーバー側のレイルと一緒に何か挟むレイルアクセサリがあれば・・・と取り付けたマグプルRSAレプリカ。


持ってみるとRSAが親指をかけるのに丁度いいような、もうちょっと前にあってほしいような、単に邪魔なだけなような・・・


レイルアクセサリを付けたくなった時のために、5KUの9スロットレイルセクションを1個買っておきました。


金属製(アルミ?亜鉛合金?)でネジが3つ付いています。このネジは一見ネジ頭になにも掘って無いようにみえます。


重さはネジ込みで37g。ポリマーレイルに較べると重さを感じますが、十分軽量な方でしょう。


ネジ頭には何も掘ってありませんが、ネジの先端の方に六角穴があり、レイルの裏側からネジを挿して表側から六角レンチで回す事が出来ます。


ハンドガードへ取り付ける時はレイル裏側にネジ3個を緩く挿しておいて「Keymod穴」にあてがいます。


差し込んで前方にずらし、レイルの裏にある丸い突起を隣りのKeymod穴の大きい側にはめるようにしたら六角レンチでネジを締めて固定します。


Keymodハンドガードは細いためバレルナットのある位置にはアクセサリを付けられないのでレイルを付けてもハンドガード後端から遠のいてしまいます。レイルのネジ後ろ側1個を外すとKeymod穴1個分だけ後ろに寄せる事ができます。


1個分ずらす事でギリギリマグウェルグリップがつけられるようになりますが、グリップのネジがレイル後端より後ろなので固定が緩い事、レイルのネジ後端側が無いのでグリップをゆするとグニャグニャしているのがネック。無理して取り付けなくてもよいかもしれません。


MP5A3というか、KG9というか・・・そんなシルエット。


ハンドガードの回転止めに付けたRSAが邪魔で勘弁ならなくなったので別の方法で固定する事を考えると、バレルナットの上側の穴にネジピッチの同じネジをねじ込んでアウターバレルに固定するのが丁度良さそうです。このネジは多少飛び出ていてもガスチューブの通る部分に逃げるのでハンドガード内側に干渉する事はありませんが、このためにガスチューブは取り付けられなくなります。ガスチューブを取り付ける場合はイモネジを使うのが良いでしょう。もしくはハンドガード外側からバレルナットに固定するネジを1本だけ長い物に換える手もあります。


@@@



長中短の中短の差が少なくなってしまったものの、握りにくさは大幅に改善されました。ウチのM4ズも段々いじるところがなくなってきましたよ。

引き続きCYMAのAK47タクティカル(CM.039C)の作業を進めてゆきます。
前編でパーツを色々置き換えつつメカボックスのトリガーまで組みあがりました。


元のフルシリンダーではハイサイクルには吸気が追いつかないので加速シリンダーに換えます。ライラクスのステンレスハードシリンダーF、対応するインナーバレル長は200~110mmとなっています。


シリンダーヘッドは元のものを流用。シリンダーの横に開いている穴は吸排気を行う穴で、そこからシリンダーヘッドまでがシリンダー容量の有効範囲となります。


シム調整が終わったギヤにグリスを盛って配置してゆきます。グリスは回転の中心付近にはセラグリス、外側に近い部分には粘度の高いアンチウェアグリスを使いました。全部セラグリスだと外側に近い歯車に盛られたグリスが回転慣性でメカボックス内に飛んでしまいます。


シリンダーとシリンダーヘッドも交換。


SHSの14枚フルスチールピストンと、どこのかわからないアルミピストンヘッド。青い。


ピストンは定番パーツなのですがピストンヘッドはネジが六角レンチを要するやつでちょっと面倒臭そうです。


六角レンチが届きません・・・


ピストンの横穴からレンチを斜めに挿して強引に回しました。横穴開いてないピストンだったらお手上げだったろう・・・


シリンダーに通してみるとスッカスカでちょっと不安。シリンダーの内径が大きいのか、ピストンヘッドのOリングの径が小さいのか・・・

組みつけます。スプリングとスプリングガイドをメカボックス内に収める時が面倒臭いです。


メカボックスを閉じてネジを締め、天面のプレートを差し込みます。


モーターに端子を接続。FET付けなかったらEG1000Sにハンダ付けしなきゃならなかったのか・・・


バッテリーを繋いで試射。


キュ!ク・・・ク・・・とピストンが後退した状態で止まってしまいました。


1発も撃ててないのでピストンにダメージはなく、ヘッドも外れたりしていません。


スプリングを縮めきった時の長さが長すぎるのかなぁ・・というわけで等ピッチのスプリングに交換してみます。ZCレオパルドのM90スプリング。


スプリングとスプリングガイドをメカボックス内に収めるのが面倒臭い・・・


キュ!ク・・・ク


解放のタイミングを早めたらいいのかなぁ・・というわけでセクターギヤを取り出してギヤの歯を削り取る「セクターカット」を行ってみましょう。削るのは定番な引き側1枚・解放側2枚。


簡単に申しますがマルイ純正の亜鉛合金のギヤみたいにニッパーでちょん切れるようなものではなく、こちらは鉄製の強化ギヤです。プラモ用の安いリューターでは全く話にならなかったのでヤスリでガシガシ削り落とします。ヤスリは折れて長さが2/3ほどになった四半世紀前から愛用している普通の平/丸ヤスリ。つらい。


2枚目、手が痛い、つらい。


3枚目。や、ヤッター!


セクターカットは1枚落とすと初速が5m/s下がるという話ですのでスプリングを強化。ZCレオパルドのM100スプリング。


スプリングとスプリングガイドをメカボックス内に収めるのが・・・ああ本当に・・


組み上げます。さあどうだ。


何で・・・


バッテリーを9.6Vに変えてやってみるとキュパン!キュパン!と動作しました。何だよ!バッテリー上がってただけかよ!


解決したのでセレクターパーツやトリガー後ろのカバーパーツを取り付けます。


メカボックスをレシーバーに収め、セレクターレバーを取り付けてグリップを取り付けます。AKのメカボックスってM4みたいにピンで3か所固定とかじゃなくてセレクターレバーの軸で右側1か所とあとはグリップ下のネジでしか固定されていないのですよね。


後ろが解決したので次は前側。チャンバー左右のネジを外してインナーバレルをフロントセクションから引き抜きます。


この銃のインナーバレルは普通のAK47と同じ455mmもありハイサイクルには向かないので短いものに換えます。


台湾のWE(ガスブローバックの長物が有名ですね。電動ガンもあります)製の真鍮インナーバレルで長さは257mm。シリンダーの対応長に対してやや長いですがこれ以上短いのが無かったんだもの・・・


チャンバーパッキンもマルイ純正のに換えておきましょう。左がマルイ純正、右が元々付いていたものです。形は右のがPDIのWホールドチャンバーパッキンに似ていますが、ここは形も大事ですが素材が一番大事。じゃなきゃマルイ純正のこの平凡な形が定番になってないって。左にある小さなパーツはマルイ純正パッキンに付いてくるホップの押しゴムですが、銃の方には以前ここを触った時に脱落させてしまったのか入っておらず、ホップが効いていない状態だったようです。(何か、イマイチ飛びが悪いとは思ってたけれど・・・)


257mmだとハンドガードの前端くらいまでしかインナーバレルが来ていない事になります。アウターが無駄に長いので外に出るまでにアウターバレル内に当たりそう。


銃を組みたてます。FETユニットは何も考えずに出すとバッテリースペースを占有するので前方のガスパイプ内へ収めてコネクターだけリヤサイト下から出した方が良いでしょう。


初速チェック。銃口から弾がジャラジャラこぼれてきます。たまに飛ぶと初速は驚きの10m/s前後。ダメだこりゃ!


絶対シリンダーとピストンヘッドがスカスカだったからだって!シリンダーを元のフルシリンダーに戻します。


40m/s程度には上がりましたが、まだ10歳以上用レベル。


元のピストンは15枚ギヤで引き側2枚目がカットされていない普通のタイプなので少々不安があります。幸いピストンヘッドは分解できるものだったのでSHSのピストンにこのピストンヘッドを取り付けました。ピストンヘッドの前側からネジが刺さり、ピストン内側の四角形のナットで留められていました。規格にそった形状のようでピッタリ取りつきます。


試射・・・と思ったらスイッチの配線が1本もげていました。もげた状態でも普通にセミオートで撃てるんだけど、何ででしょう??とりあえずもう一度バラしてハンダ付けし直しました。


@@@



劣化していなければいじる前に最後に計測した時は8.4Vで初速90m/s・サイクルは秒13発程度でした。結果初速は80ちょっとに下がり、サイクルは7.4V1200mAhのリポバッテリーで秒18弱。まだまだいじる余地がありこれで終わる気はありませんが、無駄なお買い物は無かった事にできません。センス無いのかなぁ俺・・・

CYMAのAK47タクティカル(CM.039C)がウチにはあるのですが、なんちゃってRPK状態にしたところであまりいじる気にもならなくなりそのままろくに撃ったりもせず放置状態なのでこれを少し触る気になるくらいにしよう、というのが今回の趣旨。


銃自体は今は亡きBBキングで2012年頃に買ったもの。セミで撃っているとトリガーがロックしてしまう症状が出るのでメカボックスを開けて分からないなりに調整しつつスプリングだけ交換、あとはアウターバレルのロング化とストックを換えたくらしかしていません。セミの調子が悪いならフルで撃てばいいじゃない、という事でこの姿なのですが、RPKと比べるとアウターバレルが細くて貧相だし、今は同じCYMAからこの銃にちょっと足した程度の金額で買えるRPKがあるんですよね・・・


さてメカボックスを取り出します。取り出すのは比較的楽なんですが、戻すのが面倒臭いのがAK。


モーターホルダーやセレクターパーツなどを外します。トリガー後ろにあるカバーパーツも。


Ver.3メカボックスなのでメカボックスの上を留めている鉄板を引っこ抜きます。


メカボックス左右を留めているネジは4本。長さは3種類あり上画像を参考に。


メカボックスを開けます。あまり慎重に開けなくても大丈夫。


スプリングだけはライラクスのMS90に換えてありますが、他は変えていません。シム調整は理屈を理解せずにとりあえずブレなきゃいいんだろ、と思っていたのでめっちゃ枚数重ねてハメてありました・・・


今まではいじらなかったスイッチ周りも外します。まず上側にあるスプリングを外し、


スイッチ前面と左面にある小さなネジを外してプラ製の小パーツを外すと金具とそれにハンダ付けされた配線が外れます。


外れました。配線はメカボックス左側のスイッチ周辺の穴をくぐっているので、組む時は配線をここを通してからになります。


トリガーとカットオフレバー、メカボックス左側の外側に取り付いているセレクタープレートを外します。軸受けも。スプリングなどは失くさないように注意しましょう。
メカボックスは元々盛られていた緑色の通称「エイリアングリス」とタミヤのセラミックグリス、それにシリコンオイルが混ざったものでギトギトになっていたので全部キレイに拭き取りました。中性洗剤で洗っても良いのですが、完全に油気を飛ばしてしまうと摺動部分などに傷が付いたところから錆び(アルミや亜鉛合金も錆びます)が出やすくなるのでなるべく洗った後は早めに軽くシリコンオイルで拭く程度のコーティングがあった方が安心です。(とはいえ鉄ほど神経質に錆びに注意する必要はありません)


定番パーツ、SHSの13:1スーパーハイスピードギアを今回も使用します。


元のセクターギヤ(右の銀色のもの)との比較。よく見ると元のセクターギヤは軸周りにあるカットオフレバーを動かす楕円形のカムが欠けていました。セミオートがロックしたり、高電圧バッテリーを繋ぐとセミが2バーストになったりしてたのはここが欠けてカットオフレバーの動きが悪くなってたからかもしれません・・・


厚みは元のギヤの方が厚いです。タペットプレートを動かす突起が元のギヤとでは大きさが違いますが、セクターチップとかつけなくて大丈夫だろうか?


元々ついていた軸受けはプラス型の溝が付いたもので、これはこれでグリス切れを防止してくれて良いのですが、折角なのでベアリング軸受けに換えてみます。今回のものには7mmのものが適合します。
電動ガン用の軸受けはマルイが純正で多用しているプラ軸受け、海外製に多い金属製でグリス溜めの溝があるものや、潤滑性のある材質を混ぜ込んで成型されているオイルレスメタル、そしてベアリング軸受けがあります。それぞれに長所短所があり、ヘビーユーザーには頑丈なメタル軸受けが適していますが、ライトユーザーならコストの安いプラ軸受けで十分だったり、高価だけれどスムーズさに優れるベアリング軸受けが向いています。ただしベアリング軸受けはヘビーユースだとベアリングの球が高負荷ですり減ってガタが出たり、粗悪なベアリング軸受けはそれが早期に発生したりと、良い面ばかりではありません。


さて取り出したSHSの7mmベアリング軸受けですが、6個中2個の外見がなんか違う・・・中心に入っているパーツが2つだけ逆についていますが、機能上問題無いとはいえどうも気になってしまう。


ベアリングをメカボックスに差し込むと0.5mmほど外側にはみ出ますが、元の軸受けもそうなので問題ありません。はみ出た面に重なっているセレクタープレートも元々ベアリングと重なる部分は削られています。


セレクタープレートは以前調整としてカットオフレバーを動作させる位置をわずかにカッターで削っているのでリフレッシュとしてSHSのVer.3メカボックス用のセレクタープレートを用意しておきました。


と思ったら、あれー?何かいらん部分が付いてる・・・Ver.3メカボックスを共用する銃のうちスイッチも操作するもののためにこの延長部分があるようです。なので元々付いていたセレクタープレートにこの部分が無い場合に置き換えで使うならこの部分は切り飛ばしてしまって良いでしょう。


ただ、いざハメてみると微妙に合わないのかスライド可動してくれません・・・今回はどうしても置き換えたいわけではないのでパスして元のセレクタープレートをそのまま使用します。


次にカットオフレバーを交換。SHSのVer.3用カットオフレバー。


上の銀色のものが元のカットオフレバー。カットオフレバーは上側のスプリングで水平位置に保持されており、セクターギヤのカムによって左側のアームが押し下げられ、一方でシーソーのように右側のアームが持ち上がります。セレクタープレートがフルオートの位置にスライドすると右側のアームが持ち上がった状態で保持されるので、持ち上がってる状態でのみ発射動作が行われるのでしょうか。


取り付けたところ。すぐそばの軸受けが出っ張ってて干渉してるように見えますが、そちらの方向へは動かないので問題ありません。


シム調整をしながらギヤを乗せてゆきます。まずスパーギヤを乗せて手でコマを回すように回してみて回転に干渉が無ければそのまま、コリコリと干渉があったので薄いシムを置いてもう一度回してもまだコリコリするので一段厚いシムに換えてもう一度回すとスムーズになったので次はセクターギヤを置いて回します。僅かにスパーギヤと擦れているので薄いシムをセクターギヤの下に置いて回してみるとまだ擦れるので一段厚いシムに換えてもう一度回すとスムーズになったので次はベベルギヤを置いて回すとスムーズなのでそのまま。これで左側のシム調整ができました。左側はとにかく最少にし、左右の軸受け間でのガタは右側で行うのが良いそうです。


左側のシムが決まったらメカボックスを閉めて角ギヤを揺すってカタカタ左右に動くようならシムを足します。スパーは動かなかったのでそのまま、セクターとべベルは少しカタカタするので薄いシムを1枚ずつ置いてまたメカボックスを閉じでギヤを揺すり、まだカタカタするので薄いシムをもう1枚ずつ置いてメカボックスを閉じるとガタがなくなりました。
しかしメカボックスのネジを締めてみるとギヤの回りが渋々なのでシムを1枚ずつ外してもう一度メカボックスを閉めてネジを締めてみると軽くは回るものの若干左右にカタカタが残るような・・・?でもこのくらいで十分なのでしょう、とこんな感じでシム調整を行いました。
私の場合面倒臭がりなのでかなり簡略化して結果を大雑把にしていますが他所の動画だとやはりちゃんと手間暇掛けてやるのが正解ではないかと思います。

↓皆様はこちらを参考に。



モーターは定番マルイのEG1000に交換。Ver.3メカボックスなのでショートタイプのEG1000Sです。


元々付いてたモーターも黒い缶に青いエンドベル。ただこのモーターは端子を使わずに直接ハンダ付けしてありました。


EG1000Sにはスプリングが2つ付いていますが今回使うのは小さい方。パッケージの外から見えない部分にAK・ステアー・トンプソンは小さい方、G36Cは大きい方と注釈が書かれています。


何かおかしくね?


こうでした。


モーターホルダーごとメカボックスに当ててみて、ピニオンの位置を見たところ。上の方の動画だとベベルギヤの端までピニオンがピッタリくる位置がベストですが、1mmほど余った状態に留めておきました。理由?何となく・・・


今回はAPSのFETキットを用意しました。
FETとはField Effect Transistor(電界効果型トランジスタ)の事で、通常の電動ガンのトリガースイッチはバッテリーからモーターまでつながる大電流をそのまま機械的に通電/カットしているためスイッチでのスパーク発生によって電極焼けが起きやすいため果ては電極焼けによって通電不良をおこします。
そこでトリガースイッチではON/OFFの判断のための小電力のみを流し、大電力はFETユニットを介して通電/カットを行うようになるのでスイッチ焼けがほぼなくなる、というのがFETの特色。


FETキットはスイッチのメス側にはんだ付けされた配線と、そことつながる配線とバッテリー方向へのコネクターと配線が生えたFETユニット、オス側のスイッチがセットになっています。ただ、この製品はVer.2用のスイッチが付いており、Ver.3メカボックスに使うにはハンダ付けをやりなおさなければなりません。(APSのFETキットはVer.3用も別にちゃんと売られているのですが・・・)


とはいっても難しい事ではなく、ハンダをコテで熱して配線を外して別のに付け直すだけの事。


銃に付いてたVer.3メカボックス用のスイッチの端子にFETのスイッチ配線を付け直しました。どっちが+-とかはないのでとりあえず付ければOK。


前述のようにメカボックスにスイッチを組む時はまず配線をメカボックス左パーツのスイッチの取りつく位置の穴に通してからスイッチを組みたてます。


端子をスイッチに収めて小パーツをネジ留めして固定し、オス側スイッチを収めてメカボックスにあてがい、スプリングを取り付けてスイッチの取り付けは完了。


トリガーは3パーツで成り立っており、これをスイッチの後方へ取り付けます。


スプリングは先に置いた方がやりやすいでしょうか。上画像のスプリングのヒゲの前からトリガーを差し込みに掛かります。


銀色のパーツの上の突起がオス側スイッチの後ろにハマるように取り付けます。



@@@後編へ続く@@@



スタンダードAK用とG36用のマガジンです。


お座敷のくせにマガジンいっぱいってのもアレですがウチには同じものが2個以上ある方が稀で、要するにコレクション的なもの。


まずはAK用から。UFCのAK Bulgaria standard 170連マガジン(C105)です。
「ブルガリア AK」でググってみると確かにこんな形状のマガジンを装備しています。


スプリング式のいわゆるノマグなのですが、装弾数は170発と多弾マグほどではないものの十分な装弾数があります。そして安い・・・


半透明スモークのマガジンで、残弾が視覚的に確認できる便利なマガジンです。


右のちょっと色が濃いものは以前買っていたマグプルPTSのAK P-MAGです。マグプルPTS製品は最近では色々あってあれだけいっぱいあったのにすっかり市場から消えてしまいました。なので今回のものはコピー品かと思ったら、よく見るとスプリングの通るルートが違います。


マガジン上部のリップ周辺。右は削り過ぎて弾が止まらなくなってしまったのを補修しているためプラ板が貼ってありますが、マガジンフォロワーの先端が丸だったものがくぼんだ形状に変わっています。


底部。底部のこの黒いパーツはカラーバリエーションがあり交換可能でしたが、中央の穴と突起の形状が変わっており互換性はなくなっています。


マルイ次世代AKS74Uにハンマーズのマグパイプを装着していますが、そのままでは刺さりきらずマガジンキャッチが掛かりませんでした。


マガジン側の加工を最小限にすべく銃側を多少調整(マガジンキャッチとレシーバーの間にワッシャーを噛ませ、マガジンキャッチも適宜に削っています)しているものの、マグウェル内側後端にわずかに突き出ているメカボックスが干渉しているのでマガジン側を若干削れば入るハズです。


スタンダード電動のAK、ウチのだとCYMAのAK47タクティカル(CM.039C)だとピッタリスムーズに装着できました。モダナイズAKにはよく似合うマガジンです。



さて次はG36用を。
G36用PMAG型300連フラッシュマガジンDEです。


こちらもお求めやすい価格。


DEはダークアース。ウチにあるG36はこだわりのDEカラーなのですがマガジンが黒いものしかなかったのでここもやはりDEカラーにしなくては。


マグプルP-MAGのG36系用を模していますが、多弾マグなので窓はふさがれています。


マガジン上部後方に開閉する扉があり、ここからBB弾をジャラジャラとながしこみます。


マガジン底部。多弾マグといえばゼンマイ巻きですが、このマガジンは底部に露出した歯車をカリカリ巻くのではなく、農機具のエンジンのスターターのようにヒモを引っ張ってゼンマイを巻く仕組みになっています。


このようにツマミを引っ張るとカカカカカカっと手応えがあり、2~3回ほど引っ張れば全弾給弾できるようです。


マルイのG36ノーマルマガジンと。


G36のマガジンはゴツくて太いイメージですが、P-MAGは銃に装着した時に外に露出する部分がM4用のP-MAGと同程度の幅しかなく非常にスリムに感じます。クリップの突起も無いのでマガジンポーチへの収まりも良いというメリットもあります。


S&TのG36へ装着。G36のマガジンはマグウェルにぶつかる位置にリブがあって強めに差し込まないとロックが掛からないのですが、このマガジンはスムーズに刺さるため「え?ちゃんとロックされた?」とついマガジンを揺すって確認してしまうほどすんなり装着できます。もうちょっとカチッと手応えがあってもいいくらい。


マガジン前端やマグウェル前端の掴み心地は、マガジンの幅が細くてM4マガジンアダプターを装着している時の感じに似ています。ただしあちらのようにマガジンはグラグラしていないので慣れればこちらの方が好感触かもしれません。



@@@




普段銃を立て掛けて置いてる時にも空のマガジンを挿して格好をつけておくのですが、どちらも空のまま飾り用にしておくのが勿体ないくらい、実用度においても十分なものです。

CAA MGRIP1タイプ マグウェルグリップです。


ノーブランド品で1360円でした。


ハンドガード下にフォアグリップを装着した場合、このように丸握りするか、


このように添えるかすると思うのですが・・・


コンパクトに構える方が楽なのか、気が付くと持つ場所がマグウェルの前だったりします。



だったらマグウェルに沿わせるフォアグリップを取り付けましょう、というのが今回の趣旨。


グリップ部左右にはゴムのカバーがはめられており、ライトやレーザーサイトなどのスイッチを収めてゴム越しに押す事でONできるようになっています。


レイルとの結合は1本のボルトで締結されますが、ボルトが太くレンチは結構な大きさのものを要求します。


取り付けたところ。ハンドガード下のレイルがかなりマグウェル側へ近い所まである必要がありますが、M4のロワレシーバー前端のマグウェルにおおよそ沿う形になっています。もちろんアンダーレイルさえあれば銃はM4系でなくともOK。


握り心地、というよりは添え心地と申しましょうか。フィンガーチャネルがあるので人差し指を前側に添えていますが、この人差し指と親指の居心地がやや悪く、人差し指をグリップ部に添えると小指が下にはみ出てしまいます。またここへ手を沿えるとストックのバットプレートを肩へ押し付ける力が加わり、それによって銃を安定させる働きももつので、ストックが無い銃だと右手の疲れが増える傾向にあります。


グリップは前後にもそこそこ太いので普通のフォアグリップとしても利用できます。ただし後ろ面のくぼんでいるところは親指を沿えるには下すぎるのでその上の角ばった部分を握る事になりやや握り心地が悪いです。


気が付くとレイルの溝にボルトで傷が付いていました・・・
できれば若干細いボルトとナットに交換した方が良いでしょう。


@@@




メインのグリップ同様にフォアグリップも人によって合う合わないがあるので実際に付けて試してみるしかありませんが、これくらい安いと気軽に試せるかと思います。


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